ワークサンプルの更なる発展を
このブログは、日々書いている職場内(就労移行・自立訓練の事業所2箇所)ブログの中からnoteで公開できるもののみ、シェアさせていただきます。noteの皆さまにとって少しでもご参考になれば嬉しいです。
(10/12職場内ブログ)
おはようございます。
先日、駅で○○さんにばったり会いました。
新しい名刺を早速もらったので、どっかで遊びに行ってみようかと思ってます。
その時はぜひ!皆さんも!
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▼ワークサンプルの更なる発展を
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さて、昨日はTB内部ミーティングでした。
利用開始された方の話になり、ワークサンプルで本人なりの得意苦手、もしくは好き嫌いを整理していってもらおうという話になりました。
また、スタッフとしては、取り組む様子を行動観察して、特性理解やハードスキル、ソフトスキルをアセスメントすることに努め、ワークサンプルを支援にうまく活用してもらえたらと思っています。
ワークサンプルは、TBでは250ぐらいの種類があるとのことで、ひと通り取り組むことで色んな経験を積むことができます。
ただ、僕らのワークサンプルはあまりシステマティックになっていないというか、全利用者の平均スピードなどを計測したわけでもないので、今の利用者の方が過去の利用者と比べてどうかとか、早いか遅いかとはいまいち根拠はない状況です。
それに、250のワークサンプルでひと通り経験するものの、どんな職種が向いているかなど、利用者の方にワークサンプル実施後の評価表やフィードバックのレポートなどを作っているわけでもないので、利用者の方にとっては経験したことで見えてきた強みや就活の方向性についていまいちピンとこない人もおられるように思います。
ワークサンプルは種類が少しずつ増えてきたのもあり、数はこれからも増やしつつも、ワークサンプルの更なる発展に向けて何か新たな取り組みも模索したいなぁと思ったりしています。
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▼適職探しに活かすため
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ワークサンプルは、取り組んだことで記録をきちんと残しておく必要があり、何分で完成したとか、ミスがあったとかなかったとか、1回目はミスあったけど2回目はミスなくできていたなど、得意苦手を見つけたり、回数を重ねることで見えてくる「成長の伸び代」は就職に向けてとても重要なアセスメント情報になります。
昨日も話していましたが、ワークサンプルは各種類の記録をきちんと取って記録を蓄積していき、その記録からご本人に向いてる適職を見つけ、ご本人にレーダーチャートなどで視覚的に示すことができたら理想だなぁと思ったりしています。
ただ単にワークサンプルに取り組んでも、ご本人としてはモチベーションも上がらないでしょうから、ワークサンプルに取り組むことをきちんと意味づけし、いろんな作業に取り組むことで適職探しがしやすくなることを伝えていけると理想です。
前々回のJJ実践報告会では、ワークサンプルの取り組みを発表しました。
レジュメには、「身につくスキル」「想定できる適職」などをワークサンプルごとにまとめています。
こういうまとめ方で、利用者の方にワークサンプルの意味を視覚的に分かりやすく伝える工夫は、もっともっと必要だなぁと思ったりしています。
ワークサンプルの結果をご本人に対してどのように分かりやすくフィードバックするかは、今後の課題にしたいなぁと思っていますので、皆さんの方でも考えておいてもらえたら嬉しいです。
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それでは、本日もよろしくお願いいたします。