コミュニケーション力という壮大な壁
毎月利用者さんとグループワークをしているのですが、今月はなかなか難しいテーマとなりました。「コミュニケーション能力ってなに?」という議題でその中でも特にみんなが苦手とする「非言語コミュニケーション」について掘り下げていきました。
とはいえですよ、偉そうに資料作ってファシリテーターをしている僕ですが、誰よりもコミュニケーションが苦手なのは僕なわけです。
できればひとりで居たい(笑)、だれともしゃべりたくない(悲)
コミュ障という言葉は大嫌いですが、属する場所はそこになるのかな、、、
でも僕は自分で学ぶ術を知っているし、このままではマズいぞって気づかせてくれる環境がある。社会で生きていくには、このやっかいな「コミュニケーション」を上手にとってれば、なんとなく世渡りができることにも気付いている。
それだけで全然ちがう。s-cubeの利用者さんたちにはそこに気付くことができるよう僕たち支援者がサポートしていかなくてはならないんですね。
そしてもう一つ、コミュニケーションをとるには認知機能を鍛えなければいけないようです。僕たちの施設でもよくあるんです、、、
注意・助言をしただけでも「怒られた」
誰かと誰かが仲良く話をしているだけなのに「私には冷たい、、、」
いつも通り過ごしているのに「怒ってるようにみえる、、、こわい」
これはすべて認知機能、見る、聞く力が弱いことから起こることだそうで、、、。しかもその背景には経験不足やトラウマ、過去の出来事がバックグラウンドとして存在しているので、まずはそこを想像すること。
そんなことを踏まえて、相手の表情をよんだり気づいてあげたりしながら適切な距離感をとっていくことが大事なんですね。
めちゃくちゃ難しいな!!
でもみんな積極的にワークにも取り組んでおられて、意見もたくさん聞けました。来月はどんなテーマにしようかな?僕も毎月勉強しまくりです。そうでないとファシリテーターなんてできないですからね(鼻息)
まぁ、それでも僕はコミュニケーションが苦手だな!!