「打つ?」「打たない?」~ウィズコロナ時代の選択
ついに、3回目のワクチン接種を予約しました。特に予定はないのですが、GW前には済ませておこうと考えました。予約券は早くから届いていたのですが、2回目までとは異なり、今回は少しばかりためらっていたのです。
1回目と2回目はファイザーだったので、3回目もと思ったら、ファイザーでは空きがほとんどなく、結果的にモデルナでスケジュールが調整できたので、そちらで予約することに。
ちなみに私の副反応は、1回目は患部が筋肉痛のような痛みと熱を少し持った程度。2回目も大丈夫だろうと甘くみていたら、接種の翌朝に39度近い熱が出て、その翌日の昼頃までは横になっていました。あまり高熱が出る方ではないので、かなりのけん怠感も伴い、正直言って参りました。そんな経験もあり、今回はためらってしまったのです。
予約した後、あらためて副反応の情報を調べてみると、3回ともファイザーの人とファイザー、ファイザーときて3回目だけモデルナの人とでは、後者の方が副反応が強いよう。
ある調査によれば副反応の発現率は、
【ファイザー】 発熱21.4% けん怠感 69.1% 頭痛55%
【モデルナ】発熱49.2% けん怠感78.0% 頭痛69.6%
いずれもモデルナの方が高いようです。
ただ、抗体値の変化については
【ファイザー】54.1%
【モデルナ】67.9%
オミクロン株に対する効果もモデルナの方が高いという結果が出ているそうです。副反応が強い分、抗体値も高いのでしょうか。九州大学では、「2回目の接種後に発熱した人ほど、ワクチン効果が高い」という研究発表もなされているようです。
https://www.nhk.or.jp/shutoken/newsup/20220221b.html
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/734/
2回目までに比べて接種のスピードは遅くなっています。1日あたり70万件との数字も公表されていました。これまでの副反応の経験や、コロナ自体の軽症化が言われる中にあっては、接種を躊躇される気持ちも理解できます。ましてや、子どもに対する接種は余計に慎重になることでしょう。
国内で新型コロナウィルスの感染者が確認されてから、もうすぐ2年半が経過します。この間、現在進行形でもあるのですが、世界中で猛威をふるい、私たちも日常生活や経済活動の面などでかなりの影響を受けてきました。亡くなられた方や後遺症に悩む方も少なくありません。
今後、コロナとの向き合う上で、各自の選択が求められる局面が増えるのでしょう。まん延防止等重点措置の対象であろうが、なかろうが、「食事や旅行を楽しむために、人の集まる場所に出かけるのか否か」「ワクチンを打ち続けるのか、または経口薬にするのか。あるいは、どちらもやらないのか」等々。
今後もウィルスの変異は続くのでしょうが、当初のような未知のものではなくなってきています。自己責任という言葉は適切ではないにしても、信頼できる情報を入手して、自分自身と身近な人の健康、命を守るために、最終的には自らで判断して対応する。ウィズコロナの時代では、そういった判断力や対応力を強く求められることになります。
『GoTo』あらため『ワクワクイベント』を政府が検討中とのことです。
旅行に行くも行かないも、外食するもしないも、政府に踊らされることなく、自らの判断力を養わないといけませんね。