なんかかんか82(展示の記録)
▼12/6-8開催の、 CIRCUS?circus? vol.1についてのまとめ
めちゃ長い
▼CIRCUS?circus?はメンバー内ではC2と呼ばれている
公式に略称を出しているわけではなく、あくまでメンバー内だけの呼称なので、私は自分が宣伝だったりをする時には、必ずCIRCUS?circus?とするように努めた
他のメンバーがどうかは知らないけど
結構こだわり(今後公式として略称を使うなら、それでもいいと思っている)
変換が面倒くさいのでここではC2とする
まあ、日記だし
▼仕込みというものを久しぶりにする
もうひとまわり大きなキャリーケース欲しいな、となる
衣装の布量が多い。冬だから
▼刷り上がった個人誌『1249』は、
用紙も文字組もかなりこだわったので理想、完璧に近くて、わはは最高となる
刷り取りが2冊入っていて、丁度いいや、これを自分用にしちゃお、と抜き取る
惚れ込んだ紙の美しさよ
キラキラ、キラキラ、輝く愉快な表紙
次回はホロ入れたり箔押し入れたりしたいな
愉快な紙が好き。豪華な装丁が好き
個人誌のいいところは、最後の最後まで拘れるところだし、最後は金で殴れば良いやと思えるところ
個人誌が郵送されてきた段ボールに、筆記用具や使いそうな小物を詰めて、搬入する
こういう詰め物はうまい
▼朗読用の台本を用意する時間がなくて、聖書朗読の時に使った台紙をそのまま流用する
刷った台本を綴じ、ポケットに挟み込むようにして、読んだ
なかなか良かったが、慌てるので、ちゃんと次回は専用の台紙を用意したい
というか、白河夜船でもそれ以外でも絶対使う機会があるのだから、台紙だけ作っておいた方が後々良いような気がする
仕込み道具として
▼甘え上手になりたい、力を適度に抜けるようになりたい、と
つくづく
結局フル稼働
▼システム、動線、何もかも演劇と違う
演劇の気楽さを思い知る
客は来て、見て、帰っていく
演者は準備して、見せて、帰る
展示は解説したり挨拶したり、受付と物販が同一だったりで会計方が忙しかったり、する
下手に客とメンバーが近くにいるから、気にしないといけないことが、多い
あと恵文社だから、客じゃなくても覗いて帰って行く人が、いて、出入り口を常に気にしていなくてはいけない
受付対応、会場の全体把握、会計、出入り口確認、来客対応、自分のパフォーマンス、セールス
あまりにも、果てしない
▼なんかもっと自分が見えない人なら楽だろうなとずっと思っているけど、細かいところが気になるたちだし、だから成功している部分もあって、仕方ないよねともなる
しかしもやることは多い
三谷さんの言葉がしみる
▼個人的には、来場者数は予想よりやや多め、くらいだったが(来場者のカウントしとくんだったな〜)、滞在時間が長めのお客様が予想よりはるかにたくさんいらしたのが意外だった
私はああいう場で、長く滞在するのが得意じゃないから、長く居たいタイプのお客様がそんなにいると予測ができていなかった。反省
お客様、意外と喋りたがるし、
メンバーもお客様と喋りたいんだな、と、
受付からじーっと見ていて、思った
こういう役回りだし、自分、変わらないなあと思った
▼意外な人が来てくれたり、来てくれる予定の方が来なかったりは、演劇の時と変わらんなあと思った
▼ あみかの後輩の話
あみかの後輩くん(4回生、演劇人)に、
「社会人になっても活動続けてるの凄いです!」「原動力はなんですか?」「どうやって時間作ってるんですか?」と問われる。受付で目を白黒させる私
あみかが「あのー、見たらわかると思うんですけど、すんげー馬鹿真面目なんです」とフォローしてくれた
全ての質問に対して、やるしかないからやる、みたいなことしか返せなかった
あみかが「まず1日は24時間あって、8時間働いて、8時間寝るとして、ご飯とか会社への往復に4時間かかるとして、ほら、あと4時間も時間あるよ!」と言っていて、うわあストロングスタイルだなあと思った。でもわかるな、と思った(だからうちらは耳潰したり体壊したりするんだけど。わかっちゃうから仕方ないよね)
あとは、
自分がクリエイティブやりたいならクリエイティブな職についたほうがいいかもという話と(私は結果的にそれがよかった、という話も)
仕事に全振りして仕事で名を上げたいという彼に、それはそれで大変立派な夢で、是非頑張ってほしいということを、伝えた
何かに一生懸命になれる子は好き
私とあみかは、人の好き嫌いの考え方も、人の好みもまるで違う。 でもあみか好みの人間は一発でわかるし、多分あみかも私の好みの人間がわかっている
