4.いつまでも動ける身体を作る活法。
こんにちは。このブログに辿り着いてくれた
皆様ありがとうございます☺️
今回は“いつまでも動ける身体を作る活法”
の考え方を
ご紹介していきたいと思います。
まず少しだけ話が逸れますが、
私たち柔道整復師という職種は
元々は武道が基でそこから波及した
柔道が基にになっています。
武道は大きく分けると
【殺法】と【活法】というものに
分かれています。
殺法というのは
現在、柔道などのスポーツとして
残っているもので
人を倒す方法のことです。
反対に活法というのは
私たち柔道整復師が使う柔道整復術などの
人を活かす方法となっています。
僕が注目しているのは柔道整復術というのは
治す方法ではなくて、
“活かす”方法というところです。
本当の意味でホンモノの柔道整復師になる為には
治す、改善する、処置する、だけではなくて
人を“活かす”人間ではならないということです。
僕も柔道整復師としてそこを目指しています。
だからこそ、あえて【活法】という言葉を
使わせていただきます。
人間は、本当の健幸は
生命を維持する“生きる”ことだけでなく、
人間があるべき姿で“活きる”ことが大切です。
だからこそ、健幸ピラミッドが重要なのです。
今回ご紹介するお話は健康ピラミッドの
アウターの部分にあたります。
アウターとは主に骨格や筋肉のことを指しています。
今動いているカラダ、
すなわち骨を筋肉が動かしていき、
年齢を重ねても自分の体を
自分がしっかり動かすことを
目指していきたいろころです。
もちろん体が動くことだけが
健幸ではありません。
一番重要なのは心の状態です。
たとえ身体が満足に動かなくても
心が積極的であれば、それは立派な健幸です。
だから、しっかり動く体があるのなら、
そこに感謝し、動く身体を
大切にしなければなりません。
全ては当たり前ではないのです。
だからこそ、身体を大切にしましょう。
ここで、今回のメインテーマの解である、
【パフォ-マンスピラミッド】というものを
ご紹介致します。
パフォーマンスというのは、
一般の方なら生活の質、体の性能、
アスリートなら競技の能力と、認識してください。
このパフォーマンスを築くピラミッドです。
このピラミッドは体の
このピラミッドも健幸ピラミッドと同様に
基礎、土台が大切です。
まず基礎にくるのは
“安定性と可動域”です。
これは、体の安定すべきところを安定させ、
しっかり動くところを動かす能力のことです。
まずはどんな運動をするよりも
自分の体を自分が無意識、意識問わずに
しっかり安定させ、動かす能力が求められます。
この能力がないと
いくらパワーをつけても発揮されにくいし、
ケガや痛みを招いてしまいます。
まずはこの基礎を築くことが大切です。
そして、次に大切なのが
“環境への適応性”すなわち、
あらゆる場面で、あらゆるシーンで、
あらゆる環境で
“安定性と可動域”を発揮させる能力です。
例えばジムでは出来るけど、
自宅では出来ないとか
体育館では出来るけど、
グラウンドでは出来ないとかだと
パフォーマンスは上がりません。
だからこそ、“安定性と可動域”を手に入れた後は
あらゆる環境でそれを発揮できる
トレーニング・訓練を
することが大切です。
ここが基礎です。アスリートでも高齢者でも
ここを獲得し、しっかり築くことが大切です。
ここから上は
アスリートやスポーツをやってる方がメインに
なってきますが、
この基礎があって“パワー”の獲得。
パワーとは“重さ×速さ”です。
そのどちらを向上させるかは行っている競技や
その人の既往歴や状態によって異なります。
そして、その上に“スキル”すなわち専門技術が
あることでパフォーマンスは
しっかり向上します。
このピラミッドの三角形の形が崩れているうちは
痛みが発生したり、ケガしたり、
パフォーマンスが
上がらなかったりするわけです。
だからこそ、このピラミッドを年齢を重ねても
きれいな三角形になるように意識しましょう。
そうすれば、必ずいくつになっても
あなたの体は動くことをしてくれるでしょう。
ちなみにじねんが次に取り組んでいくのは
このパフォーマンスピラミッドの
基礎を築く環境を作ることです。
人を活かすことの出来る
運動の場所、運動のサービスを
作ります。
それが私の役割かなと感じています。
想いや志に共感してくれる仲間も
それを表現出来る場所もこれからですが
もし僕の役割なら、
僕の想いが誠であり、愛があれば
必ず出会えると思っています。
またそのあたりのビジョンは
今後お話したいなと思っています。
さて、前々回の記事で
“健幸ピラミッド”を紹介し、
基礎の心の在り方、
そして、インナー=内部環境、
今回はアウター=筋肉や骨格、運動の
お話をしてきました。
この健幸ピラミッドが
じねんの考え方の柱であり、
私の信念しているところであります。
次回からはこの総論を基に様々なことを
より詳しくお話し、
皆様のお役に立てたらなと思います。
もし、聞きたいことなどありましたら、
お気軽にお声掛けください(^^♪
今回も記事を読んで頂き、
ありがとうございました!
また次回もお楽しみに!