蔵語り～紡ぐ～　IN軸屋酒造

2021年5月1日 11:13

あちこちで鯉のぼりを見かけるようになりました。

花粉も、PM２.5もようやく収まって、今からの時期はとても過ごしやすいですね。

今年もコロナの影響でGWは自粛傾向にあると思いますが、近所でも十分楽しめる場所が見つかったり、意外な発見ができるかもしれません。

さてさて、今回お邪魔させて頂いた蔵は美人杜氏で一躍有名になった

【軸屋酒造】さんです。

あいにく、社長の麻衣子さんは不在でしたが（ファンの方ごめんなさい！）杜氏の鍋田さんに話しを聞くことが出来ました

杜氏の鍋田さん（右）

軸屋酒造さんを紹介してくださった田中さん（真ん中）

そして、私が手に持ってるのが鍋田杜氏が彫刻した甕壺

【女性目線で醸す焼酎シリーズ】

昭和29年6月22日に設立された「軸屋酒造」

平成28年6月に軸屋麻衣子さんが代表となりました。

女性目線で、女性でも飲みやすい焼酎を次々に繰り出す軸屋酒造さんですが

同じく、女性杜氏のいらっしゃる相良酒造さんとコラボして

エキゾチック鹿児島という銘柄も作られました。

こちらは２つの蔵の新焼酎に池田製茶茶師十段・池田研太氏監修のもと、この新焼酎に合った紅茶をもろみに投入。

紅茶の香りと、芋の余韻が口の中で広がるフレーバー焼酎です。

他にもこのような銘柄も取り扱っております

葡萄のお酒

鹿児島県さつま町産の薩摩西郷梅と芋焼酎に、アクセントでさつま町の緑茶をブレンドしました。さわやかな味わいにほのかに緑茶の香りがあります。

今からの時期は、ロックと炭酸割が美味しそうですね！

私も大好きな【美味しんぼ】

９５巻に掲載されているという・・・！！

漫画に掲載される蔵・・・すごいですね！！しかも、読んでみたらわかると思いますが、描写が細かいんです、取材もかなり時間をかけてされたそうで、美味しんぼのクオリティーの高さを物語っています。是非皆様もご購読下さい。

杜氏の鍋田さんに蔵を案内して頂きました

鍋田杜氏の焼酎愛はすごくて、焼酎の仕込みの話や、今から挑戦したい事など沢山のお話を聞くことが出来ました。

初対面でもすぐに打ち解けられる雰囲気をお持ちの鍋田杜氏、愛嬌そのままに、他の蔵にも足を延ばして、お手伝いしたり、アドバイスをもらったりと交流を深めているそうです

鍋田杜氏の人懐っこさと、優しさが軸屋酒造さんの焼酎の味にも表れているのかもしれません。

「焼酎」という概念を覆す商品展開や、量産はしないという徹底ぶり

鍋田杜氏を始めとする、軸屋酒造の本格焼酎はこうして造られています。