
間取りの考え方~完成反省会2
アラフォー女性建築士の『さわ』です。
主に関西で住宅を設計しています。
毎週恒例『間取りの考え方』ですが今週は前回もやりました間取りを作成し実際に建った建物の施工事例を見ながら間取りの自分反省会をやっていきたいと思います。
こちらの住宅は2022年11月1日よりモデルハウスとしてオープンしています。
詳しい建物情報はこちらです。
気になる方はお気軽にお問合せください。
間取り図
1階は一部屋とたっぷりの収納
2階はワンフロアーLDK
3階は二部屋に分けられる一部屋ともう一部屋はオープンな居室です。

1階は結構おすすめです。
1階は玄関からつながる大容量のシューズクロークがおすすめです。
子育て世代のこのエリア向きにベビーカーをそのまま収納できるようにとこの大きさのシューズクローゼットにしました。


帰ってきてすぐに手洗いできたり、アウターも収納できます。
1階はお風呂場と室内干しできる洗面所もあるので洗濯動線がワンフロアーで完結できるように、大容量のウォークインクローゼットも主寝室に造りました。

主寝室奥に造ったカウンターはリモートのワークスペース用とドレッサー用です。
リモートワークをリビングでする人もいますが、家族が気を遣うという話を聞くので主寝室に造る事にしました。

仕事でもドレッサー用でもたくさん家電を使えるようにコンセントをたくさん設置しました。
2階のおすすめはオリジナルキッチン
2階はワンフロアーのLDKでおすすめはオリジナルキッチンです。



ガスコンロ側はタイルが可愛い仕上がりです。

シンク側はダイニングテーブルと同じ素材で造ってもらいました。
今回キッチンはキッチンメーカーさんというオーダーキッチンを造ってくれる会社さんにお願いしました。
女性デザイナーさんのセンスあるキッチンに仕上がりました。

2階の反省点は照明計画です。
私が個人的にリビングは暗めが好きなので、ダウンライト4灯だけにしました。
そうするとやっぱり四隅周辺は結構暗いなという感じになりました。
ダイニングキッチン側が明るい分、リビングの暗さが気になるかもです。
実際暮らすならスタンドライトを置くかなと言った感じですかね。
3階の反省点
今回この建物の一番の反省は3階です。

外観も3階も『三角』が可愛い家にしたくて△屋根の勾配天井にしました。

お陰で問題点① 天井高すぎて照明のメンテナンスが大変です。
モデルハウス用にダクトレールにスポットを取付てもらいましたが、掃除など考えてもスポット照明がいいかもです。

こちらの反省点は工事中に気づいたのですが、クローゼットの扉が△天井にあたる!!
というわけで、クローゼット扉が少し小さくなりました。
こういうところはもう少しイメージして造る前に気づかないといけませんねという反省点です。
さいごに
こんな感じの3階建て住宅です。
大阪府豊中市栗ケ丘でオープンハウス中です。
この建物はオリジナルキッチンだったり、造作の飾り棚だったり、かなり細部にまでこだわったお家です。
こんな自分だけの家づくりしたいと思ってもらえるように日々邁進したいと思います。
興味があったら是非お近くの方は見に来てください。
というわけで今週もありがとうございました。
来週もよろしくお願い致します。
左巴建築設計事務所 さわ。