推しと友人と
1月31日
アイドルグループ「限りなく白く」の東京単独ライブの日
俺は友人をきっかけに通称かぎしろのファンになった
特に藍沢未羽がいわゆる推しだ
1月31日は俺が初めてかぎしろのライブに足を運ぶ日なのだ
つまり、初めて推しを生で見られるという訳である
そしてこの日は俺にとってもう1個意味のある日だった
そのかぎしろを教えてくれた友人とライブを見に行くのだが、友人と久しぶりに遊ぶ日でもある
遊ぶと言ってもただ他愛ない話をするくらいだが、自分たちはそれが1番心地よい空気感だと分かっている
結局行き先はライブハウス近くのカラオケになった
ライブまでの時間を潰すという意味でもちょうど良かった
友人と長い付き合いで結構色々と話す仲
カラオケについたら歌を歌って駄弁ってを繰り返してた
ライブの時間が近づくとお互い「まだ時間にならないね」とか言ってたけど何気にあっという間だった
ちゃっかり時間ギリギリだったし
何時間歌ったっけ
ライブ鑑賞前なのに、かなり喉を酷使した
楽しかったから良いか!
初めてのかぎしろのライブはほとんど予習無しで楽しむことに決めていた
その方が初めてのタイミングが多く楽しめるだろうと分かっていたから
オタク歴が少々長いことが活きた気がする
おかげでとてもいいライブ体験が出来た
どれも素敵な曲だったけれど、飛び抜けて好きな楽曲も見つけられた
ライブが終わった時の感想は「絶対に東京ワンマンは足を運ぼう」だった
終演してすぐ友人と一緒にドリチケを交換して一息つきながら、物販を待った
推しとの初邂逅の時間が近づいている
俺は藍沢のチェキ券を2枚買ってレーンに並んだ
緊張は全くしていなかった
俺の番になって1周目はソロチェキをお願いした
さこや
「あ、いつも高菜(友人のハンドルネーム)がお世話になってます!」
藍沢
「え!さこやでしょ!はじめまして〜!なんか初めて会う気がしないね。いつもnoteとかTwitter見てくれてありがとうね〜」
そこそこ予想通りの反応だったけど、なんだか本当に自分も初めて会った気がしないくらい既に心地よく喋れている
俺の推しってこんな可愛いのか
てか人当たりの良さが想像通りというか、まるで知ってたかのような感覚
藍沢
「さこや身長高いね!何cmあるの?」
さこや
「前測った時は184cmだったよ。藍沢が想像してたより身長高くてびっくりした!」
藍沢
「そうかもしれない!私が158くらいで、他のメンバーは149cmとかなの。新しく入った2人は私と同じくらいだよ!」
さこや
「ライブの時、ざわのこと見やすくて助かった。2周目はツーショット撮りに来るね!」
藍沢
「ほんと!?ありがとうねー!」
幸せか?
久しぶりにチェキの感覚を思い出した
でも藍沢は今まで撮ってきたチェキとは雰囲気が全然違った
心地よい余韻が残ってた
そのまま2周目にならんでツーショットを撮ることにした
2周目は好きな音楽の話やクリームソーダの話をした
趣味が同じだとこんなに楽しいのかと、ひしひしと感じた
チェキを撮り終えて友人と合流した
「お疲れ様。今日はありがとうね。」
自分は家まで時間がかかるので、一足先に帰ると告げた
たまたまライブハウスで友人からの紹介で知り合いが出来たりもしたがあまり長く話せなかったのが少し惜しい
俺は「またね!お疲れ様」といってライブハウスを出た
そして電車の中でこのnoteの下書きを書いていた
友人に遅ればせながら誕生日プレゼントとしてその日のライブのチケットとチェキ券を2枚あげた
大したことは出来なかったけど思い出になればと
俺は友人のおかげで推しを知れた
俺は推しのおかげで友人とさらに仲良くなれている
こんなに幸せな循環はそうそうないだろう
限りなく白くが大きく躍進していくことをほんの少ししか支えることは出来ないし、友人と遊ぶこともたまにしか出来ない
それでもそのうちの幸せを享受出来る機会を無駄にしたくないと強く思う1日だった
最後になるけどblindlyくそかっこよかったなぁ
この曲大好き
さこや