山田亮一vs山田亮一とアフターソウル(2024年12月20日)
【⚠️】
はっきりした記憶がない
個人の感想
深夜テンションでつらつら
敬称略
心斎橋animaはこれでもかってくらいの客入りでパンパン。
客電が落ちて、SE、レディース&ジェントルメン的なイメージの曲。私は初めてのワンマンだったから存じないんだけど、ワンマンの時に使っている曲だったりするのかな?レーザー光線のようなライトがくるくると。
メンバーが続々登場、最後に満を持して山田亮一登場。
SEが流れたまま、山田亮一とジャパさんが向き合って一曲目のイントロに向けたセッション開始。
『アパルトの中の恋人たち』
伸び伸びと演奏しつつ、山田亮一はお客の顔を一人一人順に見つめていたように見えた。ハヌマーンと違うところは、ラスサビ前「床に落ちた台湾製のそれと目が合う」の後のジャジャジャのとこが一回落ちる。これはアフターソウル初回から。
夢先案内人はもちろんこの人。香川県出身、八人目の七福神。何にも予備は必要やからね。
『幻によろしく』
曲が始まるとアパルトでは落ち着いていたお客は圧縮。ここ数回、曲が増えて聴けてなかったので個人的に嬉しかった。ラスサビだったか、音程を変えて低めで歌っていて良かった。ワンツーはジャパさん担当。
『最低のふたり』
今回はラブソングを、って言ってなかったかしら。最高の4人からお届けする最低のふたり。アフターソウルの曲。山田亮一の「ギター!」が聴ける曲。ギタリスト2人のソロが聴ける曲。田中耕平のソロがえっち。
『リボルバー』
「ぼーっとしてんなよ、行け。」言わずもがな大盛り上がり。ハヌマーン曲のソロは結構山田亮一が弾いている気がする。そして後奏の大合唱。「歌ってくれる?」120点、はここだったかしら。記憶がないです。
4人のロングセッションはここだったかな、ノリノリイケイケもうとにかくかっこいい。ジャパさんのベースから始まるセッションはこれでしたか?とにかく楽器隊が最高。
『夕凪』
水野絢太にピンスポが当たり、ドラムソロから始まる。音源はなんとか「鞭打ち」に聞こえるけど、やっぱり「ムチムチ」が脳を掠める。2番Aメロはみんなで手拍子。各所の決めがぴったりすぎて気持ちいい。最後はみんなで深くお辞儀。
アフターソウルから歌謡曲を。
『汚言症』
曲名とは裏腹に(?)ポップな曲調。歌詞の中で何回も登場する「御両人」のときに、山田亮一は左手で裏ピース。
みんなで踊ろう、揺れよう、恥ずかしがらずに。俺らも恥ずかしい。俺から見て左から、みんなから見て右な、これ思想の話ちゃうで。
ゆったりしたセッション。ここはもうここ数回定番になっている。
山田亮一が喉を整え、「你好、我爱你♡」
『ネイキッドチャイニーズガール』
サビでは、みんな歌って!と言われて「ネイキッドチャイニーズガールとー!」を全力でやる。楽しい。
ジャパさんの紹介のくだりが、ここでももう一度あった気がする。八人目の七福神。イントロとは違うセッション。こことても心地よくて好き。そこから次の曲へ。
『トラベルプランナー』
象徴的なギターは山田亮一の演奏。これも「纏ってる雰囲気が好きで」とか音程変えて歌っていたような。
(⚠️ここ特に曖昧、さらっと空気感だけ)
お手紙やメッセージをよくもらいます。あなたの曲が救いです。助けてください。でも俺はただの人でヒーローじゃない。でもギター持ってこうしてステージに立っている以上は、何かしなきゃと思う。しんどくて、這うようにここまで来た人もいると思う。そんな人のために歌います。もちろん元気な人のためにも歌います。
『心が雨漏りする日には』
バズマザーズから出ているアレンジとほとんど同じだったように感じた。bpmやギターのフレーズも。わたしはもう耐えられなくて号泣。「酒でも女でも麻薬でも魔法でも、なんでもいい俺を自由にしておくれ」が力強かった。
ステージライトがついたまま4人が静かに退場。スタッフがマイクや椅子の準備をして山田亮一が1人で登場。アコギにスポンジボブのチューナー。弾き語りは終始髪の毛が邪魔そうだった。前髪ぱっつんにしたらええのに。
『Nice to meet you』
挨拶代わりの曲。優しい。「世界のどこにも逃げ場はない」のあとに「ああ。」と歌うのだけれど、憂い、諦め、何かは分からないけどここに詰まってる気がする。
『恋文は下駄箱の中』
この曲可愛くて好き。
『アナーキー・イン・ザ・1K』
白のライトで後ろから照らされていて、私には教祖様に見えた。
こんな歌が音楽の教科書に載ってんねん。ナンパの歌。男も女も関係なく肩組んで揺れて。おい、組めや。
『オー・シャンゼリゼ』
結構しっかり歌う。そこからするっと
『おー新世界』
