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【Kindle】初心者向け㉜ 世界一簡単な固定レイアウトのやり方【実技編】
こんばんは。
夢を追いかけるKindle作家の【甲斐柱】です。
この「Kindle知っ得note」は、Kindle初心者さんや
これから始めてみようと思っている人に向けて
僕の ”26冊” の経験則から
知っておくと良いと思う基礎情報をシェアしてます。
今回は、前回の続きで、
新刊出版で取り組んでみた
固定レイアウトの世界一簡単なつくり方
の実技編
です。
※前回「世界一簡単な固定レイアウトのやり方」
<今回の記事を読むと…>
最近、流行の
「固定レイアウト」の超簡単なやり方
がわかります。
1.画像ページはサイズが大きすぎると出版できない
![](https://assets.st-note.com/img/1654880488528-a65tYQSETg.jpg?width=1200)
僕はパワーポイントで作成していますが
ページのサイズが大きすぎると、
「でんでんコンバーター」でEPUB化できません。
僕は電子書籍の表紙は
幅:41㎝ × 高さ:66㎝
で作りますが、
本文で使う画像は
幅:20.5㎝ × 高さ:33㎝
で作ります。
このサイズなら、83枚の画像を入れても
一応、出版はできました。
今回の「固定レイアウト」でも
同様のサイズを使いました。
2.パワーポイントは「JPEG化」する
![](https://assets.st-note.com/img/1654880801761-h9mwm7x7J5.jpg?width=1200)
今回の「固定レイアウト」では
テキストのみのページも
パワーポイントで作成し、
「JPEG」で「画像」として保存します。
今回は50ページくらいの本だったので
50個の「JPEG」が完成します。
3.「でんでんエディター」でひたすら「画像挿入」していく
![](https://assets.st-note.com/img/1654881201921-5rsKIB9NBr.jpg?width=1200)
あとは、
通常の電子書籍の原稿つくりと同じです。
ただ、
「画像挿入」の作業が膨大になる
だけです。
「でんでんエディター」の上にあるタグの
「画像挿入」をつかって、
「原稿である画像」のjpegをひたすら
タグ付けして入れていきます。
「でんでんエディター」で
大量の画像挿入すると
どのページまで挿入作業したか
わからなくなるのが欠点です…
タグ付けされた内容を見ても
どの画像ファイルを入れているか
わからないのです。
慎重に作業しましょう。
4.「固定レイアウト」のメリット・デメリット
![](https://assets.st-note.com/img/1654881458511-enYU7ybRED.jpg?width=1200)
僕は「必要最低限の技術」で
電子書籍を出版する派なので、
固定レイアウトの習得には
あまりこだわってなかったのですが
自分自身でやってみたり、
他の作家さんのを読んでみたりすると
メリット・デメリットが見えてきました。
僕が感じたメリットとデメリットです。
<固定レイアウトのメリット>
・ページレイアウトの完成形が
原稿製作時にわかる
・完成した電子書籍に
おかしな改ページはなくなるので
読みやすくなる
・「でんでんエディター」での
作業が簡単
・総合的には作業が楽(かもしれない)
完成した電子書籍が、
読者にとって読みやすい
のは感じていましたが、
作家目線で言うと、
「でんでんエディター」の作業において
改ページや1行空け、見出し等の
タグ付け作業をする必要がないので
楽だったような気がします。
「画像挿入」のタグ付けのみという
単純作業の繰り返しなので。
変なタグ付けのミスでおかしな表記が
残ってしまう、ようなこともありません。
ここが一番感じたメリットかもしれないです。
<固定レイアウトのデメリット>
・目次が自動作成されない
(見出しのタグ付けがないから)
・目次がないから、目的のページを
検索しにくい
・ダウンロードやページめくりに
時間がかかる
(今回は解消されたと感じました)
固定レイアウトは、画像データを
大量にダウンロードするのと同じなので
時間がかかる印象です。
同様に各ページのページ送り時にも
レスポンスが遅い印象です。
…なのですが、
今回、僕がやった方法だと
割とスムーズだったように感じました。
通常は、固定レイアウトで作る場合
「Kindle Comic Creator」
というツールを使うと思いますが
その場合よりも「でんでん」で
ひたすら画像挿入するやり方の方が
データを軽くできるのかもしれません。
※単なる経験による実感値なので
裏付けはありません。
5.最終的には「読者目線」が大切
![](https://assets.st-note.com/img/1654881609230-5tCr2L9Mqx.jpg?width=1200)
今回、自分で「固定レイアウト」で
出版してみた感想としては
思ったよりも良かった
ということです。
やはり、一度は試してみないと
わからないものですね。
僕は「固定レイアウト」の本では
ダウンロードの遅さと
ページ送りのレスの悪さが
一番気になっていました。
電子書籍も本なので
読者の方は
買ったらすぐに読みたいでしょうし
テンポよく読みたいでしょうから
ページ送りのレスの悪さは
致命傷ともいえると思っていました。
僕が「固定レイアウト」習得に
こだわっていなかった理由もここにあります。
今回の「でんでん」をつかった方法で
この点が解消されそうなので、
今後は「固定レイアウト」でも
出版していこうと思いました。
今回の方法も、
Kindle出版されている方なら
覚えている知識や技術を
「固定レイアウト」に活用しただけ
なので、簡単だったのではないでしょうか?
これがベストとは思いませんが
「固定レイアウト」に
気軽に挑戦できる方法として
参考にしてもらえればと思います。
👇「世界一簡単な方法」で作った固定レイアウトの本(参考に) 👇
参考までに(宣伝も兼ねて)
僕が今回の手法で出版した本をご紹介します。
2022年6月10日17時~15日17時まで
「メタバースマガジン1」の
無料キャンペーン中です。
ダウンロードして、今回の方法だと、
どんな見栄えになるのかを
その目でご確認下さい。
今回のnoteが、Kindle出版を目指す方の
参考になれば嬉しいです。
楽しいKindleライフを送りましょう!