ねこのま1月の報告
まず始めに、
ねこのまの取り組み
をご一読いただけると幸いです。
ねこむすびプロジェクトについて
2022年度 郡上の未来をつくるアイデアコンテストで優秀賞をいただいた
ねこむすびプロジェクト。
郡上市内の女子中学生2人が発案したプロジェクトです。ねこのま管理人の私もアドバイザーとして関わらせていただいています。
TNRとシェルターの視察・ねこむすび試作
2月5日、動物愛護で先進的に取り組まれている高山市と飛騨市に、中学生2人を連れて視察に行ってきました。
その後は、飛騨市にてガバメントクラウドファンディングで保護猫施設を運営する【ネコリパブリック 飛騨シェアルター】の見学へ
飛騨・高山視察の後は、3月26日に開催される【御enshaマルシェ】での出店に向けて、ねこむすびの試作&試食会を行いました。
発案者の女子中学生2人は、今まさに受験シーズン真っ只中。
忙しい時間の合間を縫って打ち合わせをしたり視察に行ったりと、かなりタイトスケジュールです。もちろん、それに同行する大人もそれなりに時間も労力も使います。それでも、これから集めようとしている寄付金がどのように使われ、その後にどんな未来が待っているのかを具体的にイメージすることはとても大切だと思うので、無理してでも連れていきたかった場所でした。
飛騨高山の視察に車を出してくれたIさん、試作・試食にご協力やご意見をいただいた方々、たくさんの方の力を借りて少しずつ形になってきています。
ご協力ありがとうございました。そして引き続きよろしくお願いいたします。
ねこのま里親募集中
ラム♀(年齢不詳)エイズ陽性。ノミ取り・避妊手術、ワクチン接種済。
シャム猫っぽいエレガントな毛色の子。性格は臆病で控えめです。
保護の経緯
2022年春頃、八幡の町の一角に突然現れたそうです。しばらくの間、地域の人にご飯をもらっていましたが、7月に妊娠が発覚。すでに妊娠後期でした。そのまま外で出産すると、子猫も半年後には繁殖できるようになってしまうため、放っておけば地域に野良猫がどんどん増えてしまいます。また、自由気ままに見えるけれど野良猫の生活は、暑さ、寒さ、車、カラスなどの外敵、飢え、縄張り争いなど危険がいっぱいです。初期医療費は負担するからなんとか保護してあげたいと知り合いからの依頼があり、ねこのまで保護することにしました。妊娠・子育て中は警戒心が強く、猫パンチとシャーシャーの連発でしたが、子育ても落ち着いてだいぶ穏やかになりました。普段はだいたいクッションの上でのんびり過ごしていることが多いです。家具や壁、柱などにいたずらすることはほとんどなく、長時間のお留守番も大丈夫です。エイズ陽性と聞くと躊躇する方もいらっしゃいますが、発症しないまま天命を全うする猫もいます。ネコリパブリックさんでエイズキャリアの猫を【りんご猫】と名づけ、猫エイズについての理解を深めてもらう活動も行っていますので、ぜひ読んでみてください。今までたくさんの子どもたちを育ててきたラムちゃんの第二の猫生を共にのんびりと穏やかに暮らしてくれる方を待ってます。
リムくん♂11月12日生まれ。
とにかく元気でよく食べます。弟のレム君と柄がそっくりで、リム君の方が少し茶色がかったアメショーっぽい柄。甘えん坊です。
リムくんは一度里親のお申し出がありましたが、当時はまだまだママっ子で甘えん坊だったので一旦お断りしました。
生後3ヶ月を過ぎてだいぶ大人になってきたので、再度里親さんを募集したいと思います。
遊ぶの大好きな甘えん坊のリムくんなので、在宅時間が長めの里親さんにたくさんかまってあげてほしいなと思います。
トライアル予定・譲渡決定
レムくん♂(2月中旬トライアルに出発)
ロムちゃん♀11月12日生まれ。(譲渡決定)
譲渡先の先住お兄ちゃん猫と仲良くできるか心配でしたが、トライアル中にすっかり仲良しになりました。里親さんもロムちゃんのことを大事にしてくださる優しいご夫婦です。ロムちゃん。幸せになってね♡
譲渡の条件について
他の動物愛護団体の条件を参考にしてみたり、譲渡金などについてもいろいろ考えてみましたが、愛護団体によっては、
・単身者はダメ
・小さい子供がいたらダメ
・◯歳以上の高齢者はダメ
・年収◯円以上 etc…
もちろん猫の飼育に適さない住環境や家族構成もありますし、病気になった時に充実した医療を施せるかという面では収入などの条件も満たしていただく必要はあるのですが、【ねこのま】では条件だけで判断はしたくないと思っています。
第一条件としては
ねこのまの活動目的や、ラムちゃん保護からこれまでの経緯を
このnoteで読んでご理解いただいている方。
ラムちゃんと子猫たちのこれまでの猫生を知った上で、この子たちのこれからの猫生に寄り添っていただきたいと思います。
一緒に時間を過ごしてみて、家族に迎えたら人も猫も幸せになれるイメージができたら、そこからいろいろお話していきましょう。
もしも里親にならないという選択をしたとしても、【ねこのま】に来ることによって、人と動物が共生できるくらしについてや保護猫や地域猫についてなど、ラムちゃん母子とのふれあいを通じて少しでも感じ取っていただきたいと思っています。
お気軽にお問い合わせください。
1月の収支報告
◯収入(ご寄付)23,800円
クレープショップ mecrepe さんが冬季休業につき、人の出入りが少ないねこのまでしたが、SNSで情報を見て訪ねてくださりご寄付をくださった方もいらっしゃいました。
大切に使わせていただきます。ありがとうございます。
◯支出 38,013円
フード、猫砂、ラムちゃんの不妊手術代としてお支払いしました。
離乳が進み、子猫の餌代も増えてきました。
ねこのまの暖房にかかる電気代や灯油代もかなりの額にはなりますが、ひとまずはタテマチノイエでの持ち出しとし、3月末の時点で余剰分が出た時に計上する予定です。
皆様のご支援お待ちしています。
【ねこのま】の維持費や保護猫の飼育にかかる経費は皆様からの温かいご支援で賄っております。
以下の方法でねこのまを支援していただけます。
支援方法1ーボランティアで支援!
ねこのまでは猫のお世話のボランティアを随時募集しております。
ご飯やトイレのお世話だけでなく、空き時間に猫と戯れるだけ とか 寒い日が続くのでお部屋を暖めてあげたり温度管理してあげたりというちょっとしたお手伝いでも構いません。中高生も大歓迎です。
支援方法2ー寄付で支援!
1000円以上ご寄付でねこのまロゴ入りのトートバッグを、1500円以上のごk寄付でねこのまマグカップをプレゼントしています!nekotokirieのnaoleeさんデザインの、ねこのまのオリジナルロゴ入りです。
支援方法3ー郡上八幡に宿泊で支援!
【ねこのま】のある【タテマチノイエ】の2階と【女性専用まちやど】は宿泊施設になっており、売上の一部をねこのま運営費に充てさせていただいております。
ぜひ、郡上八幡の観光の際はお泊まりいただき、水とおどりの町郡上八幡を楽しみながらねこ助けを✨
※ねこのまは猫カフェではなく、保護猫シェルターですので、里親希望の方やボランティア以外の方のご利用・滞在はできません。
支援方法4-シェアで支援
noteやInstagramのシェアで支援お願いします。
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引き続き、みなさまの温かいご支援、お待ちしております。
お問い合わせ、ボランティア、里親募集については
machiyado.gujo@gmail.com ねこのま管理人 木村まで。