ねこのま とは
ゲストハウスまちやど別館、タテマチノイエの奥にある【ねこのま】。
【みなしごねこシェルターねこのま】
さまざまな事情で飼育が困難になった猫を飼い主さんからお預かりし、ねこのまに関わる人々がそれぞれにできる形で守り、育て、次の里親さんへとおつなぎします。
正しい動物飼育や、人と動物が共に幸せに暮らすための情報交換の場としてイベントを開催することもあります。
ちなみに、ねこのま管理人は愛玩動物飼養管理士2級、ペット共生住宅管理士の資格を取得した、元住宅リフォーム関連業者(インテリアコーディネーター)なので、動物と暮らすためのお家のリフォームのご相談も承ります。
ねこのま開設のきっかけ
タテマチノイエ管理人である私は、ある日神社に捨てられていた猫を保護しました。
保護した翌日、保護猫は原因不明で突然倒れ、病院の集中治療室で生死を彷徨いました。
保護して早々の出来事だったので、私自身が命を預かる責任とか、猫との絆とか、そういうものを実感するより先に、莫大な医療費の出費という試練を目の前に突きつけられました。
その後も、駆虫、感染症の検査、避妊手術、ワクチン、etc...
猫を飼育するには思いがけず費用がかかることを知り、正直、最初は保護したことを後悔したこともありました。
保護猫はなんとか回復し、今では何事もなかったかのように元気でいてくれますが、気に入らないことがあると、わざとお布団に粗相したり、棚の上の物を落として壊したり、隙間という隙間に入り込んでしまったり。。。
猫と暮らすと言うのは、楽しいことだけでなく、思いがけないハプニングやトラブルもたくさんです。
それでも、そんなことはまったく苦にならないほどに、今では猫は私にとってかけがえのない存在になり、一緒に過ごす時間は宝物です。
しかしながら、猫もそれぞれの個性があり、体質があり、手がかかる子や、医療費などのお金がかかる子もたくさんいるのも事実です。
日本は長らくペットブームが続いて、以前よりもずっと身近な家族のような存在になりました。
今や、15歳以下の子供の数よりも、犬やねこなどのペットの数の方が多いそうです。
それに伴い、住環境や保険、動物医療も変化してはきましたが、受け入れる人間側の知識や命を預かる責任や心の準備がまだまだ追いついていないのが現状です。
ペット(命)を容易に手に入れることができる世の中になったからこそ
「医療費がこんなにかかるなんて思っていなかったから」
「こんなに手がかかるなんて知らなかったから」
「なつかないから」
「引っ越すことになったから」
そんな無責任な理由で、
飼育放棄したり、遺棄したりする人がいるのも事実です。
無責任な理由だけでなく、飼い主の病気、入院、怪我 etc..
いつ何が起こるかわかりません。
私の身にもしものことがあったら??
あなたの身にもしものことがあったら???
そんな「もしも」の時に、助け合いながら人も動物も安心して暮らせる地域をめざしたい
生き物を大切にする気持ち、愛しいと思う共通の感情を介して、多様な年齢やバックグランドの人たちとつながる場をつくりたい。
そんな思いで、
タテマチノイエの一角を【ねこのま】と名づけ、宿泊業・飲食業と共に運営することにしました。
【ねこのま】がめざすこと
・飼い主の怪我や病気など、「もしも」の時に残されたペットを守り育てる支え合い
・人と動物が共生できる暮らしづくり、家づくりの学び
・生き物を介した、多世代、多様な人たちの交流と相互理解
・動物愛護活動を支援するための募金活動。
(食堂、ねこのまのご利用料金一部を寄付)
【ねこのま】の維持費や保護猫の飼育にかかる経費は皆様からの温かいご支援で賄っております。
以下の方法でねこのまを支援していただけます。
支援1
タテマチノイエ1階にある【タテマチ食堂】での飲食代を保護猫活動に当てさせていただいております。
ぜひ、美味しく食べてねこ助けを❤️
タテマチ食堂/ねこのま オープン日はこちらからご確認いただけます。
支援2
【ねこのま】のある【タテマチノイエ】は2階が宿泊施設になっており、売上の一部をねこのま維持費に充てさせていただいております。ぜひ、郡上八幡の観光の際はタテマチノイエでお泊まりいただき、水とおどりの町郡上八幡を楽しみながらねこ助けを✨
※ねこのまは猫カフェではありません。
里親希望やご寄付などでの活動支援目的の方以外はご入場いただけませんのであらかじめご了承ください。
支援3
保護猫お世話ボランティアも募集中です。
中高生などの若い感性でinstagramなどのSNSで情報発信してくれる方も募集中です。
みなさまの温かいご支援、お待ちしております。