Tableauのライセンス
今日は、Tableauをさわってみたい!組織にTableauを浸透させたい!と考えている方のためにTableauのライセンスと担うべき役割についてお話します。
ライセンスは3つ
Tableauライセンス体系には、「Creator」「Explorer」「Viewer」の3つの種類があります。種類によって、使えるツールと費用が異なります。
【用語説明】
・Tableau Server/Cloud(旧Online) ⇒ 組織でデータ分析内容を共有して次の意思決定を支援する目的でダッシュボードの保存やデータの自動更新を行うサーバー側ソフト
※ServerとCloud(旧Online)の違いは主にオンプレミスか、SaaS版かの違い
・Tableau Desktop ⇒ PCにインストールし、データのビジュアライズや分析をするためのソフト
・Tableau Prep ⇒ 複数のデータソースから、データに対しての様々な操作を行うためのソフト
Tableau Creator
できることの範囲が最も広い体系です。
「Createor」の用語の通り、データ分析の中では主に創造の役割を担っています。
Tableau Server・Tableau Online上でデータソースの接続ができるのはCreateorのみです。
・Creatorに求められていること
・課題の発見
・データの探索&成形⇒データの可視化
・インサイトの発見
・共有
・タスクの再設定
・分析のサイクルづくり
Tableau Explorer
上記Creatorが作成したデータを用いてファイルの作成を実施するのがExplorerです。
・Explorerができないこと
・データへの直接接続
・フロー作成/変更
・Serverの管理権限
・Explorerに求められていること
Explorerは、データを収集する以外のことすべてを求められています。
・課題の発見
・インサイトの発見
・共有
・タスクの再設定
・分析のサイクルづくり
Tableau Viewer
Tableau Server/Cloud(旧Online)上のダッシュボードを参照したり、フィルタで操作することでデータを見て思考を回し、判断することが求められるのがViewerです。
・Viewerに求められていること
データを見て判断するということは、意思決定の要の部分を担っています。
・データを参照
・インサイトを発見
・共有
まとめ
ライセンスは3つ、「Creator」「Explorer」「Viewer」。
それぞれの役割に求められていることが違うため、導入検討の際はまずこの役割を抑えることがよりスムーズに現場へTableau が浸透していく近道となります。
参考文献
・すべての人がデータを見て理解できる世界へ