行ったことがある都道府県の思い出を写真とともに振り返る
こんにちは。
ついに東京都および都内在住者もGo to トラベルキャンペーンが対象になりましたね。おかげで旅行サイトを眺めるのが楽しい楽しい。
せっかくなのでここぞとばかりに、行ってみたかった都内のホテルを予約してわくわくを募らせてます。都内とはいえ一泊するなら立派な旅行だし、どう動くか計画を立てるのも楽しいぞ。
思い立ったところから旅は始まるのだ。
そうして都内とはいえ旅について思い巡らすうち、これまでに訪れた街とそこで過ごした思い出のいくつもが、懐かしく感じられるようになってきました。
noteでも何度も書いていますが、ポルノグラフィティさんの事が大好きなんですよ。
これまで彼らが全国を巡るライヴツアーを開催する度に、休暇取得の都合と金銭的余裕の許す限りあちこちお出かけをして、その度に好きな街が新しく出来たものでした。
今年はもう東京都から出て宿泊を伴う旅をするのは難しそうだし、それならいい機会なので一度、これまでに行った都道府県を振り返ってみようかなと思い立ってこの記事を書いている次第です。
基本的にライブ参戦きっかけで行くのでどうしても頻度が多い街少ない街が出てきてしまい、振り返れば滞在時間すんごい短かったなぁ!と反省してしまう場所もあるものの…。
あちこちにいろいろな思い出が出来ている事が嬉しくて、書いてる本人はすごく楽しく振り返れました。
これを読んでくださっている、あなたが住む街も含まれていますでしょうか。
そしていざ書いてみたらあれもこれもと思い出が出てきて、とんでもない長文になってしまいました。(2万7千文字オーバー、、、)
全文読むのは大変な長さなので、個人的には
・北海道
・大阪府
・兵庫県
・香川県
のいずれかを読んでいただけると嬉しいです。
そこで撮った写真が自分の中でも特に好き、という理由。
なお躍動感に満ちた雛人形を見てみたい人は静岡県をどうぞ。
北海道・東北
1:北海道
南国育ちにとって憧れだった北の大地!
2017年に開催が発表されたポルノさんのアルバムツアー日程一覧で
「11月23日(木)釧路・11月25日(土)札幌・11月26日(日)札幌」
という並びを見た瞬間、木曜から月曜にかけての4泊5日北海道旅行を思い立って休暇を申請したのでした。チケット無事に当たってほんとによかった。
11月23日の昼間に羽田から釧路へ→11月24日の昼間に特急電車に乗って釧路から札幌へ→その後札幌を満喫→11月27日の昼間に新千歳空港から羽田へ、というルートだったと記憶してます。
釧路は初日は曇天で、でも2日目は雲ひとつなく磨き上げたような快晴だったので、駅前が全然違う表情を見せてくれたのが印象深いです。
釧路駅近くにある『和商市場』で食べた勝手丼(上に乗っける具を好きに選べる海鮮丼)とかに汁(蟹入りお味噌汁)がほんとに美味しかった。
あと駅にある古本屋さんで買った村上春樹のエッセイを約10日後に香川県へと向かう飛行機の中で読んだ事とか、ライブの開演前と終演後に少し話した隣の席の女の子とホテルの大浴場で再会した事も覚えてます。
そうそう泊まったホテルが釧路駅の斜め向かいという最高の立地だったんですが、室内が築年数は感じられるもののじゅうぶん快適だし大浴場すんごい気持ちよかったし朝食バイキング何食べても美味しいしで、これだけ満足度高くてこんな安くていいんですか…って驚いたんですよ。
また行きたい釧路。
次は釧路湿原にも行ってみたいぞ。
釧路駅から特急電車に乗って札幌へ向かう道中、序盤でかなり海沿いを走ったおかげで晴天の海がめちゃくちゃ綺麗でしたし、これぞ北海道!のような地平線も見れました。
飛行機でショートカットも良いけど(そして広大な大地を上から見下ろしてみるのも楽しそうだけど)、時間に余裕があれば特急を利用する旅もおすすめです。
これは札幌に到着後、一番最初に向かった展望台で見た夜景。(みんなのフォトギャラリーで沢山の方にご利用いただいてます。感謝)
11月でこの雪は結構カルチャーショックでしたよ…。
札幌滞在中は朝起きて身支度を済ませたら、朝の散歩がてら二条市場へと歩いて行って毎日違うお店の海鮮丼を朝ごはんに食べたんですが、一日目に行ったお店↑が一番美味しかったです。
ウニといくらと生のイカが食べられない人間だからどうしても選択肢が狭くなってしまう、、、
あと写真撮ってない自分バカタレなんですが、札幌滞在中に泊まった『ホテルモントレ札幌』、室内もエレベーターも全部ぜんぶお洒落で目が幸せでした。