▼コーヒーの話
今回、じんくんが出張カフェをやってくれた
コーヒーを頼むお客様は多かったし、なんなら「カフェですか?」と言って展示を知らずにコーヒーだけ飲んでいくお客様もいた
日曜日は雨が降っていて、冷えたから、コーヒーの注文は多かった
じんくんのコーヒーは一杯ずつ淹れるタイプだから大変時間がかかるが、急に6杯とか注文が入ってあばばばばとなるタイミングもあったりして
でも私も受付、物販、来客対応で忙しくて、何もフォローできなかった。反省
せめてお盆でもあれば良かったかも、と思う。サーブする用に
私はコーヒーが飲めない
苦いものも苦手だし、多分カフェインに弱い。酩酊したり、胃が痛くなったり、動悸がしたりする
今回、出張カフェでコーヒーしか出せないことをちょっと気にしていた
自分がコーヒーが飲めないから
コーヒーを飲めないお客様の気持ちがわかるから
なんとかしたいなと思って、思いつきで加賀棒茶のティーバッグを持って行った
結果、5杯ほど出たらしくて、ああ、持って行ってよかったなあと思った
「コーヒーだめなんだよね」って方に、「ほうじ茶もありますよ」と声をかけて「あ、じゃあそれで」と言ってもらえることが何回かあって、本当に本当によかった
これは続けるべきだなと思った
勝手に、C2のお茶大使として
▼マドレーヌとパウンドケーキを非常食に持っていたけど、そんなもん食べる余裕なんかなかった
今食べた。甘くて美味しかった
▼キッチンの隅で肉まんをもももももっと食べる。ハムスターか何かのようである
▼文学フリマへの参戦経験がある身からすると、我々の初出店が文フリやコミケじゃなくてよかったなと思う
多分、ゆっくりお客様と接し、話しとするのが、性質に合っていたんだろう
私以外は文フリ出店経験のない人たちだし、ああいう場で立ち回るにはまだまだ修行がいるだろうなというかんじ
我々がやろうとしていることは、文フリ会場では埋もれるだろうと思う
説明が必要な作品形態をしているから
今後またイベントをやるにしても、主催イベントか、または京都文フリくらいじゃないと難しいだろうなと思った
サーカスなんだから、当たり前だな
主催公演はできるが、サーカスはマルシェには参加できない
▼名義やクレジットを、今後どうしていくのがいいのか迷う
阿僧祇/七遊、白河夜船/よるるべ/C2
▼ あみかの友達のカメラマンさんが、気球に乗る資格を取る話をしている
佐賀のバルーンフェスタに行ってみたいこと、イスタンブールに行って気球に乗ってみたいことなどを喋る
よくご存知で、と言われる
私もなんでこんなこと知ってるんだろうとなる
▼テーブルに試し読みの本をいっぱい置いておくと、お客様が結構読んでくれて嬉しい
私は色校正用に出した、エッセイが2編だけ載った偽物を置いていたが、それを読んで「これお姉さんが書いたんですか。面白かったです」と言ってくれた方や、「試し読み読んでよかったから買います」「表紙がいいので買います」と言ってくれた人たちがいた
正直、私のことを知っている人しか買わないだろうと思っていた
でも意外にも、10パーセントくらいは通りすがりの一見さんが買ってくれたように思う
知り合いたちが買ってくれたのも嬉しかった
みんな一冊ずつ手に取って、表紙をキラキラと遊ばせたりしながら、買ってくれた
走馬灯みたいだな、と思う
見知った人、懐かしい人が、私の前を笑って、通り過ぎてゆく
私は次々くる人に挨拶をして、会計をしていて、その間に彼らは去ってゆく
▼色々難しい
▼りったんの同期の平原ミキ、瀬田光が、会いにきてくれる
近くにあった店でみんなでチーズナンとチキンカレーのランチセットを食べた
私と瀬田さんはハーフを食べた
チーズナンとカレーは、りったんで教えてもらった文化
本当は他のランチを予定していたが、定休日だったりいっぱいだったりで入れず
「これはこれでりったんらしいよね」とカレーの匂いに導かれ、ふらふらとカレー屋に入った
みんなで会うのは3回生ぶりとかな気がする
直前、たまたまLINEをする機会があって、
平原の帰省とC2の展示日程が被って、色々色々あってみんなで会うことにした
我々は多分、在学中そこまで仲の良い同期ではなかった
皆それぞれの理由でピリピリしていた
でも卒業して、
平原は沖縄へ行き
瀬田さんは愛犬・きみちゃんと出会い
私は私でなんやかんや落ち着いて(ほんまかな)
みんな穏やかになったな、と思った
三人とも割と激しい歌風をしていて、私はそんな二人の歌がすごく好きだった。この二人と同期でいられることが誇らしかった