楽しい、山田亮一も楽しそう。最後はみんなで歌った。
アフターソウルのメンバーを紹介します。この人と出会って、アフターソウルは大丈夫だと思った。
"ジャパ・ザ・グルーヴィ"
俺ってギター上手いし普通のスリーピースなら難なくやれる。だから、俺より良いギター弾く人がよかった。
"田中耕平"
眠そうな可愛い顔して、実はアフターソウルでいちばん熱い男。
"水野絢太"
音楽業界、に限らずだけど苦しかった時期に作った曲。夕焼けがすごく綺麗やなって思うことあると思うんです。でもそれってどれくらいの間隔で感じてるかとか、考えてる人おらんと思う。それくらいの感じで、いつか分からないけど良くなればいいなと思って。
『夕暮れ』
初めてのバンド編成。心地よかった。
みんなを17才に戻してあげます。
『17才』
バンド編成で聴けると思ってなかった。ハヌマーンの音源と近かった。2番に入ると、山田亮一は目を見開いてこちらの反応を楽しんでいるように見えた。最後のサビ、こうくん歌って!けんちゃん歌って!ジャパ歌って!でメンバーがサビを一周ずつ歌唱。お客も大合唱。3-4周くらいした気がする。
立ち上がってテレキャスに持ち替え。
踊れ文系男子、演奏アフターソウルで
『ワンナイト・アルカホリック』
最後のギターは山田亮一。楽しすぎ。でも理系も混ぜてほしい。
『アバンチュール』
田中耕平のギターがとにかく良い。それに尽きる。
ポケモンセンターの歌です。多く語らず始まった。
『ポケモンセンターの歌(仮)』
背景のライトが赤と白の丸でポケモンボールみたい。歌い出しは「あの子とポケモンセンターに 人影(ヒトカゲ)に紛れ手を繋いだ ポケットの小銭がメ(ゼニガメ)ロディを 奏でているみたい不思議だね(フシギダネ)」だった記憶。この量のポケモンを紛れ込ませ続けてこの仕上がり。まじですごい。ポケモン知らなくても分かる。歌詞の中身は山田亮一のツイート参照。みんな聞いてほしい。
ここの短いMC好きだったのに何も覚えていない。
『若者のすべて』
ハヌマーン曲の中でツートップを選べと言われたら一つはこれを選ぶ。最上級の希望の歌。「それでも明日は何度も 執拗に((君を呼ぶだろう))」でお客を指差し。私を指差していた。と思っていると気分が上がる。「ぎゃー」を全力で。今回は山田亮一は叫んでなかった気がする。
この曲でアフターソウルはステージを去ります。『ハイカラさんが通る』でお別れしましょう。
『ハイカラさんが通る』
印象的な刻みのリズムからワンツー!で始まるこの曲。「君ならどんな音楽を聴く」でお客を指差し。私を指差していた。と思っていると気分が上がる(2)。
真っ暗なステージと客席。手拍子で求めるアンコール。今までにないほどの満ち足りた心で、それでもなお求めてしまうこの強欲さ。
再び登場するまでとても長く感じた。
メンバーが再登場。山田亮一は血の色のテレキャスを持っていた。
(⚠️ここも曖昧)
最後に一曲だけやって帰ります。この曲の前に何か喋ろうと思ってたけどやめます。年取りたくないって思う人多いと思う。出来んくなることも増えるし。でも、40歳になって出来るようになったことがある。気持ちを全部込めて歌えるようになった。
『幸福のしっぽ』
バンド編成でこの曲を聴ける人生だと思ってなかった。イントロの一音目が聴こえた瞬間に涙が溢れた。なんて強い歌なんだろう。山田亮一も少し涙ぐんでいたように感じた。
どこか忘れたけどやってた印象的なこと。
・山田亮一が田中耕平の頭をわしゃっと撫でる
・水野絢太に向かって山田亮一がギターバズーカ(追記:年始のライブではネイキッドチャイニーズガールの最後のドラムのとこでやってたような気がするのでここかも)
・「田中耕平に気をつけろ」
・山田亮一が水飲んで上向いて水吹く
・山田亮一がジャパさん口説く
・こうくんなんか喋って「こんばんはー」
・ありがとうでコーティングされてる、ありがとうフォンデュの具材、ぐざちゃんって呼んで。なあ、ありがとうフォンデュ、「もうええて!(田中)」
・山田亮一と田中耕平がちゅー
・バズマザーズ後期の話とか、ここに来てくれるお客さんにだから言うけど、みたいに話してくれた
・曲ごとに「ありがとう〜」
とにかく演奏の完成度がすごい。メンバーそれぞれのスキルをまざまざと感じさせられる。何回でもライブに足を運びたい。
わがままを言っても良いなら、山田亮一には出来るだけ長く音楽を続けてほしい。健康に。
追記
違うバンドでバズマザーズの曲をやるのはどうなんだとかいろいろ言う人いるでしょうが、それが今の山田亮一を作ってきたものだし、ワンマンでやる分にはいいんでないかなと思います。そうでなくてもやりたいことやればいいんですよ。知らんけど。