ボクが見た音楽の世界 (7)
2015年、刺激的なピアノ科と指揮科の一年目を終えた。
それから様々なことがあったが、最も関心を持った事柄がある。
古楽である。
古楽というと、なんだかマイナーで古い曲ばかりを演奏して、なんでも速いテンポで弾いているイメージはないだろうか。
ボクにはあった。
しかし、それを覆してくれたのが、やはり指揮科のブルーノ・ヴァイル先生とラインハルト・ゲーベル先生だった。
ヴァイル氏は古楽的な演奏を得意としており、シューベルトの交響曲にCDブックレートには、用いられた全ての楽器