みんな、ちゃんと短歌が好きだった。嬉しかった
歯列矯正の話をした
顔の系統の話もした
私と瀬田さんは顔の系統が北陸である
瀬田さんは、濡れた地面を見ると怖いらしい
カレー屋さんに入った時、光がすごく綺麗で「これ、この3人の中の誰か、歌に詠むよな」と言ったら共感されたのが、嬉しかった
歌会をする
私の歌には、
「灯るって(言葉は)暖色」「カメラワークを感じるから景が浮かびやすい」という評をもらう
「灯るって暖色」って、すごく短歌の、歌会らしい言葉だなあと思って、感動する
色々話して、楽しくて、ああ私は歌会が好きだったなんだなあと気がついた。遅いなあ
また歌会がしたい、と思う
みんなで北海道行くかー、とか、ぽろっと出てくる
追いコンとか、コロナでなかった世代だったから、ちゃんと卒業した気もしなかったし、ぬるっといなくなっちゃったな、と思っていた
噛み締める機会がなかった、ということだ
今回、なんか、ちょっとそれっぽかったな、と思った
私はりったんが好きだったし、りったんのメンバーと、その歌を愛していた、のだ
「既出の歌を出していい歌会」をしよう、という話をした
瀬田さんからお菓子をもらう
私の好き系のお菓子なので、全部ありがたーくいただく
五月ヶ瀬という名前のピーナツせんべい
私はピーナツせんべいが好き
的野さんも来てくれて、りったん勢がたくさんになる
同窓会とか、したい
やっぱりみんなで北海道いくしかないかー
▼私が一方的に好きなんだと思っていた子が、会場にいた身内に「七遊ちゃんの親友です」と名乗っていたとあとで聞いて知って、割と真剣にびっくりしたし、目を丸くする
私は自分の片思いだと思っていたけれど、
今、彼女が私を「親友」と言った理由がわからず、面食らう
でも理由とかじゃないか、と思い直して、単純に、嬉しいな、と思った
私を「親友」だと言ってくれる人が、この世にいることも
それが彼女であることも
またお茶でも行こうと約束をした
個人誌を買ってくれて、求められたのでサインをした
▼なんかしばらく忙しくて、イベントのことをまとまって書く時間がなかった
から、記録への情熱?が?結構薄れてしまったような気がする
でも、別にそれでもいいんだよね
▼受付で案内人を淡々とやっていたら、お客様に「あの、あそこの写真(のモデル)の人ですよね」と話しかけられること、数回
あ、わかるもんですか、と思う
「そらわかるやろ」と言われる
そうなのかー
人は、私が思っているよりも、人の顔を見て生きているらしい
▼いろいろ。順不同
私は心配症だから、色々なトラブルを想定して生きていて、だから鞄の中は常に「使わないかもしれないけど、もしもの時のために」というものでいっぱいだった。ずっしりだった
実際に使ったりもした。持ってきてよかったな、となる
でも使わなくても、不安になるより、荷物が重い方がましだった
シュークリームをもらい、ふた口くらいで食べる
味わって食べたかったが、そんな時間はなかった
金垣父はめちゃかっこいいお名前をしていはる
みかん大福くれはった
金垣のおばあさまが私の個人誌と、栞を買ってくれてすごく嬉しかった
金垣を金垣と呼んだら「あらまあ、金垣、ね、ふふ」と笑われて、あ、そうだよこの場は金垣さんだらけだよ、となる
テンパった末、おばあさまに対して「大奥様」と呼びかけてしまう。ここは百貨店か?となるが、おばあさまだけ、お名前を知らなかったのだ。他のご家族はみんなお名前を知っていたのになー
シモンさんは多分いい人
あみかの話はいつも面白い
期間中、お客様に「こういうイベントってどうやってやるの?」「こういう場所ってどうやって借りるの?」みたいなことを聞かれることは結構多かった。顔を知ってる人からも、知らない人からも
実際説明すると、えっとまず利用規約調べて企画書書いて提出して〜みたいな感じだが、数人目にして途中で面倒くさくなってしまって「やろーって思った時にやる」「お金払って借りる」みたいな、ぶっきらぼうな説明になっちゃった
事実ではある
世の人は、「このギャラリーは貸し出し営業をしているのかどうか」みたいな観点でギャラリーを見ていないらしい。当たり前である
私は場に3人、人がいると、会話を回すのをサボる癖がある
逆にそれ以上だとちゃんと回す
イベント説明の用紙を渡す時に、私が咄嗟に勝手に作った
「こちらイベントの仔細でございます」という挨拶の言葉を、みんなが使い始めてなんかおもろ、ってなった
夜みんなでトランプをして、ばかでかピザを食べた
楽しかったからまたやりたい
