Blenderでなんちゃってサンドボックス!・準備編1『大地を作る』
こんにちは、もしくは初めまして。S.Fuka(S.Haruya)です。
今回は突発的な思いつき企画!(企画と言っていのかわからない)
『Blenderでサンドボックスをしてみよう!』です。
※ここでいうサンドボックスはサンドボックスゲームのことです。
Blenderとは究極のサンドボックスゲーム!と、時に言われますが今回はまさにBlenderでサンドボックスゲーム的にモデリングをして遊ぼうという思いつきです。
※この記事は2023/5/9に準備編に改名されました
早速開始!まずはベースとなる環境を整える
サンドボックスをするといってもBlenderのグリッド世界から始めてもあまり面白くない…というかゲームっぽくない。なので最低限の世界を用意するところから始めようと思う。
そんなわけで活用するのは私が普段よく遊んでるVRSNS!
VRSNSを積極的に活用!
VRSNSをよく知らない方のために補足すると、VRSNSは要するにVR空間にあるワールドでおしゃべりをしたりゲームをしたりして遊べるサービスのことです。(詳しく知りたい人は検索してね!)
その中でも特に誰でも手軽にワールドを作って公開することのできる、NeosVRとcluster、あとVRSNSではないけれどブラウザで見れるワールドを公開できるVketCloudにワールドを公開できるよう目指していきます!
むしろVRSNSをする方へのワールド作りのためのモデリングの参考になればいいとも思っていま…す?(本当は自信はない)
Blenderでサンドボックス、スタート!
大地を作る
サンドボックスといってもさすがに大地もない世界から始まるのはピンとこない。
普通はサンドボックスゲームといっても大地はあるし、木や草だって生えてる。
なのでまずはすべてのベースとなる大地を作るところから始めようと思う。
土を生成する
大地を作るためにはまずは土が必要。
サンドボックスゲームなのですから大地の素材となる土を作ります。
土マテリアルを作る
ここからは普通にBlenderっぽく地道に土のマテリアルを作っていきます。
そして完成した土マテリアルはこちら。
マテリアルが完成したので次はメッシュ。
ひとまず土の山でも作りますか。
これで土が完成しました!
今後土を使ったオブジェクトの作成がOKとなります。
こんな風にアイテムクリエイションの手順を踏んでオブジェクトを作っていくという縛りを設けます。
つまり木が生えていないのに椅子を作るなんてできないし、皮素材が欲しければウサギをモデリングしなければいけないという流れです。
とはいえマテリアルの改変はしていきます。
今回は土の山用にマテリアルを作りましたが、このマテリアルを直接地面として使うにはいくつか不都合があります。
なので次は土マテリアルを改変して地面を作ります。
大地のマテリアルを作る
先ほどの土マテリアルを流用して大地のマテリアルを作成。
さくっと完成させたのがこれ。
土マテリアルから大きな改変箇所が一つ。
先ほどはノイズだった部分が今回は3枚のテクスチャになっています。これは実際2枚のテクスチャです。
このテクスチャが何かというとPhotoshopで作ったノイズテクスチャです(正確には雲模様)
なぜPhotoshopの雲模様を使うのか
実は知らない人もいるかもしれませんが、Photoshopの雲模様で作る画像は必ずシームレスになります。
今回作っている土テクスチャは最終的に並べても使えるようにする予定。
そのためBlenderのノイズテクスチャを使ってしまうとシームレスにならなくなってしまうためPhotoshopで作成した雲模様をノイズの代わりに使っています。
更にこのテクスチャを回転、重ねたりすることでむら感のある土を表現してみました。
ワールドに設置してみる!
では実際にワールドに設置してみます。
NeosVRの光景
今回作った地面と土の山をNeosVRのワールドに設置してみました。
ベースはグリッドワールドで、グリッドテクスチャを大地テクスチャに置き換えています。
clusterの光景
ちなみにclusterは今回、ワールドクラフト機能を使うことにしています。
手軽にアイテムが置けますし、サンドボックス感があるのでとてもらしい。
4m×4mの地面と土の山を今回アイテムとして登録して並べてあります。
VketCloudの光景
VketCloudは残念ながらまだ空がありません。
NeosVRのテンプレートワールドには空が設定してありますし、clusterのワールドクラフトにも最初から空があります。
しかしこの世界のことを考えると、まずは空を作るところから始める必要があるかもしれません。
というわけで今回はここまで。
次回は空を作っていきたいと思います!
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