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保護猫預かり1ヶ月経過と感染症

飼育放棄で(殺処分前提で)保健所に持ち込まれた美酢(ミチョ)。

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1ヶ月限定お預かり記録。

美酢を預かるに至るまでの経緯はこちら


その後のミチョさん

今日で、ミチョを我が家に迎えてから30日が経ちました。

前回の記録から1週間経ったミチョさんの変化は?というと。。。

家に来て以来ずっと便秘気味だったミチョさん、
ここ2〜3日は順調に1日1便💩
きちんと出すものを出してくれてます。

昨日は、初めて目の前でう◯ちしてくれました。

不謹慎かもしれないけれど、ふんばるポーズが可愛すぎるので、皆様にもご披露。
顔が真剣!!

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排便時に出血があるので切れ痔が疑われるのですが、当のおミチョさんは食欲旺盛!
食後2-30分は(ウザがられても)一緒に過ごしながらお腹のマッサージをするようにしているのですが、最近、その食後のまったり時間を「まんざらでもない」感じで過ごしてくれます。

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顔は 「べつに。。。」な感じなのですが、しっかり喉をゴロゴロ鳴らしちゃってます。

ご飯を食べるときはしっぽがピーン!と立って、嬉しい気持ちがダダ漏れ!

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調子に乗って濃厚接触しようとすると、猫パンチ食らったり、噛み付いたりするのですが、最近は力加減してくれているのがわかります。


お預かり延長とネコリパの危機


そんなおミチョさんのお預かりも1ヶ月限定とのことで
今日がちょうど31日目。

当初の予定では、今日、保護主のネコリパブリックさんに引き渡しの予定だったのですが、ネコリパブリック岐阜店に併設する、保護猫シェルターにて、パルボが発生したため、全てのネコ達の正式な検査と店内の除菌が終わるまで、ネコリパブリック さんは休業。ミチョも落ち着くまでは引き続き我が家でお預かりすることとなったのです。

パルボウィルスは非常に強い感染力を持っており、ウィルス自体も長い間生き続けるため、店内を徹底的な除菌を行い、安心してご利用いただけるようになるまで、休業という決断をしたそうです。

ミチョの保護元であるネコリパブリック さんは、2022年2月22日までに、日本の猫の殺処分をゼロに!を掲げて運営しています。
そこに行き着くまでの道のりの険しさは、野良猫、捨て猫など繁殖力の強さと日本のペット業界の事情などを知れば知るほど痛感するし、時々「無理なのでは?」と思うことすらあるのですが、それでもネコリパブリック首相の河瀬さんはあきらめずに、いろんな業界の人たちを巻き込みながらどんどん前に進んでいき、ネコリパブリック の活動は今や全国区となっています。

とはいえ、ただでさえコロナショックで経営が窮地に立たされている保護猫カフェで、さらにパルボウイルス感染で、運営はさらに困難な状況です。
ネコリパブリック さんはこれまでも何度も様々なピンチを乗り越えてきていて、(そのストーリー1つ取り上げただけでも映画1本作れるんじゃないかと言うレベルの濃い内容なのですが)その度にクラウドファンディングなどのツールを使って支援を募って、なんとかやりくりしながらながら処分ゼロへの道を進めています。サポーターがたくさんいると言う事は、もちろん、反面的に良い印象を持たれない方もいるようで、これまでにもいろんな方面からアンチな意見で叩かれたこともあったようです。

でも、代表の河瀬さんはそんなアンチと対立するのではなく、ネコリパブリック の活動理念や取り組みを様々なツールを使って説明し、理解してもらう事で、アンチ以上にさらなるサポーターを増やし続けてここまで進めてこられたのだと思います。

生き物に対する感情は人それぞれ。
私も動物愛護に関してはネコリパブリックさんだけでなく、高山のにゃんLivingさん、アニマルレスキューひださん、関のHappy Dog teamさんなど、数団体の取り組みを学ばせてもらっていますが、それぞれの団体がそれぞれの基準で取り組んでいて、猫にしろ犬にしろ、1匹1匹に対しての最善な対応や答えは一つではないので、画一的にルールを決めて足並みをそろえるのは難しそうだなという印象を受けました。

そういう意味でも、動物愛護法などの法律や条例だけで
  か  か、 か  か
を見極めるのがとても難しく、命を扱う取り組みなだけに非常にセンシティブな部分も考慮しながら進めていかなければなりません。

私自身も、いつか郡上で保護猫と暮らせるシェアハウスを運営したいと思ってはいますが、物件や保健所の許可などの問題以前に、自分の中でしっかりと軸のブレない命との向き合い方を確率させることが先決だと思っています。そういった意味も含めて、今はこうしてボランティアという形で関わらせてもらいながら学びを得ている最中です。 


できる形で応援してほしい!

保護猫活動はどうしても善意だけでは成り立ちません。保護したネコたちの医療費や食事代、シェルターや猫カフェの維持費、スタッフの人件費などのお金はどうしても必要なのです。
できるかできないか!ではなく、そこに向かって進むことが大事だと思うので、今の私ができる限りの協力はしたい!と、ミチョのお預かり延長も快く引き受けました。もちろん、これまでも延長した分もミチョのご飯代やトイレの砂、便秘のお薬などはネコリパブリックさんから支給されるもので賄っていきます。
これが、例えば、「今こっちも大変だから、自己負担でお願いします」と言われたとしたら実際受けられるかどうか疑問があります。私1人と猫1匹だって、気持ちだけでは続けるのは難しい。それが、何十匹、何百匹となったどうだろう?

○匹なら助けられる、それ以外は殺処分。。。

健康な子はレスキュー、病気がある子は殺処分。。。

そんな選択は、できる事ならしたくないですよね。


シェルターでのパルボウイルス感染発覚から現在までのやりとりは、ネコリパブリック さんのボランティアグループラインでタイムリーに見てきました。同じ思いを持つ人たちが日本全国にいて、物資・資金・労働力などの支援がネコリパブリックさんに集まってきているのをこの数日間で目の当たりにしていています。

どんなピンチもチャンスに変えてきたネコリパブリック代表の河瀬さんはじめスタッフ・ボランティアなどの関係者の方々。またしてもピンチの波が押し寄せてきていますが、きっとピンチが大きいだけ、乗り越える超える壁が高いだけ、大きな実績を残すための試練なのでは?という気がしています。

パルボ感染における休業に至る経緯との支援・ご協力のお願いについて、ネコリパブリック さんの公式ウェブサイトにて発表していますので、ちょっとでも気になる方は、見てみてください。
そして、日本の猫の殺処分ゼロに、
ぜひ皆様のお力を貸していただけませんか?



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