保育士の配置基準とは。一般の人は知らない(多分)
保育園で働く保育士さんの人数には基準があるということをご存じでしょうか。
闇雲に保育士さんたちを雇用しているわけではありません。
保育士配置基準というのがあります。
貼っているリンクは認可外監査基準ですが、すべての保育園においてほぼ変わらないです。
ちなみに基準というのは
0歳児3人につき保育士を1人
1、2歳児6人につき保育士1人
3歳児20人につき保育士1人
4歳児以上30人につき保育士1人
これに加えて保育士1人を配置しています。(ちなみに認可外はプラスの配置がありません)
例えば、0歳児が6人いれば、保育士が2人必要。ということになります。
これが少ないと見るか多いと見るか。
私が子育てをして改めて思うのは「保育士さんたちは少ない人数であれだけの子どもたちを相手にしていてすごいな」と感じます。家で子どもと遊んでいるだけで大変だと感じるのに、それを10数人、いやそれ以上に見ているわけですから。
実際に保育園に入ってみて感じたのは一律の基準では難しいのではないかな、と。
というの小規模園であれば大人の目もきちんと届くし、この基準だとなんなら多いんじゃなかと思うこともあります。定員19名だとして5名の保育士プラス園長先生もいるわけです。意外とイケます。
ただ大きい園だと子供の人数も多いし、広くて大人の目が届きにくいこともありますよね。書き物も多いしほんとよくやっている・・・
基準の見直しを今一度求めたいと思うのは、中で働いている先生たちは保育と事務作業などを同時にやっていて負担はかなり大きいと思うからです。1人増えただけで劇的に変わることはないですが、1人当たりの仕事の負担は軽減されるし子供の事故も減るでしょう。