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里親募集中の小麦とエン麦

ねこのまについて

まず初めに、ねこのまの取り組み

をご一読いただけると幸いです。

https://note.com/s_e_i_k_o/n/nf8601f2373f1

ねこのまとは


小麦♂ と エン麦♀ 保護の経緯

左 エン麦♀  右 小麦♂

郡上市内の多頭飼育現場から保護された兄妹猫です。
現場のお宅では、不妊手術が施されていない20匹以上の猫が家の中と外を自由に行き来しており、保健所の指導も入っていたそうです。

 昨年12月には生まれていた小麦とエン麦。
まだ体が小さくて不妊手術をするのは難しいので、エサやりさん宅で母子ともに室内飼いでお世話してもらいつつ不妊手術ができる大きさになるのを待つ予定でしたが。。。
結局エサやりさんが出入り自由にしてしまっていたため、母猫は捕まらず💦(今頃新しい子猫を産んでしまっているかもしれませんね。。。)
保護できた子猫4匹は高山の預かりボランティアさん宅へ。

 3月初めに不妊手術を受けた小麦・エン麦含む4匹きょうだいは、もしかして里親さんが見つかるかもしれないと3月末に高山で行われた譲渡会まで保護を延長しましたが、残念ながらお声がかからず…
当初の予定ではそのまま元の場所に戻る(リターン)予定ではありましたが、せめて4匹のうち人馴れしそうな小麦とエン麦は里親を探してあげられたら。。。ということで、ねこのまで新たな家族との出会いを待つことになりました。

どっちが猫の幸せなのか?

今回のケース、愛護団体さんから保護の経緯を伺った時、正直なところ小麦とエン麦を家猫として里親を探した方が良いのか、元いた自然豊かな場所でご飯をもらいつつ家の中と外を自由に行き来できる環境にリリースして、きょうだい猫や母猫と一緒に過ごさせた方が良いのか…

だいぶ迷いました。

まだちょっと緊張している小麦♂

そもそもねこのまは、様々な事情で飼育困難になった飼い猫の新たな猫性のお手伝いをすることを目的としているので、エン麦・小麦の保護はねこのまの取り組みとは少し方向性は違います。しかしながら、保護活動を続ける中でTNR(地域猫活動)多頭飼育のサポートや相談業務は切っても切り離せないことも事実です。
野良猫と飼い猫の境界線はとても曖昧で定義するのが難しく、そしてお世話する人や地域の人それぞれの認識も違うからです。

 不妊手術についても、生き物の体に人間の都合でメスを入れるのは不自然であるというような考え方と、人間と共生するには不妊手術は必須という考え方(増えすぎて殺処分になるよりはマシ)という考え方があり、それぞれの地域、立場、猫が好きか嫌いか,etc… 少しずつ意見が違います。
私自身もはまだ「保護猫活動での正解とゴール」は見えていない状態です。
これまで長らく愛護活動されている方からいろんなお話を伺っても明確な答えは見つかりません。きっと、その都度のご縁と猫たちとの出会いの中で正解を見つけていくのではないかなあと感じています。

保護以来完全室内飼いで人間にご飯をもらうことに慣れた子猫が再び外の暮らしに戻るのは相当な試練が待っていることは目に見えています。今は仲良く戯れているきょうだい猫たちも、生後半年もすれば独り立ちして縄張り争いをしたり餌の取り合いをしたりと、過酷な外猫暮らしが始まることでしょう。
同じ環境で育っていても、4匹のうち2匹は全く人馴れせず、小麦とエン麦は人馴れしているということでしたので、きっとこの子たちは、ニンゲンと寄り添って生きていくことを自分たちで選んだのではないか、そんな気がして、色々考えた結果、ねこのまでお預かりする経緯となりました。

 2匹をお迎えに行った日は、他のきょうだい2匹は元いた場所にリリース、小麦とエン麦はねこのまへ、それぞれ2匹ずつ入ったキャリーで運命の分かれ目の日で、とても複雑な気持ちになったのを今でも思い出します。
でも。。。。

ねこのまに来たからには絶対に、幸せな猫生を!
素敵な家族におつなぎしたいと思います。

小麦・エン麦の里親さん、絶賛募集中です。

小麦♂ (写真奥)推定2022年12月生まれ 
エイズ陰性・ワクチン不妊手術済み
臆病で控えめな性格。ビビリだけれどおもちゃには興味津々。
人間の行動をジーーーっと観察しています。

エン麦♀(写真手前)推定2022年12月生まれ 
エイズ陰性・ワクチン不妊手術済み
なんとも言えない可愛らしいハスキーボイスです。
頭突きで甘えてきて、すぐにお腹をゴロンと見せてくれます。
お膝も大好き。食いしん坊。

里親の条件について

他の動物愛護団体の条件を参考にしてみたり、譲渡金などについてもいろいろ考えてみましたが、愛護団体によっては、
・単身者はダメ
・小さい子供がいたらダメ
・◯歳以上の高齢者はダメ
・年収◯円以上 etc…
細かい条件が定められているところもあるようです。
もちろん猫の飼育に適さない住環境や家族構成もありますし、病気になった時に充実した医療を施せるかという面では収入などの条件も満たしていただく必要はあるのですが、【ねこのま】では条件だけで判断はしたくないと思っています。

第一条件としては
ねこのまの活動目的や、小麦・エン麦の保護からこれまでの経緯を
このnoteで読んでご理解いただいている方。

この子たちのこれまでの猫生を知った上で、この子たちのこれからの猫生に寄り添っていただきたいと思います。
一緒に時間を過ごしてみて、家族に迎えたら人も猫も幸せになれるイメージができたら、そこからいろいろお話していきましょう。

もしも里親にならないという選択をしたとしても、【ねこのま】に来ることによって、人と動物が共生できるくらしについてや保護猫や地域猫についてなど、保護猫とのふれあいを通じて少しでも感じ取っていただきたいと思っています。
お気軽にお問い合わせください。

ねこのまオープンスペース


4月11日から2023年度営業再開のmecrepeさん営業時間は【ねこのま】は500円を目安に寄付を募って解放いたします。
クレープ屋さん営業時間はねこのま管理人もおりますので、エン麦ちゃん・小麦くんの里親希望の方、地域猫活動やTNR、猫の飼育についてのご相談等などありましたらお気軽にお立ち寄りくださいね。
mecrepe営業時間はinstagramにてご確認をお願いします。

https://www.instagram.com/mecrepe_moghugnotane/

直近の営業日はこちら


みなさまにおねがい


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お問い合わせ、ボランティア、里親募集については

machiyado.gujo@gmail.com ねこのま管理人 木村まで。


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