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【Kindle】初心者向け②『KENP』の真実【Kindle知っ得note】
こんばんは。
夢を追いかけるKindle作家の【甲斐柱】です。
この「Kindle知っ得note」は、初心者Kindle作家さんや
これから始めてみようと思っている人に向けて
知っておくべき基礎情報をお届けします。
今回は、誤解されていることが、意外と多い
「KENP」についてです。
<今回の記事を読むと…>
Kindleの収入に絡む用語
「KENP」「既読KENPC」の意味が分かります。
1.「既読KENPC」とは
![](https://assets.st-note.com/img/1642250229500-yKJvAmw1eU.jpg?width=1200)
最初に「既読KENPC」を説明した方が
理解しやすいので、こちらを先に。
「既読KENPC」とは、
「Kindle Edition Normalized Page Count」
のことです。
これは、Kindle本の定額読み放題サービスの
「Kindle Unlimited」で読まれたページ数
のことです。
※詳細な設定もあるようですが、
これだけわかっていれば充分です。
2.「KENP」とは
![](https://assets.st-note.com/img/1642250280124-4FAUBxcB8c.jpg?width=1200)
「KENP」とは、
「Kindle Edition Normalized Pages」
のことです。
Kindleの印税の仕組みには、
「購入されたときの印税」と
「読み放題で読まれたときの印税」がある
と前回、説明しました。
この
「読み放題で読まれたときの印税」の金額
が「KENP」の数字です。
読み放題で読まれた場合の印税レートは
「1ページ=0.5円」くらいです。
ザックリですが、
KENP=既読KENPC×0.5円
という計算式になります。
3.「無料キャンペーン」の場合、「KENP」はどうなるか?
![](https://assets.st-note.com/img/1642250292311-2pS1bB1eFt.jpg?width=1200)
「Kindle」の「無料キャンペーン」とは、
出版した電子書籍を、一定期間「無料」で
ダウンロードできるようにする
プロモーション手段です。
これには「Kindle Unlimited」の会員も、
「Kindle Unlimited」に登録していない人も
関係ありません。
amazonにアクセスできる皆が、
無料でダウンロードできるのです。
この「無料キャンペーン」期間の間に、
無料ダウンロード(無料購入)されて読まれた分は、
「既読KENPC」にカウントされません。
つまり、そこから収入は発生しません。
しかし、「無料キャンペーン」期間中でも、
「Kindle Unlimited」で読まれた場合は、
「既読KENPC」としてカウントされ、
「KENP」に変わります。
つまり、読まれた分の収入が発生します。
この「無料キャンペーン」期間での、
「既読KENPC」が付く・付かないというのは
Kindleの出版ノウハウ本を出している人でも
誤認している場合があります。
「無料キャンペーン」の無料ダウンロードで
読まれた分も「既読KENPC=KENP」がついて、
収入が入る、と書かれているものも、結構あります。
現状では、間違いなく、
「無料ダウンロード」では、収入は発生しません
ので、覚えておきましょう。
「収入にならないのなら、何故、無料で販売するのか?」
Kindleで商売するつもりなら、
当然、疑問に感じますよね?
その理由は、次回、書いていこうと思います。