許されるなら私だってアルコールが欲しかった
可愛い女の子にでれでれする
懐いてくれる女の子はみんな可愛い
全身じんましんが出たたれみみさんに知っている限りの知恵を授けた
着物でイベントは楽しいからまたしたい
レモンチキンライスはいつも美味しいし、ごぼうのフライはいつもない
フィガロに夏井さんのVinoが停まっていた
うちの展示にきて、フィガロにはしごしていた
さゆこさんがきてどら焼きくれた
なんか美味しかったあのどら焼き
もらったチョコレートカヌレ(トナカイの顔の形のチョコが乗っている)が美味しかった
チョコレートカヌレ、食わず嫌いしていて悪かった
なんでお涼さんとツーショット撮ってもらわなかったんだろう
夜なべして栞文を作成する
全て手作業でやっておりますので、寝る時間をめちゃめちゃ削る
結構、栞を欲しがってくれる人が多くて、嬉しい
私を巻き込まないでくれ〜と頭を抱える、冷や汗
ハグと、少し泣く
受付がら空きで激焦りする
このために買ったと言っても過言ではない、総ベロアのドレス?ワンピース?を着る
メーテルみたい、と言われて、自分の中でしばらく(今も)メーテル喋りが流行る
このワンピースは本当に自分の今の魂に合っているなと思うし、長く愛したいなと思っている
等身大の自分を美しく見せてくれる、衣
次またイベントがあるとして、私は一体、
どんな服を、着て、ゆくのか
お気に入りのイヤリングをつける
表紙の私がつけているのと、同じイヤリング
お涼さんに褒めてもらったし、印象的だと言ってもらったから、これにしてよかったなと思う
雨の庭を眺めてぼんやりしている時間があって、よかった
雨を眺めているのが好きだから
夜の匂い 冬の匂い
ヒールで歩き回るの向いてない
演劇というものの楽さよ、と
期間中、一体何度思ったんだろう
びわとうこさんが来てくれはった
「先日、道券さんと話していたら、スイーツの話から七遊さんの話になってー。道券さんが、“え!?七遊さんって、芸能人じゃないんですか!?そんな人間的なコミュニケーション、取ってくれはるんですか!?”って、言ってはったんですよ〜」と言ってはった
ふぇえ、全然一般人なのですが
「七遊さんは画面の向こう側の存在」と言ってくれはった方もいたが、全然その辺で生活している一般人です
七遊という偶像(キャラクター)の取り扱いに、やや悩む
2歳児とはかなり人類であり、「嫌です」「私はあちらに行きます」「止めようとしても無駄です」「不愉快です」と自己主張をちゃんと表情で、全身で、してくるのがすごい
抱っこされているとまるもちベイビーだが、床にすっくと立つと、人である。かなり人である
2歳児さんに対して、その力強さに敬服し、敬語を使う
久しぶりにお会いした愛らしい人の、目の色の薄さは、変わらない
宙くんがきてくれて、アイシャドウを譲ってくれる。やったー
アマムダコタンに100分並んできた、という宙くん(開店時間から!)
いいなーと騒いでみたら、無花果のパンを一個くれる
プディングの中に無花果が入っている、みたいなパン
甘くて美味しい
さすがはアマムダコタン
行ってみたいなー。でも私、宙くんみたいに根気強くはないしなー
赤松先輩(私が先輩と呼ぶ数少ない先輩)に、
「りくろーおじさんのチーズケーキかマネケンのワッフル食べたい〜〜!!」とLINEしておいたら、ワッフル買ってきてくれた
「ワッフルあるよ」とLINEきてた
うれしー。おいしー。むしゃむしゃー
やっぱりプレーンだよねー
でもチョコがかかったのも美味しい
本全部買ってくれた。いい先輩すぎ
朗読はマジで緊張しないかも。どれだけ人がいようとも
バラしている時の、何もかもが失われてゆく感じ、結構好き
私はプロフェッショナルでありたいし、アベンジャーズでありたい
お菓子ばらしもらった。いっぱい
会計が合わなくて、ざかざかと札を数えダカダカと電卓を打つ
最初から会計方気質
夜中のサイゼって、なんだか、ちょっとだけ取り残された場所なように感じる
ばたんと倒れるように寝る
▼会場は始終、文化祭のような空気があって、青春っぽいなーと、思っていた
私はそういう行事に縁がなかったから、多分本当はわかっていないけど
結構それっぽいのかな、と
知ったような知らないような人や、知った人が来て、喋ったりして
自分の作品見てもらって
やはり演劇とは少し違うな
▼大きく印刷された自分と、実物の私の写真を撮ってもらう
面白かったね
▼色々あったが、まあ、楽しかったな、やってよかったな、だった
長い長いおはなし
さて、次は何して遊ぼうか