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何事も経験

専門学校に入る前

繁殖場で見て覚えた
犬のお産に
私はとても興味がありました

興味が湧くと経験したくて仕方がない
衝動に駆られます

犬を売りたいとか
繁殖をしたいとか
そう言うことではなく

単純に

犬が妊娠して仔犬がお腹で育ち
産まれるまでの過程に
興味がありました

職場を退職後

私はぷりんの交配相手を
探してもらい
ペットショップの知り合いの
ブリーダーさんに
交配をたのみました

この頃はまだ知識もなく

興味だけが先行し
犬の事を考えた交配を
頼むことはできていなかったと思います

ぷりんの妊娠期間は

専門学校初めての
夏休み中でもありました

夏休みの自由研究のように

毎日ぷりんの様子を見るのが
楽しくて仕方ありませんでした

臨月あたりには

まろんとぷりんを連れて
静岡へ旅行もしました
何も考えないってすごい

そして

2005年9月1日
ミニピンの仔犬が
3頭産まれました

みんな元気な男の子です

レッドが2頭と
ブラックタンが1頭

それからは

ぷりんと一緒に
仔犬の世話に勤しんでいました
ぷりんは優しい母親で
仔犬の面倒をよく見てくれていました

何事もなく
仔犬たちもすくすくと育ちました

育てていくと愛着も湧くので
全部自分で飼うつもりでしたが
パートナーが勝手に約束をしてきた人に
1頭は譲り、ブラックタンの子は
私の両親に譲りました

ミニピンは

段耳と断尾をするスタイルがあるので
断尾だけするスタイルにしたいと思っていました

かかりつけの獣医さんに相談したところ

私が専門学校に行っているという事もあり
自分でやれと言われました←

やり方を教わりさっそく...

というものの
やはり肉と骨を切るとは
なかなか悍ましい体験です
かなり躊躇しました

繁殖場でも

やり方は見ていたので
手順は頭に入っています

しかし実際やるとなると

冷や汗手汗が止まりません
心臓もバックバク

何事も経験です

私は意を決して
断尾を決行しました



結局出来たのは2頭だけ...

3頭目には気持ちが折れてしまい
ナチュラルテイルでいいよね!
と泣きながら儀式を終えるのでした
今となってはこれでよかったと
心の底から思っています

断尾が出来なかった
尻尾の長いミニピンは

うちの子として
まろんとぷりんの仲間入りをするのでした
名前は「大悟狼」

当時の同居人が付けた名前ですが

カタカナが嫌だったので
せめてかっこいい漢字をと
考えたのがこの名前でした

それぞれのお家に行った子たちも

実家に譲ったブラックタンは
「ハリー」
知人に譲ったレッドは
「ワー」とそれぞれ名前も決まり
無事にお引っ越しとなりました

まろんを迎えてから

2年ほどで我が家の犬のいる生活は
3頭の多頭飼いへと進化しました

ハイペースで
犬が増えていく中

私は毎日が楽しくて
仕方がありませんでした
ただいま!と帰れば
元気にお出迎えしてくれる

おもちゃを買っては破壊されても

大悟狼に
トナカイの洋服買って着せたり
ぷりんに
サングラスを買ったり
まろんに
おやつをたくさんあげたり

とにかくかわいくて、たのしくて

お出かけもたくさんしました
学校にも時々
連れていきました
仔犬がいると活気も出て
多頭飼いは楽しいです!


当時の同居人が

仔犬にはまってしまい
今度はまろんを交配に出そう
と言い出しました

私は反対しました

お世話するのは私ですし
仔犬を迎えたばかりなので
しばらくは増やせないと

しかし、しばらくしてから
まろんちゃんも交配する事に

それはまた
ここから2年後のお話

あれから17年

現在大悟狼は16歳
実家のハリー君は1年前にお空組になりました
ワー君は連絡が途絶えてしまったので
元気でいてくれている事を祈っています

大悟狼が元気でいてくれて

私の心は救われています
丈夫な子を産んでくれた
ぷりんに感謝です

大きな病気もなく元気な大悟狼君には

ぷりんちゃんとハリー君の分も
長生きしてもらえるように
私も頑張ります

明日もぷりんとの思い出話を♡

しろくまぁ
゚・*:.。. .。.:*・゜

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ありがとうございました

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゚・*:.。. .。.:*・゜

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