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【ブルアカ】コーヒーが美味しそう過ぎて水着ウイを引いた


はじめに

 2024年9月、『ブルアカ』にてあるイベントが復刻された。それが「隠されし遺産を求めて~トリニティの課外活動~」である。

 ウイ、ヒナタ、コハル、ハナコの4名が主役の本イベントだが、3周年から「先生」を始めた私は当然初見となる。開催前にはどんなストーリーなのかなとか、イベント報酬どれくらい集めるかななどで期待を寄せていた。

 一方で、同時開催の生徒募集(ガチャ)に関してはそこまで興味がなかった。一応断っておくが、これは今回の生徒が嫌いとかそういう話ではない。私は「なにか余程気に入った点がないとガチャを引かない性格」をしているというだけなのだ。

 そう、気に入った点がないと…


美味しそうなコーヒー

 イベント開始後、とりあえずストーリーを読んでいくことになるが、その過程で「ストーリー戦闘」が挟まる。未加入の生徒もここでお試しで使えるので販促を兼ねているわけだが、せっかくだし各種も見ておくかと思ってEXスキル演出の表示をONにしておいた。


お、ウイがめっちゃ暑そうにしてる。


黒々とした液体と氷が落ちてきているということは…


氷がコップからゴロゴロこぼれながらも
「アイスアメリカーノ」を作り上げている!


そして口に運んで行って…


どんどんコーヒーで満たされていき…


一息ついて…


この顔!


この満足の果てに緩み切った顔!!!


 見ているだけでこのコーヒーは絶対に美味しいと確信を得た。猛暑の中で氷をありったけつぎ込んだコーヒーをのどに流し込む行為で得られる快感がどれほどか、想像しただけで身震いする。私の脳裏に「キンキンに冷えてやがるっ」という言葉がよぎった。

 とりあえず、ストーリーを読了して「みんな夏の思い出を作れてよかったねぇ」と思っていたが、どうしてもウイのEXスキル演出が頭に残ってしまった。イベント開催日に受けたこの衝撃は寝て起きてを2日繰り返した後も徐々に増大していった。


水着ウイのお迎え

 ガチャを引くに相当する「気に入った点」が「めちゃくちゃ美味しそうなコーヒーを作る演出がある」になるとは自分でも思わなかったが、不思議と後悔はなかった。幸い青輝石は24,000以上あったので最悪天井を叩くことになっても加入はできると考えてガチャを引き始めた。

そして水着ウイをお迎えした。
なお、これは160連目のことである。

 ここまで来たら、と思ってあと40連も回し見事天井に到達。最終結果としてガチャから出てきた星3生徒は3人(新規2人)だった。排出率3%なのでこの人数は少し残念な内容である。ピックアップがガチャから出ただけマシと言われてしまえばそれまでかもしれないが…

 ガチャの結果はさておき、せっかく新規生徒であるウイを引けたので早速絆ストーリーを読んでいく。夏の日差しの下、水着で過ごす意義について疑問に思ったりする一方で、その理屈を自分なりに解釈して納得している姿は実に彼女らしかった。その過程で自身の人格形成について語っていた時は「実にトリニティらしいな」と思ったが…

トリニティ、こんなんばっかりじゃないか!

 また、メモロビでは自分の無人島に隠れ家を作って先生にだけ場所を教えるというアプローチを見せてきた。通常版のウイも古書館の鍵を渡そうとするなど、普段は厳密に管理する「自分の居場所」に招き入れる行為が彼女にとって好意を表す行動の1つなのだろう。

ここのコーヒーも美味しそう

 ただ、先生以外にもシミコやヒナタを始めとした生徒たちも積極的に彼女のパーソナルスペースへと飛び込んでいった結果、彼女の心情にも変化が訪れていることが分かる。もちろん彼女自身もそれを認識しており、おそらくその一番最初のきっかけとなった先生に対して思うところがあるのだろう。

 もともと、ウイは自分のことを客観視できるがための自己嫌悪が会話の端々から見える一方で、他者へ配慮する思いやりの気持ちはちゃんとある。だから、自分の率直な心情を発言をしてしまったら理性で訂正をするといった感じの話し方をよくする。そんな彼女との会話は他の生徒に多い「大人と子供の会話」とはまた違った面白さを感じられ、そういう意味でも引いてよかったなと思わされた。

こういう言い回しも好き


アイスアメリカーノの話

 前述のコーヒーに関して美味しそうとしか言っていなかったが、そもそも私はコーヒーに関してはかなりライトに「好き」な人間で、ウイの好む「アイスアメリカーノ」がどういったものを指すのかは理解していなかった。なのでこれを機に少し調べてみた。

 まず、「アメリカーノ」が「エスプレッソを水で割ったもの」らしい。その「エスプレッソ」は「コーヒーを高圧抽出したもの」である。私のよく知る挽いた豆にお湯を注いで作るタイプのコーヒーは「ドリップコーヒー」と言ってエスプレッソとは淹れ方が違う別のコーヒーらしい。

 ここまでを整理すると、以下の図のようになった。私が基本的に「アイスのコーヒー」と言って認識していたのが左で、ウイが好きなやつが右である。完全に知識がなかったので最初は「豆か何かが違うのかな」と思っていたが、全くの見当違いだったようだ。

 ブルアカの開発元で知られる韓国において、アメリカーノはカフェでの定番らしく、そういった背景から彼女の好物に設定された可能性も高い。韓国で人気な理由を軽く調べた感じ「すっきりとした味わいが好まれている」説や身も蓋もないが「薄いけど安いから」といった説明をしているものもあった。そういった起源調査みたいなのは深淵を覗きそうなのでコーヒー素人としてはあまり深く突っ込まないことにしよう…


おわりに

 今回は「なんか変な理由でガチャ引いちゃったなぁ」という体験を突発的に記事としてまとめてみた。でも、実際のところ後悔はなく結果には満足している。『ブルアカ』が欲しいと思ったら引きどころ!といった具合のキャラゲーである点が良かったのかもしれない。

 しかし、「欲しいと思わせる生徒次々なだれ込んでいます!」という人はどうしようもない。私としてもそれは苦しいので、しばらくは運営が手加減をしてくれることを祈るばかりだ。

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