間取りの考え方~旗竿地の家
アラフォー女性建築士の『さわ』です。
主に関西で住宅を設計しています。
本日の『間取りの考え方』はipadで手書き図面の練習をしている時に書いた間取り図です。
旗竿地とは!?
入口が狭く通路をとって奥に広がっている土地の事。
旗竿みたいな形をしているので旗竿地と言われています。
こういう形の土地ができる要因の一つは元あった大きな土地を何区画かに分けていくと、どうしても接道できない土地が余ってきます。
その為、再建築出来る為の接道2m以上という要件を満たした通路を確保して奥の土地も活用できるようにしたためです。
その為、旗竿地は周辺が建物に囲まれている事が多いので、悪条件の土地と言われますがその分土地の価格が周辺より下るメリットもあります。
上手く土地の形状を活かす事が出来れば悪くない土地だと思います。
旗竿地の間取り
そんな旗竿地に建てる間取りを想定して書いた間取りがこちらです。
周りが建物に囲まれているから敷地の中で空間をつくって明り取りや風の抜ける工夫をします。
今回は建物をコの字型にして中庭をつくる間取りにしました。
敷地の境界で目隠しの対策は必要ですが、中庭に面して大きな窓を取る事で各部屋に十分な採光を確保できます。
旗竿地の特徴としてアプローチが長くなるので、建物外観が回りから見えない分アプローチの外構に予算をかけて外観の印象UPしたいですね。
さいごに
ipadで手書き図面を練習している時に書いた間取りなので今回少し見づらかったかもしれません。
(字がね、あまり綺麗じゃないのでね汗)
最近はipadでまず間取りを考えてデーター化するスタイルに落ち着きつつあります。
今までノートに書いていた時よりレイヤー機能で階層を重ねられるのも考えるのに役立っています。
とはいえ、ノートに思いつくままに落書きするのも好きです。
色々なスタイルで今後も間取りを考えていくのでよかったらまた覗きに来てください。
今週もありがとうございました。
左巴建築設計事務所 さわ。
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