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私たちは海岸清掃をしています

現在、北海道日高郡新ひだか町静内周辺の海岸では、砂浜に多くの流木が打ち上げられ、景観を損ねています。砂浜部分は町が管理する土地ではないことや、漁業でも海水浴場としても利用されず、町民の社会生活に支障をきたさないことが放置されている原因のようです。私たちはその流木を全て撤去しようと活動しています。

左手に静内真歌山、右手に新冠判官舘、正面に太平洋が見渡せる静内海岸
旧静内駅の裏手に静内川から500mほど砂浜が広がっています

海岸線も大きく変化しています

静内から新冠までの海岸線は、かつては美しい砂浜が広がっていたといいます。逆に私たちが現在活動している静内川河口付近の砂浜はかつては存在すらしなかった、ということも聞いています。ダムや港などの構造物の影響によるものか、それとも自然が時間とともにその姿を変えているだけなのか、一概には判断できません



2024年の静内海岸の様子 場所によっては足の踏み場もないほど


現在は防波堤の高さまで、砂に覆われ草が生えていますが、この下にはテトラポットが埋まっているということです。

私たちの住む街には海があります

一見、自然が豊かに見える私たちの町においても、気軽に自然に触れ合える場所は多くはありません。とりわけ、街の中心部から徒歩圏内にあるこれらの砂浜はとても貴重なものです。今後、海岸線に限らず、何か変化が起こった際に、住民が関心を寄せない放棄された土地とみなされ、それ相応の対処しかなされないとしたら、とても悲しいことです。

2024 7/15第二回海岸清掃の様子 21名の方に参加していただきました

海を見てみよう

海岸の清掃を始めようとした当初、何人もの人に尋ねてみました「静内の海岸を見たことがありますか?」しかし、砂浜や海岸線の現状を知る人は多くはありませんでした。まずは少しでも多くの人にこの海岸の現状を知っていただき、関心を寄せていただきたいと思っています。ひと月に一回程度、日曜、祝日の午前中に活動しています。年齢性別問いません。興味のある方は、気軽に参加してください。お待ちしています!


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お問い合わせ syzygy cafe 0146-49-0528 小笠

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