自ら選択する時代~ワクチン接種
3回目のワクチン接種に行ってきました。
先日もお話したように、過去2回はファイザーで今回は初モデルナ。以前noteに挙げたように、「統計上、ファイザーよりも副反応の出現傾向が高いこと」「2回目の接種後の副反応が結構きつかったこと」から、今まで以上に覚悟して臨みました。覚悟するといっても、鎮痛剤と経口補水液を用意するくらいのものなのですが……。
「打つ?」「打たない?」~ウィズコロナ時代の選択
https://note.com/s_kohyama/n/n984cb7b0a77a
22日14時過ぎに接種を済ませ、現在この原稿を書いているのは深夜0時を少しまわったくらい。なんと、今回は患部が少し痛む程度で、発熱はもちろんけん怠感などもありません。まだ油断できないのかもしれませんが、少し拍子抜けしたような感覚です。
ところが一緒に受けた妻は39度近くまで熱が上がり、解熱鎮痛剤を飲んでもなかなか効かないよう。平気でいる私が申し訳ないくらい、これまでにない酷い副反応に苦しんでいます。あらためて人によってここまで違うのかと実感しています。
今回も自らワクチン接種を選択しましたが、今後はこれまで以上に慎重に判断したいと思っています。新型コロナウイルスの正体が少しずつ明らかになり、変異株に対するワクチンの効果について、納得できるだけのデータが示されているとは言えない状況では、打たない選択もありだと考えます。政府も4回目の接種については高齢者や基礎疾患のある人などに絞る考えのようです。外出制限や行動規制もほとんど無くなってきた状況で、コロナ対応もようやく新たな局面を迎えたと言えるのかもしれません。
これまで我が国は『ワクチン後進国』とも呼ばれてきました。その背景には『過去最悪』と言われた『ジフテリア』など度重なる接種事故の歴史があり、1994年に国は「接種の義務化」を撤廃、ワクチン政策には消極的になっていきます。今回の新型コロナウイルスも義務化されたわけではありませんが、国が積極的に推奨するという意味では、大きな方針転換です。だからこそ国の方針にただ従うのではなく、ますます自らの判断力を磨く必要があります。インターネットを通じて大量の情報が一瞬にして手に入る時代、それぞれ真偽の見極めは至難の業でもありますが、信頼できる情報源を確保して、なるべく後悔しない判断をしたいものです。
4回目を打つか打たないか、それは私たちの選択です。