マルチタスク
先日、とある記事を読んで気になったので書いてみた。
心理学的にマルチタスクはよろしくないという意見が書いてあった。
その記事によると、[ドラマを見ながら][音楽ビデオを見ながら][ラジオを聴きながら][何もしない]で作業にかかった時間を比較していて、[なにもしない]が一番かかった時間が短かったという。
これは一つのデータであろうとは思うんだけど、はたして[◯◯をしながら]がマルチタスクなのかがいささか疑問。
たしかにこれもマルチタスクの例ではあると思うんだけど、これはどちらかというと[ながら作業]ではないんだろうか?
マルチタスクってこういうことを言うのかなという疑問。
僕の中では、複数の案件を同時に抱えながらもその時々で切り替えて作業することをマルチタスクという認識でいる。
仕事をしている上で、なにか一つに専念するというのは限られた環境ではないだろうか。
普通、複数の案件の締め切りに追われながら優先順位をつけて作業をしていると思う。何かをやっている時も、頭の片隅には別の案件が存在する。
自分の中ではマルチタスクでやることは当たり前で自分の仕事の性質上、
仕事の息抜きが別の仕事という状況は多々ある。
デザインをしていて行き詰まったら企画を考えたり、企画に行き詰まったら他の作業などなど。
《複数のことを瞬間的に同時に》というながら作業が効率悪いのは理解できる。この場合、マルチタスクの定義があいまいなことが良くないのかなって。だからこそ、一括りにマルチタスクが効率悪いと言い切るのもいかがなものかと思う。
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