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ねこのま 5.6月の活動報告

ねこのまについて

まず初めに、ねこのまの取り組み

をご一読いただけると幸いです。

5月・6月の活動をまとめてご報告します。(長文になります)

モバイルスペイ@郡上八幡開催

ねこのま活動2年目の今年。
5月に入ってからは猫の保護や、野良猫が子猫を産んだんだけどどうしたら良い?という相談が相次ぎました。

ひとことに「保護猫活動」といってもいろんな取り組みがあって、もちろん私1人では実現できないので、仲間(サポーター)を見つけつつ手探りで始めたねこのまの活動ですが、「保護猫活動」という言葉だけが先行して、1人のサポーターを見つけるまでに、5−6人の「なんとかして欲しい!」って人たちにぶち当たり、1匹の猫を保護するうちに5−6匹の救えない命があるという現実を突きつけられる
そんな日々が続いた5-6月。メンタルもかなりしんどい時期でした。

生まれた命は大事にしたい。
でも、猫の繁殖力に人間が追いついていないのが現状。
蛇口を閉める「TNR」という活動がとっても重要になってきます。

TNRとは…


猫の繁殖の相談が相次ぐので、不妊手術の施設ごと郡上に来てもらおう!ということになり、
6月30日に【にじのはしスペイクリニック】さんを郡上市にお呼びし、
郡上市初のモバイルスペイを実現しました。

モバイルスペイとは…


岐阜市や高山などでは定期的に開催されているモバイルスペイ。

郡上で前例がなかったので、実現までは 

本当に、本当に大変でした。


何が具体的に大変かというと、

野良猫を捕獲してから手術日までケージで保護しなければならないのですが、
ケージの中で鳴くわ叫ぶわ暴れるわ。。。
野良猫なのでトイレトレーニングもできておらずケージの中は糞尿でよごれ、ご飯もお水もこぼすからケージの中はしっちゃかめっちゃか、
威嚇してシャーシャーいうから掃除もお世話もケガ覚悟。。。
そんな状態で手術日まで保護というよりもはや拘束?拉致?しているみたいで、猫たちには本当に申し訳ないという気持ちになって、こっちも辛い。

さらに、手術が終わって問題解決。。。というわけにいかなくて、地域にリリース!の直前に、地域の人が増えすぎた猫を毛嫌いして「地域に戻して欲しくない」と言われる猫もいる始末。

居場所のない猫たちはどこに行けば良いのか。。。


郡上でのモバイルスペイを取材していただいた記事を添付します。
TNRについて、客観的な視点で記事を読んでいただき、1人でも問題を知って欲しいです。



丁寧に取材してくださり、複雑な問題をわかりやすく文章にしてくださった中日新聞 山本記者さん、郡上で初めてのモバイルスペイにお忙しい中丁寧に対応してくださり1匹1匹に愛情を持って手術してくださったにじのはしスペイクリニックの高橋先生、いつも活動を支えてくれるサポーターの皆さま、実現において補助金を給付してくださる郡上市に感謝です。

※お知らせとお願い※
「猫を保護して欲しい」という問い合わせがたくさんあるのですが、ねこのまは現在キャパオーバーで、今いる保護猫たちの新しい家族が見つかるまでしばらく新たな保護猫を受け入れることはできません。
保護をお願いするだけでなく、一緒に活動するサポーターになっていただき、保護猫の輪を広げていくためにお力を貸してください。

5.6月の収支報告

収入 122,900円
保護依頼主さんから初期医療費と当面の餌代として保護時にご寄付をいただいたり、譲渡が決まった里親さんから今後の活動費にとご寄付をいただいております。また、mecrepeで1ドリンクご注文いただいたうち100円を活動費に充てさせていただいております。

支出 118,384円
フード・ネコ砂、消耗品以外に、初期医療費(駆虫、ノミ取り、猫風邪治療)の他に不妊手術を施しました。
頭数が増えると、支出も大きい。。。汗

みなさまにおねがい


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日本では今でも日々不適切な状況下で飼育されたり、飼い主の様々な事情で飼育放棄されている(犬)猫が後を断ちません。
全ての子たちを助けてあげたい気持ちはありますが、現在は管理人個人のつながりと、ごく少数の応援してくださる皆様のご支援で細々と活動をしているため、一度にせいぜい5匹までの保護が限界です。
また、現状の体制では私自身の身に何かあったら、もしくは本業の宿業の経営が落ち込んだ時などは活動を終了せざるを得ません。
しかし、支援者や賛同者が増えていけばより多くの不幸な猫を救うことができます。
活動の基盤づくりと、保護猫飼育に関するバックアップ体制を整えるためにも、特に郡上市近郊のより多くの皆様に活動を知っていただきたいと思っています。
こちらの記事をシェアしていただくことでも、ねこのまの取り組みをよりたくさんの人に届けられます。

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皆様のご協力を、よろしくお願いいたします。
お問い合わせ、ボランティア、里親募集、ご支援などのお問い合わせは

machiyado.gujo@gmail.com ねこのま管理人 木村まで。


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