頂き女子りりちゃんは1人じゃない
頂き女子りりちゃん。
このニュースを見てから、自分ができる事は何だろう、社会のどんな仕組みがこの事件を起こしたのだろうと考えが止まらない。
なんなら止まらな過ぎて、2日ほど寝込んでしまった。
りりちゃんのX @inu2narenakatta
サポートしているカメラマン立花さんのX @taiyodo_boss
りりちゃんの処世術
もちろん私は彼女のことを報道でしか知らない。
それでも感じられるのは、理不尽な状況の中で息延びようと、自分の世界を作ろうととても賢く、おそらく孤独感も携えながらサバイバルしてきた彼女の生きる力。
「みんなを稼がせるマニュアル」は詐欺ほう助に問われているが、内容だけを見ると彼女がいかに賢いかということ。
その賢さは、生い立ちやこれまでの人生で培ってきた物なのだろう。
すぐ側にある夜の世界
パパ活してる人も身近にいる。
夜の世界で働いている人も身近にいる。
注:パパ活されたり風俗を利用する側の人は自分から言わないから、どのくらいいるか知らない笑
そんな私からすれば、りりちゃんの事件はほんの氷山の一角に過ぎないと感じる。
りりちゃん予備軍
この表現はりりちゃんに失礼だということは付け加えておきたい。
なぜなら彼女は彼女だから。
男性に体や時間を提供し、お金をもらう事で
自分の生活・・・奨学金の返済や、生活費、安心できる女性向けの風俗やホストクラブへの出費、
子育てのお金にしている女子はたくさんいる。
昼の仕事よりも自由がきいて、お金も大きくもらうことが出来る。
昼の仕事と並行して稼いでいる人も居る。
リスクはみなが感じ取っている。
性病、妊娠、レイプや盗撮などの犯罪に巻き揉まれること、
性依存や他の依存症から抜け出せなくて苦しいことも付きまとう。
ソープランドでは本番行為があるが
関西の一部では、デリヘル業界でも本番が常態化している。
風俗が、家出少女の安全を守っている
風俗店に勤める人から聞いた話だが、1泊1000円ほどでその日から泊まれる場所を店が提供しているという。
安く安全な家ができ、お金も稼ぐことが出来るとなると
そんな安心な場所は無いと思う。
(もしお役所の用意したシェルタ―に入れば、スマホが使えなかったり、自由に外出できなかったりする。)
他にも、夜の仕事をする女性がこっそり通う婦人科や精神科が歓楽街に存在している。
そんなふうに、社会やお役所が考える「ただしいサポート」とはちがう
別の形の守られた世界が
この娑婆の地下と夜に存在している。
わたしになにができるだろう
りりちゃんの行動は娑婆では犯罪とされるが、それ以前に彼女が、そしてりりちゃん予備軍の女子たちが
もっと呼吸しやすい暮らしを送るために
わたしに、何が出来るんだろう。
夜職しんどい、とおもったとき
・・・に、そっと一声かけてもらえるように存在したい。
多分答えは、それ。
大きな事業をするつもりもないし、声を大きく戦うのも向いていない。
でも、
夜の世界での居心地が悪くなったり
傷つけられたりしたときに
一緒に怒ったり、時には病院や福祉や法律をうまくつかってやって
あなたが一人でなく、安心して生活できるよう
一緒に居たい。
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