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[TOPIK] 韓国語能力IBT(インターネット)試験 初受験メモ


先日初めてTOPIKのIBT試験を受験しました。
もともとは一般のTOPIKを受けるつもりだったのですが、秒速で締め切り…

夏前にTOPIKを受験したかったのですが、済州で申し込み自体ができないとは…。ツイートの通りソウルなど他地域はかなり競争が激しい一方、以前の済州(少なくとも2~3年前まで)はかなり余裕があり、スーツケース片手に済州まで受験生しに来る方を見かけることもありました。

キャンセルも出そうになく困っていたのですが、ちょうど語学堂時代の先生に会う機会があり、「IBT試験を受けてみたら」と声をかけて頂きました。

IBT試験とは

インターネットを利用した試験で、試験の効力・等級システムは紙のマークシート形式のTOPIKと同じです。
あとは受験料が異なり2024年7月現在・韓国の場合は以下の通りIBT試験の方がだいぶお高めです。

紙代の分安いかと思いきやまさかの差にびっくりです…ㅠㅠ

ちなみに一般の試験とは違いIBT試験は比較的余裕をもって申し込みができました。

また、これは試験結果が出てから気づいたのですが、一般のTOPIKはリスニング・読解・作文の配点が100点ずつですが、IBT試験は倍の200点ずつでした。よく見ると合格基準も倍ということではないみたいです。

IBT試験 合格基準 ©TOPIK HP
一般のTOPIK 合格基準 ©TOPIK HP

試験会場

済州大学は今回인문대학(人文学部)のコンピューター室?ともう一つの講義室が会場でした。

通称인대

雰囲気的に中の写真を撮ることはできなかったのと、別の講義室はどうだったかは分からないのですが、受験生同士の間隔は狭めで段ボール製の仕切りで横の人のモニターが見えないようになっていました。
ただ机の下にスライド式のキーボードとマウスがあり、横の人の動きが少し視界に入ったので試験前は少し気になりました。

試験前の流れ

試験前に名前や生年月日の入力しマウスで署名をしました。カメラがモニターにある場合は写真も撮影するようでしたが、今回は撮影はしなくていいとのことでした。
その後練習問題を解いて試験開始を待ちました。練習問題はリスニング・読解・作文と数問ずつではありましたが、実際の試験と同じような形の出題形式でした。
初めてだったのと時計が見えず、早め早めに練習問題を解いたのですが、そのあと試験開始まで時間をかなり持て余してしまいました。ゆっくり解いても問題なさそうです。

受験した感想

一番の感想は「作文が楽」という点でした。
コピペも可能なので書きたい内容をメモ書きして修正していったり、内容を入れ替えや書き足したり減らすのが簡単で、何よりもそこがいいなと思いました。

逆にネガティブに思ったのは紙の問題用紙だと一気に見直しができるイメージですが、問題が基本的に1ページ(?)に1問なので、あとから見直すのが若干面倒かなと。
あとはあくまでも個人的な話ですが、note主はヘッドホンが苦手(締め付けられる感じがして苦手)なので、そこは若干嫌でした。(これまた一般の試験を受けろよという話ですが)
どちらも「しいて言えば」レベルでそこまで気になるものではなかったです。

また試験前に気になった横の人の動きも、試験中はキーボードのタイピング音も含めてあまり気にならなかったです。

タイピングについて

note主は大学の課題などで韓国語のキーボードに慣れていたため問題はなかったですが、韓国語でタイピングの経験が一切ないという方は練習しておくといいかもしれません。
タイピングは韓国語で타자といい、타자 연습などで検索するといろいろな練習用のサイトが出てきます。
note主のおすすめはtyping.worksというサイトです。

文章の長さを選べるのはもちろん、自分の好きなカテゴリーを選んだり、特定の単語が含まれた文章を探すことも可能です。

手の位置だったり単語から練習したい場合は한컴のタイピング練習サイトもおすすめです。

おわりに

実は今回初めてリスニングと読解の両方で満点を取ることができました‼

作文は相変わらず悲惨ですが、一応6級なのでオッケーということにしておきます。

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