#答案
憲法答案の書き方(超初心者編、三段階審査)
今回は、司法試験や予備試験、ロースクール入試等における事例問題の憲法の答案の書き方をまとめてみます。
数年前にTwitter(現X)でも説明しましたが、その投稿は古すぎて行方不明ですし、改めてここにまとめますね(笑)。
結論から先に書くと、とりあえずこれから説明する三段階審査をマスターしてください。
それで大体いけます(笑)。
三段階審査をマスターした後、例外を押さえていく感じのイメージで
令和元年(平成31年)司法試験労働法第1問答案
第1、設問1
1、Xとしては、Y社の従業員であるという地位確認請求という形で本件解雇の違法性と無効であることについて主張すると考えられる。
2、では、本件解雇は適法なもので有効か。なお、Y社は就業規則で従業員解雇につき定めており、Xを解雇し得る立場にはある。
(1)「解雇は、客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない場合は…無効」である(労働契約法(以下「労契法」)16条)。