
自宅待機を経験して
ついに私も自宅待機を余儀なくされ、実際に自宅でPCと携帯電話だけで仕事をせざるを得ない状況を経験しました。
よく聞くテレワークが始まるんだぁとか、PCとネット環境と携帯電話さえあれば事務所で働くのとさほど変わらないんだろうなんて、たかをくくっていたんですが、
いざ実際にやってみると、なんだか変に焦るし、この疎外感ってなんだって思ったり、いろんな意味でもどかしかったり、何気ない一言に優しさを感じたり…。
味わったことのない空気感の中で過ごした気付きがいくつかあった数日間でした。
理屈じゃなく、当事者じゃないと分からない感覚ってあるものです。
きっと他のことでも当事者以外から見るとそれほどでもないように見えることも、当事者にとっては大きなストレスや耐え難いプレッシャーになってることもイメージしなければいけないんだろうと思います。
そして、今なんらかの事情で職場や地域や仲間から離れている人に繋がりを押し付けるのではなく感じてもらうことの難しさも痛感するところです。
「相手の気持ちを考えて行動しましょう。」、「他者の靴を履く」なんてことを耳にすることもありますが、エンパシーもいろんな捉え方が出来そうで悩みます。
ともかくいっぱいイメージして何かすることを選択、実行しなきゃ何も変わらない気がします。
今だから感じることかもしれませんが、この期間も私にとっては必要だったのかも。
そして、久しぶりに職場に復帰しました。目の前には問題が相変わらず山積しています。今一度視点を変えて考えてみようと思います。
私の中での修行は続きます。
優しい言葉をかけてくれた人達に感謝の気持ちを持って。