おかげで日曜日なんてお昼を食べてからはライブの開場時間までずっとホテルにひきこもって過ごしましたよ。居る事そのものが幸せな空間だったし、その後旅先のホテルに引きこもる楽しさを覚えたのもここがきっかけだったと思う。
北海道に行ったのは今のところこの一度きりなんですが、新千歳空港があの場所だけでおいしい食べ物に満ち溢れた大満足エリアだったので、いつか日帰りで訪れてみたいなと思っています。
飛行機ビューンで新千歳空港でおいしいもの食べまくってそのまま飛行機ビューンで帰ってくる弾丸旅。あこがれ。
2:宮城県
2011年10月と、2018年1月に行きました。
どちらもポルノさんのライブ目的で。
本当は2011年9月に行く予定だったんです。
当日、意気揚々と岡山駅から東京行の新幹線に乗り込んで向かってたんですが、、、日本の南の海上にあった台風がライブの開演~終演にかけての時間帯に宮城県に直撃する事が確定的となった事を受けて、当日に中止が発表されました。
そのお知らせを東京駅に着く直前に目にした時にはもう泣くに泣けませんでしたとも。
初めて降り立った東京駅は、四国の人間にはだだっ広すぎる&払い戻し目的の人々で大混雑というありさま。
そういった事情で10月に延期という流れだったので、2011年の旅行は本当いまだに思い出深いです。会場もZepp Sendaiでしたし(行けたのこの一度きりになってしまったよ)。
2011年に訪れた時は、東京で途中下車して知人に会うという用事もあって、観光らしいことをほとんど出来なかったんです。
だから2018年に再訪した時は気合い入れましたよ。
まず行きの新幹線で仙台と言えばこの人、伊坂幸太郎さんのエッセイ集『3652』を読み、着いた日は駅で『萩の月』を買い込んでライブの会場時間までホテルの部屋に引きこもって過ごし、2泊3日の滞在で夕ご飯はどちらも牛タンを食べ、2日目は早起きして電車に揺られて松島海岸駅へ向かい瑞巌寺と海辺をうろうろ。
風が強くてすさまじく寒かった。1月の海辺。
寒すぎて心が折れたので近くにあったカフェに入ってカステラとコーヒーを堪能したんですが、そこに設置されてた本棚の選書↑に思わず趣味合いますねってハイタッチしたい気持ちになりました。
(見えにくくてスミマセン)
ちなみにホテルは2回とも、仙台駅東口を出たところにあるダイワロイネットホテルに泊まりました。綺麗だし部屋もお風呂も広いし朝ごはん食べ応えあって美味しいしでかなり好き。
上の写真はダイワロイネット1階のごはん屋さんで食べた牛タン。
昨日の夜に食べたものはいったい何だったんだ…って恐れおののく勢いで素晴らしく柔らかい一品でした。
いつ行っても並んでるから待つけれど、駅の近くならイチオシです。
3:福島県
行ったことがある!と言い切ってしまう事に若干の罪悪感…。
2017年12月の土曜日に、郡山で開催予定だったポルノさんのライブへ行く予定だったんですが、事情によりライブが延期になったんですよ。
で、振替公演が2018年3月28日(水)に決定。
年度末だし職場の締め日だしで慌ただしくなる事が目に見えていたので休ませてくださいと言えず。
調べたら大宮から郡山まで新幹線で1時間かからずに行ける事が判明したので、仕事を15時に早退して猛ダッシュで向かったのでした。
駅に着いて大急ぎで職場の人へのおみやげ(ままどおる)を買い、バス停にダッシュしてバスで会場へ。
終演後は即座に外に出て奇跡的に見つけたタクシーに乗って郡山駅へ向かい、またも大急ぎでお弁当を買ってそのまま新幹線に乗って帰宅。
総滞在時間たぶん4時間にも満たないだろう弾丸参戦でした…。
その翌日普通に出勤したから本当にタフだったと思う。今はもう出来ない。
そういうバタバタした思い出しか無いので、いつかリベンジしたい気持ちは燃え盛っております。広い県だしいろいろ見てみたいぞ。
写真もこれしか無い。マジで。
関東地方
4:茨城県
2017年8月に、毎年ひたちなか海浜公園で開催されている超大規模野外音楽フェス『ロックインジャパンフェスティバル(ロッキン)』参戦のために向かいました。
お目当てはもちろんポルノさん。
事前に発表されていたタイムテーブルから、ポルノさんの出演は夕方だと情報を得ていたので、野外フェス初めてだし開演直後だと混んでてしんどいよなぁと予想して、13時過ぎぐらいに会場に着く事を目標にした超ゆったりペースで向かいました。
そして混雑を避けたかったので、ポルノさんが終わり次第即会場を後にするという。
(滞在時間これ福島県といい勝負なのでは…?)
