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【バリスタ&珈琲】コーヒー豆ができるまで ~ナチュラルとは~【知っ得note】
こんにちは。
夢を追いかけるKindle作家、兼
JBA認定バリスタライセンス持ちの【甲斐柱】です。
月・木曜日は「バリスタ&珈琲」テーマです。
「バリスタ&珈琲」テーマでは、週2回、
僕の経験も踏まえて、
「バリスタになることを目指している人」
「バリスタの淹れるコーヒーが好きな人」
に向けて、覚えておくべき基礎を
「バリスタ&珈琲 知っ得note」
として徒然に書いています。
コーヒー豆ができるまで
の精製方法
について書いてきていますが、
今回は
コーヒー豆の代表的な精製方法の一つ
「ナチュラル」
になります。
前々回:コーヒー豆の精製方法の概要
前回:ミューシレージについて
1.【再】コーヒー豆の精製方法の図解
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また、出ました。
代表的なコーヒー豆の精製方法
3つの概要図解です。
今回は「ナチュラル」です。
精製方法を覚える際のポイントとなるのは
「果肉(パルプ)」と
「ミューシレージ(粘液質)」の
除去方法とタイミングです。
そこを意識して覚えましょう。
2.「ナチュラル」は一番シンプル!
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「ナチュラル」は、3つの精製方法の中で
一番シンプルな方法です。
収穫したコーヒーの実(コーヒーチェリー)を
そのまま乾燥場で乾燥させます。
天日(太陽)で乾燥させる「天日乾燥」と
機械で乾燥させる「機械乾燥」があります。
一般的には併用されることが多いようです。
コーヒーの実に
果肉やミューシレージがついたまま
丸ごと乾燥させて、
最後にまとめて脱穀します。
「ミューシレージ」は粘液質で
これをそのまま除去するのは
手間がかかります。
しかし、「ナチュラル」では
ミューシレージも乾燥させてしまい
パリパリの状態にして
果肉と一緒に、剥ぎ取る感じです。
基本的に機械などを使わない
最も、シンプルな精製方法と言えます。
3.「ナチュラル」のメリットとデメリット
【メリット】
・工程がシンプル
・設備投資がかからない(安い)
【デメリット】
・異物混入しやすい
・均一に乾燥させるには手間と技術が必要
(定期的に乾燥中の実を撹拌する)
4.「ナチュラル」のコーヒーの特徴
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・コーヒーのとろみがある
・苦みが少なく、酸味を感じやすい
実際に飲んでみると、はっきりと
他の精製方法とは味が違うことが
わかると思います。
酸味を感じやすい、というか
フルーティーな味わいが強く
液体のとろみも感じられます。
エスプレッソでなく、ドリップコーヒーでも
「ナチュラル」感は感じられると思います。
一般的なコーヒーの味とは
明確に違うので、
「好みが分かれる味」
とも言えると思います。
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まとめていますので、
JBA認定バリスタライセンスを目指す人は、
【甲斐柱】バリスタnoteとセットで読むと
参考になると思います。