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私がジャニオタでいる意味

こんにちはこんばんは。初めまして。
ジャニオタ兼、ごく普通の女子大生をしています。きぬと申します。
前から、推しやオタクについて綴ってみたいなぁと思っていまして。

書きたいことは色々あるんですが、今回は私の自己紹介という名の、昔話&オタクでいることの意味づけについて、軽いジャブとしてお付き合い頂いてもよろしいでしょうか。

みなさんは今、応援している人という存在はいますでしょうか。オタク用語で言えば、「推し」ってやつです。いるよっていう方は、どういったタイミングでどんな風に出会いましたでしょうか。突然かつ劇的な出会いをしている人、気づいたら好きだったんだよね~みたいな人、実は最初はむしろちょっと嫌いで!みたいな人もいるかもしれないですね。

今や立派にオタクとして生きている私が「ジャニーズ」というものに初めて触れた玄関口は、今や誰もが認める国民的アイドルの5人組。さんでした。

ちょっと濁した言い方になっているのは私の明確な意思があったわけじゃないからでして。


MDって分かりますか?正式名称は確か「ミニ・ディスク」。再生と録音ができる媒体?というのか?まあとりあえず古いディスクです。私の父親が、そのMDに自分の好きな曲を録音して、それを車に積んでドライブするのが好きだったんです。ちゃんとラベリングもしてあった、「2004ヒットメドレー」みたいな具合で。物心ついたばかりの私は、そこで出会ったわけです。

WISHという楽曲に。

改めて調べてみたら、嵐の15枚目のシングルで、2005年発売だそう。
ひえ~!もうそんなに前の曲なのか!!と驚き桃の木山椒の木。
幼いながら何か「好き」ポイントに刺さったんでしょうね、曲名も分かっていないWISHを流せと、後部座席から運転席の父親に手を伸ばしてリピート再生をせがんだ記憶があります。

さて、少し時は流れて2008年。
私は小学校に通っておりまして。
夏休み。毎日遊んで遊んで。
やっべえ宿題やってねえ。24時間テレビ見ながら終わらせるか~。

ん?なんかパーソナリティのこの人、フィギュア?紹介してる、あ、絵も。え、すごーい!自分で全部描いて作ってるの?うまいなあ…。

え!?!?!?この人アイドルなの!?!?!?!?!?!?!?


これがおそらく私の人生における最強かつ最大の推しである男、大野智との出会いでした。

まさかの、歌ってるとこでも躍ってるところでもなかった。なかなか特殊な恋への落ち方をしたな、と自分でも思っています。
ただ出会い頭から小学生の私が持つ「アイドル」の概念をぶち壊してきて
とにかく衝撃だったことは確かです。

そして夢中で調べていくうちに(こういう過程が一番楽しい)歌もダンスもバチクソにうまいことを知り、バラエティを見れば発する一言の爆弾に毎度ツボを押さえられ、あまりにマルチすぎる才能やとんでもねえ努力量に圧倒され、デビュー日は私の誕生日と一日違いときたもんだ!!!!!!

はぁ!!??運命!!!???

というわけで、ここから私の楽しい楽しいオタク人生は出発したというわけです。わーい!!!!


まず、嵐と出会って、それまでは「聞くだけのもの」「言ってしまえばBGM」だった音楽が、エンターテインメントなんだって。そういう捉え方に変わったんですよね。小6の夏、お小遣いをためて、父親に車に乗せて貰って行ったブックオフでドキドキしながら買った中古のライブDVD。2008年のAROUND ASIAだったな。とんでもなく広い国立競技場。黒髪の大野くん。キラキラの衣装。一瞬も飽きさせないド派手な演出たち。沈んでいく夕陽のなかでしっとり響く「素晴らしき世界」。すごい世界があると、小学生ながらがっちり心を掴まれて、暇さえあれば何度も見返しました。

そして、数え切れない人を元気づけて幸せにする、アイドルという職業の素晴らしさに触れて。それに、同じものを好きだっていう共通点で、友達も出来ました。


全てが始まったあの日から、私の生活にはほんとにいつも嵐をはじめとするアイドルがいて。


思い切った重たいことを言うとすれば、アイドルを推すようになったことで私の人生には付加価値が生まれたと思っています。

今巷を騒がせているウイルスの影響でつくづく実感させられるけど、音楽っていわゆる娯楽で、必要不可欠なものじゃないんですよね。

まあ、音楽がないと飯食えないわけじゃないし?

住むところがなくなるわけじゃないし?

病気になるわけじゃないし?

世界基準でお偉いさんが優先順位をつけるとしたら、きっとめちゃめちゃ下の方に分類されるものなんだろうなって、思ってしまう。

でも、音楽があるおかげで
アイドルが今日もステージに立っていることで
間接的であったとしてもそこにはきっと救われる命があって、守られる笑顔があって、新たに生まれる夢があって、人生において私が感じる「幸せ」や「楽しい」は確かに増えていて。


これって、まじでめちゃめちゃに凄いことじゃないですか。

だから、私が、もしくは「推し」がもういいかなって言う日がいつか来るまでは、アイドルとして芸能界を生きるっていう、生涯つきまとうバカでかい覚悟と責任が必要なはずの選択をしてくれた「推し」達のことを、出来る限り全力で応援したいし全力で好きで居たい。

これが私が勝手に思う、オタクとして生きるということの解釈です。

私の人生の中での完全殿堂入りの嵐さん。ひいては大野くん。
2021年になった今、深く色々なことに思いを述べる勇気も度胸も現時点では私にはありません。ただ、これだけ確かなことがあって。

あの日、嵐と出会えて本当に幸せで、
そしてこれからもずっと私は幸せ者です。

ここから先数本の記事は、ジャニオタとして生き始めたことで応援したいと思える人とグループにいくつも出会えたので、その人たちの魅力や私が勝手に解釈するあれこれについてぼちぼち綴れていけたらいいなと思っています。もし目にする機会があれば、読んで頂けたら嬉しいです。

それではまたどこかで!

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