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キックボクシング観戦記
所属しているジムのインストラクターのプロ戦を観に行った。
初めての格闘技観戦だったが、とても感動した。
久しぶりに涙が出そうになった。
もちろん、どのスポーツ選手もビジネスマンもストレスやプレッシャーと戦っているのは分かっている。
しかし、格闘家は本当に 命を削っている。
試合前は、吐くほどの練習をこなし、さらに10キロ以上の減量をする。
スパーリングでは、同レベルや上の階級の選手と汗と血を流しながら戦う。
昨日は、ジムのインストラクター2人が試合に出場した。
2人とも 22歳で二児の父。
これからのキャリアや家族を背負うプレッシャーも大きかっただろう。
そんな彼らが、重圧を抱えながらも全力で戦う姿を目の当たりにしたからこそ、感動し、涙が出そうになったのだと思う。
格闘家は本当にカッコいい。ロマンだ。
(40代の女性格闘家も試合をしていたが、これもまた痺れた。)
そして、より一層「親」への憧れが強くなった。
自分のことで精一杯な人間と、家族のために生きる人間とでは、圧倒的な差がある。
僕もいつか親になり、自分より大切な家族のために働きたい。
それが、きっと最も幸福なことなのだと思う。
そのために、今日も自分を磨く。