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①中-高校時代(#ガリ勉#登校拒否#母)
前回の、自己紹介を読んでくださった方、
応援してくださった方、本当にありがとうございます。
読んでくださる人が、ひとりでもいるって、
本当に励まされるし、うれしいなぁと実感☺
今回は、私の中-高時代。
キーワード【 ガリ勉・登校拒否・母との関係 】
です。
●反抗的なガリ勉
小さい頃から、”ばかまじめ” で ”ガリ勉”
正義感つよめ、曲がったことが大嫌い。
特に、学校の規則、先生の教え方に
たくさん不満を抱えていた。
・「どうして、靴下の色は白のみ?」
…当時流行が、ルーズソックスから紺色のソックスに。
”ルーズソックスがNG”は、まだ分かる。でも、紺色の靴下は、別に派手でも奇抜でもない。禁止される意味が分からない!学校は”流行”が嫌いなだけだ!
・「先生は、分からないことを教えてくれるんじゃないの?」
…生徒を置いてきぼり。話したいように授業を進める先生。
ガリ勉の私は「分からないから、もう一回説明してほしい」と訴える。
すると「なぜ僕の説明が理解できないのか!」と言い合いに。もちろん、負けじと反発する。
相手がオトナだと、強気。自分が間違ってないと思うと、臆せず戦う。
そして、先生にどんどん嫌われる(笑)
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●登校拒否・繊細さん
でも、一方で、同世代の友達に対しては
繊細で、気にしぃ。
私の経験を「いじめ」と呼ぶのは
きっと大げさだが、
当時は、いじめられている と思っていた。
・「学校をやすみたい」
・テストの点数が良いと『ガリ勉!』とバカにされる。
・部活を辞めたいけど、友達が怖くて辞められない。
・今日〇〇ちゃんに会いたくない。
・誰かがトイレに行くと、その子の悪口を言っている。私も絶対言われている。
仲良しの幼なじみや、友達もたくさんいた。
けれど、私の悩みを言うと「悪口」になる。〇〇ちゃんのような、悪口を言う人間になりたくない。
また、悩んでいる、弱い自分を隠したい気持ちもある。
だから ” 学校を休んで、逃げる ” 手法を取っていた。
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●救世主、母
この時、救いだったのが、母の存在。
このような不満・不安を、学校から帰るなり、
ずーーーーーーっと、母に喋り続ける。
母は、指摘も、否定も、アドバイスもしない。
ずっと「うん、うん」って聴いて、
「すごいな~。がんばってるね~。母さんだったら無理だな~。」
この時間に、救われた。
学校を休むための仮病も、母が協力してくれた。
「休みたい」と相談すれば、休ませてもらえた。
だから、安心して、次の日は登校できた。
当時、「母」という逃げ場がなければ、
また違う人生だったかもしれない。
我が子なら なおさら、
毎日聞いているだけではストレスが溜まるだろう。
アドバイスもしたくなると思う。
けれど、ただただ、聴いて、励ましてくれた。
自分の母ながら、この子育て法はすごいと思う。
当時の事を母に聞くと、
「特別な子育て方針はない。アドバイスする暇もないほどの 弾丸トークすぎて、聞く事しかできなかっただけ。笑 でも、娘の考え方、学校で起きていることが全て分かるから、聞いていて楽しかった。
あと、『私が娘の立場なら、学校行きたくないなぁ…』とシンプルに思ったから、休みたいときは、休ませた。
そのまま不登校になるかも・・・という不安は、当時なかった。」
とのこと。
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●進学へ
順風満帆ではなかったけれど、
不登校にはならず、内申点も高く、第一希望の公立進学高校に合格。
高校でも、茶髪に化粧+校則違反の制服で登校。
(やっぱり規則が、納得できない。笑)
気の合わない先生とのケンカは絶えなかった。
でも、ガリ勉は健在で、テストの点数は高かったため、
指定校推薦で、第一希望の私立四年生大学へ。
中-高時代の友人と、今も多く親しくしている。
●母になった、友人
最近、私の幼なじみから相談があった。
「思春期の娘のことで悩んでいる。
娘の話を聞いていると、tomoriの学生時代と似ている気がする。
母として、娘にどう接してあげるのがいいと思う?」
私は子どもがいないので、
幼なじみの娘が、もう思春期に入ったということに驚きを隠せないが(笑)。
私は、自分の母にしてもらったことを、伝えた。
幼なじみは、
「よかれと思って、ついついアドバイスをしてしまう。休みたいと言われても、休ませたことはない。明日から少し変えてみる!」
と、とても感謝され、うれしかった。
●おしまい
子育てに、正解・不正解はない。
ひとりひとりの個性によるから、
保護者が、子のために一生懸命考えて、悩んで出した行動は
全部正解だと思う。
子育てをされている方、
毎日本当におつかれさまです。
私はどんな仕事より、「子育て」されている方を
尊敬しています。
長々とすみませんでした。
私のエピソードが
ここまで読んでくださった方の、選択肢のひとつとして少しでもお役に立てることを祈って…。