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④夫婦で転職(#夫婦ケンカ#公務員試験#再スタート)
こんにちは。開いてくださってありがとうございます。
今回は、夫婦で転職。
キーワード【 夫婦ケンカ・公務員試験・再スタート 】
です。
やっと、プロフィールにも書いている、
地方公務員になります!(これも辞めますが。(笑))
↓ 一つ前の記事はこちらです。
●夫婦ケンカ
夫婦で、意見が大きく衝突したうちの一つが、転職。
「俺、転職する」
______急に言われて、脳天貫かれたような気持ちに。
まだ、"転職ブーム"の少し前。
超超保守的な私は、
「せっかくの銀行員のキャリアを捨てるなんてもったいない!
銀行員を頑張っている、あなたに惹かれたのに。
心病んでしまったからならともかく、飽きただけだろう!!」
断固反対だったが、もちろん彼も譲らない。
さらに、
「転職活動に集中したいから、先、仕事辞めようかな」と言う始末。
そもそも、会話が足りていなかった。
彼がいつから、どういう思いで、転職をしようと思ったのか。
今の私なら、きっと話をきちんと聞いた上で、応援してあげられたかもしれない。
しかし、この頃、その度量はなかった。
「男たるもの!家族のために、仕事を定年まで全うするべきだろう!」(本気)
今となっては、申し訳ない気持ちになる。
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⚫︎公務員試験
「私は、仕事を辞めて専業主婦になるはずだったのに…」
こんなはずでは…。
でも、彼と生きていくなら、彼に頼りきるのはよくない。
"先に仕事を辞める"という選択は、踏みとどまってくれたが、
転職したとしても、またいつ「仕事辞める」と言い出すか分からない。
_______それなら、私が一生
安定した仕事をするしかない!
この頃は、『離婚』なんて、選択肢のカケラもなかった。
『一緒にいたい』というより、世間的に、常識的に。
銀行員になった時、条件だけで決めたことを後悔していたはずなのに、
また、条件だけで、公務員を目指すことを決意。(笑)
でももうこの時は、とにかく必死。
やりがいよりも、安定していて家庭を重視できる職業をと。
今年度の試験日まであと3ヶ月しかなかった。
日中、銀行員の仕事
→昼休けい、隠れて勉強
→帰宅後、全ての家事
→夜中に勉強
→休日は12時間以上勉強
既に公務員として働いている友達全員に連絡して
試験対策、オススメの教科書、面接対策を聞きまくる。
みんな、とても協力的で、レスポンスが早く、
応援してくれているのが伝わって、涙が出た。
ただ、彼との関係は悪化する一方。
『私はこんなに頑張っているのに、彼は家事もしてくれない、励ましてもくれない。』
こんなにがむしゃらで、不機嫌オーラ満載で、可愛くない態度を取る妻を 応援できないのは、当然。
すれ違いは広がる。
↓※地方公務員への転職アドバイスについてまとめた記事はこちら
⚫︎合格
公務員試験も、筆記試験より面接重視になっていっていた。
勉強時間が圧倒的に足りていない私にとっては
ありがたかった。
父と同じ市を受けたかったが、拒否された。笑
今となってはよかったが。
合格通知を見た時は、
何もかも、全てが報われた気がした。
受験よりも、就活よりも、はるかに嬉しかった。
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⚫︎夫婦で転職へ
結局、私が先に転職活動を終えた。
彼は、なかなか苦戦していた。
銀行員数年のキャリアで、役職は就いていない。
好条件の会社への転職は厳しかった。
でも、私がやり切ったため、文句も言えないし、追い込まれたと思う。
最終、決めてきたのは
創業5年ほどのベンチャー企業。
...当時の保守的な私が最も嫌う、ベンチャー。笑
しかも、転勤がないとは言えない会社。
(「私が既に公務員受かっているのに?着いて行かないよ?」が本音。)
しかし、もう賛成も反対もしなかった。
何を言っても、彼の決定は変わらない。
●再スタート
6年間勤めた、銀行を退職。
仲の良い同期は、結婚や転職で既に辞めてしまっていたが
毎朝吐きながら出勤していた私が、ここまで続けられた。
最後、大好きな先輩方、母のように可愛がってくれたパートさん方に
たくさんお祝いしてもらい、応援してもらった。
達成感があり、一つ自信もついた。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
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29歳で、新入社員へ。夫婦でまた新たなスタート。
環境が変わり、またケンカ勃発の日々を予想していたけれど
意外と、お互い少し穏やかになった。
____でも、今思うと、
これは仲良くなったのではなく
お互いの興味が少し薄れてきた、始まりだったのだと思う。
特に私は、家族に何でも、自分の全てを打ち明けるスタイルで生きてきた。
しかしもう、彼に伝えたいことも、相談したいこともなくなっていた。
●おしまい
次回、【 離婚 公務員の仕事 】です。
…ほんと、20代後半~30代前半、怒涛だなぁ。(笑)
読んでいただき、ありがとうございました。