仮営業開始と送別会とあれこれ
20日から事務所での業務を開始しました。と言っても、会社業務をやったり、研修をやったりと言った感じです。
今月完成が必要なものとしては、経済センサスの回答作成ですね。
正確には「経済構造実態調査」となります。
https://www.kkj-st.go.jp/?gclid=Cj0KCQjw4s-kBhDqARIsAN-ipH1XSDdxUBSUV0sU5FBBZuZf-Nj0XFY7blXBNidx-yL3wZgwPcl5LoIaAvwYEALw_wcB
統計調査ものは、これも10年以上レベルで担当しています。
売上の分類を中心とする回答作成なので、経審や入札参加資格申請と同様の手法で行えるわけです。
ただ、産業分類表に基づく分類法が必要で、そこがめんどくさい。めんどくさいから手抜きする会社もありそうですが、手抜きすると手抜きした国の施策しか出てきません。国にちゃんとしてほしいですよね?だから正確にやる必要があります。
めんどくさいはお金になるという信条から、業務内容のひとつとなります。来年以降もしやってほしいという会社様がいましたら、お任せいただければと思ってます。(形式上は作成代行となります)
で、本日は会社送別会でした。別会社に行った元上司も含めて数人で。
新御徒町からだと場所がJR駅に近いか地下鉄駅に近いかでルートを決められます。今回は地下鉄駅に近いので都営線で。
で、わいわい飲んでたのですが、飲みながら思い浮かべたのは、2006年の頃のこと。会社が一番大変だったころであり、ぼくの原点。
一番大変というと、2009年(リーマンショック)とか2011年(311)という人が多いかと思いますが、ぼくらの業界では2006年です。
大規模な談合事件摘発で、逮捕者が続出しました。仕事は指名停止で全然取れず、もちろんとんでもない赤字が発生して。
生き残れなかった会社もありました。ただ、それよりも当時ニュースになったと言えば、栗田工業の公共事業全撤退だったと思います。
https://www.kurita.co.jp/aboutus/press061227.html
ただ、これは手続的には「何もしない」だけです。配置転換とかは大変でしょうけど、本当に経審や入札参加資格申請を何も出さないだけなんで、まttttったく難しくないです。
で、M&Aを含む事業再編をして乗り切った会社がいくつかありました。
うちの会社は、その中のひとつでした。
結果的に、グループ数社で構成してたのが文字通り四散したんですけど、その前段階で支店を切り離す(分社)をすることになりました。その時初めて、行政書士という仕事があることを知りました。その先生と一緒に分割経審をやることになったわけです。
まだ当時は見よう見真似程度でしかなくて、振り返れば恥ずかしい資料を作ってたなと思ってますけど、あたかも自分が先生の補助者であるかのように、資料をそろえては代々木の事務所に行って、ペン入れをしてもらうの日々が半年くらい続きました。
分割経審って、1回出して終わりじゃなく、その次の年も特殊な手続きが必要です。それも先生と一緒にやるのかと思ったら、難しくないからやりなよって話になり。実際には結構大変だったんですけどwそして、そのまま数年後の会社合併の経審も担当したわけです。
とにかく、あの2006年を乗り切ったという点は、たぶん他の社員よりも思い入れがあります。そして、それ以後は、常にその先生を頭に思い浮かべて、自分なりの行政書士像を作ろうとした16年だったように思います。
送別会では、いきなり事務所作るって、普通どこかで下積みするものではないか?と言われました。
その先生の主宰する会に入ることだけは決めてます。業法研って言われるとこですけど。
http://www.gyohoken.jp/
業許可は全然だけど、経審だけはスコシデキル程度は言えます。雑巾がけでもなんでもやろうかという話です。
あとは、顧客に様式を可能な限り触らせない勢いで集計して作成ができるので、それを売りに大手の先生からお仕事回してもらう方法を考えてます。
とりあえず、まだテキストばっかりしか書けない状態ですが、勇気を出して各所に連絡してみようと思ってますので、よろしくお願いします。