視点を切り替える

物事を考える上で大事なものの一つが[視点を切り替える]だと思っている。
これは広い場面で使う事。

音楽関係の企画をしている時には、[出演者][お客さん][スタッフ]とそれぞれの立場でものを考える。それぞれが求めている事は違う。
どこか一つの立場で考え過ぎてしまうとバランスが崩れ、需要と供給がマッチしない。つまり売れないものが出来てしまう。

クリエイターとしてモノ作りをしている時も同様で、自分が作りたいものと求められているものは違う。需要にあったものを作るのが自分の仕事だと思っているので、基本的には求められているものにウエイトを置く。
そこにいかに【自分らしさ】を入れられるかがセンスであり、自分が依頼された意味があると考える。

[木を見て森を見ず]ではなく、[森を構成している要素は木だし、木の集合体が森になる]という感覚で視点を何回も切り替えて、実像を作り出す事で構成している要素も把握できるし全体像がしっかりする。


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