緊急事態宣言の解除に向けて準備した一週間だった
おはようございます。
最近は、コンビニでも使うようにしているエコバック。
いつもいるレジのお姉さんは、エコバック出すと「ありがとうございます」って必ず言ってくれます。
気の利いた返しがとても気持ちいいので、コンビニは毎日行くと決めています。
さて、今日は一週間の振り返り。
振り返ると早いもので5月半ば。
今週は、「解除」を意識した一週間だったように思います。
月曜日は、職員会議その1
解除に向けての職員会議をしました。
キーワードは、「三密回避」と「出口戦略(就職への支援)」。
解除されれば、利用者の方はいつもの通所に戻るため、広くない作業室をどのように効率よく使い、三密回避で利用者の方に安心感を得てもらうかがポイントです。
GW明けに「解除に向けた準備」としての文章をスタッフ全員に配布しました。
(今の事業所方針とか、ぼくの意見とかをまとめたものです。)
会議では、司会進行のスタッフの考えでいつものスタイルとは違うグループワークを実施。
事前配布の文章をもとに、いい感じの意見がたくさん出てました。
でも、同時に課題もたくさん。
細かいことを考えるとキリがなさそうです。
コロナ前には戻れないし、事業所もスタッフも「新しい日常」を創っていかないといけない。
また、続きの会議が必要そうです。
水曜日は、YouTubeの撮影
就職先企業に向けて、YouTubeを使った動画配信をしました。
資料作成、撮影、編集、公開後のDMなど、急ピッチで進めてしまい、スタッフの皆さんにはだいぶ迷惑かけましたが、なんとかやりきれました。
企業の皆さんからも早速コメントいただき、やってみてよかったように思っています。
コロナがやってきた2月や3月は、利用者の方や就職した人のことばかり考えていました。
それはそれで良かったのかもしれませんが、雇用企業のフォローは不十分だったかもしれない。
チームミーティングでは、そんなことから話が広がり、
・就職先企業は、今どんなことに困っているか
・本人ケアで困っていることはないか
・事業所としてできることはなにか
・こんなときでも、障害特性から本人ケアを伝えた方がいいか
など、定着支援のひとつとして就職先企業になにかできることをやろうってことになりました。
どんな内容にするかだいぶ悩みましたが、企業開拓や就職・定着支援を担当するチームのスタッフがとてもがんばってくれて、いい資料ができたように思います。
YouTubeをやってみて思ったのは、いつもやりとりする企業のご担当者以外の人にも伝達しやすくなったってこと。
これって今まで考えたことなかったですが、ジョブコーチ理論でいうところの「ナチュラルサポートの形成」に役立つように思っています。
(例えば、企業担当者の方に「YouTubeも観といてね」って職場内で言ってもらえば、障害理解や本人理解が自然と広がりそうですし。)
今までは事業所として伝えたいことをパワポでつくり、印刷して企業に渡していました。
最近は、YouTubeが当たり前になったし、動画で学ぶことも増えたし、自分たちが大事にしてることや障害特性の視点を動画でまとめておくことも必要なように思います。
やる前に考えることも必要ですが、やってみて分かることっていろいろありますね。
定着支援のひとつとして、YouTubeの可能性をこれからも探ってみようと思います。
木曜日は、職員会議その2
もうひとつの事業所で職員会議をしました。
議題は月曜日と同じ。
事業所がちがうと、会議スタイルもちがってくるので2つとも参加できるのは部長特権かもしれません。
この日の会議は、三密回避の話の流れから所内でリモート支援する話に広がり、講座のときはフリーアドレスにするとか、複数の作業室を使って分散してプログラム参加するとか、ビデオ通話やチャット・メールの活用でソフトスキルをトレーニングするとか、なんかいろんなアイデアが出てました。
翌日の金曜日には、早速ビデオ会議でスタッフ終礼をしたみたいで、スタッフの皆さんの早い対応が素晴らしいです。
ビデオ通話やwebの活用は、まずはスタッフが慣れないと始まらない。
会議ではそんなことも話していて、早速実践してくれるところが本当にありがたいです。
あとは、OB会のこと
解除前にやらなきゃいけなくて、忘れてはいけないことは、就職した人の余暇支援、OB会のこと。
コロナがやってきたので、OB会と題してみんなでひとつの場所に集まり、室内でゲームしたり、外出して遊びに行ったりランチしたり、旅行やキャンプしたりが難しくなりました。
でも、就職した人の「余暇」はめちゃめちゃ大事です。
楽しみに方は人それぞれですが、事業所として、定着支援として、余暇支援を全くなにもやらないのはありえなくて、でも集合型のOB会は感染リスクを考えると悩ましくて…。
今、スタッフが一生懸命考えて、オンラインの余暇支援を準備してくれています。
5月末からの実施を目指したいと思っています。
みんなで集まって楽しむのが当たり前って思ってましたが、好きなことで分散すれば感染リスクも抑えられるし、一人ひとりの強みも活かせて、楽しみ方の幅も広がる。
そんな会にしたいと思ってます。
うまくいったら、報告します。
今週は、これ以外にもいろいろありました。
疲れたことも多かったし、しょうもないことでストレスかかることもありました。
でも、「解除に向けての準備」は順調に進み始め、ひとまずよかったと思えたことが多かった一週間でした。
スタッフの皆さんには、本当に感謝感謝です。
解除に向けてあと少し。
気を緩めず、来週もがんばろー!