アイデアの筋トレ　983

958振

蜥蜴丸/とかげまる

由来・概要
民話に出てくる名刀。
平家の子孫と言われる者が隠れ住んだという、家には蜥蜴丸という名刀があった。

信州と越後の境の山奥の秋山郷で、「村の下を流れる中津川に恐ろしい怪物がひそんでいる」という噂があり、村人は怪物の恐怖に慄きながら暮らしていた。
ある時平家の子孫は怪物のねぐらを見つけ、退治しようと蜥蜴丸を携えて渓谷の中を進んでいく。
しかし怪物の方が先にに気付き、身構える暇もなく襲われてしまい。もうこれまでと覚悟を決めたが、腰に差していた蜥蜴丸が自然と抜けて、怪物を真っ二つに切り裂き、また自ら鞘に戻った。
退治された怪物は渓流の中に消え、村人は安心して暮らせるようになったという。

その後怪物が姿を表すことはなかったが、後にこの地は大飢饉に襲われ、集落は滅びたという。
また、刀身を見た者には不幸がおこると伝わる。


モチーフ

蜥蜴

デザイン

画像1

刀の名前と民話に伝わる怪物から作成。

壁に潜む蜥蜴をイメージして作成している。

潜むトカゲ

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