ちなみに当日は快晴で気持ちの良い一日でした!
近いうちに日立駅を撮りに行きたいです。
まだ予定は未定状態だけど。晴れるといいなあ。
5:群馬県
2019年5月に、敬愛する作家・町田康先生が朗読劇に出演されるという情報をキャッチ。
好きな作家を生で見られる機会なんて滅多に無いぞ!しかも朗読!!!と大喜びでチケットを取っていざ前橋へ。
思えばこの時が初の上越新幹線だった。
会場の『前橋テルサ』から歩いて行けるところにあった『アーツ前橋』という美術館でやってた展示がものすごく面白くて、見入ってたらあっという間に時間が経ってました。
カフェスペースで食べたフォカッチャも美味しかったです。
実はこの日、ネットで知り合って14年のお付き合いになる方と初めて現場が被るという奇跡が起きたんです。
ずっとつかず離れずの距離感で、これまで文字での交流はあったものの、推しが全く被らないので直接お会いする機会は一度もないままだったんです。
でも今回あの方が好きな舞台俳優さんと、私が好きな町田康さんが同じ朗読劇に出演される事が判明して、当日に会場で満を持してのご挨拶が出来ました。
2019年いろんな事があった一年だったけど、感慨深さで言ったらポルノさんの東京ドーム公演に並ぶぐらいの勢いで印象に残ってます。
生きてるとこういう事もあるんだね。
駅でいろいろ買い込んだ名産品をちょっとずつ食べた。
6:埼玉県
2014年1月に、ポルノさんのライブに参戦するためにさいたまスーパーアリーナへ行ったのが最初です。
しかし当時まだ香川県に住んでいたわたし、予定の立て方がバカタレすぎて、たまアリ近くの東横インに泊まって翌朝早く発って東京タワーを観に行くという無茶な移動をしたものでした。
(むしろ無知ゆえに組めた行程と言えるかもですが)
その数か月後に上京を決意して、ジェットスターの格安運賃に助けられつつ高松と東京をひと月の間に2往復したんですが、どっちかの機会に予定が空いて暇になったので、そのまま秩父に芝桜を観に行った事もありました。見頃を過ぎててほとんど散ってた(せつない)。
上京後は、毎年『入間航空祭』に行ってブルーインパルスを眺めたり。
でも埼玉って広いですよね。行ったことない場所がまだまだある。上京当初から川越に行きたいなと思いつつ6年が経ちました。そろそろ実行に移したいな。
7:千葉県
2011年12月に幕張メッセで開催されたポルノさんのライブに行ったのが千葉県に降り立った一番最初で、それ以来何度となく幕張にお世話になっております。
行くのが年に一度ペースであるにもかかわらず、海浜幕張駅が馴染みの場所になってしまって、新木場駅での乗り換えをスムーズに行いたかったら海浜幕張駅ではここの乗車口から電車に乗るべし!という位置まで記憶できてしまってます。。。
2019年1月31日(木)と2月1日(金)には、幕張でポルノさんのライブが2日間連続で行われたので、その2日間はお休みを取って数駅先のホテルに泊まったんですよ。
で、前々から気になってた海浜幕張駅の改札内にある本屋さんを時間をかけて物色し、カフェスペースでお昼とおやつを食べてのんびり過ごすというひとときを持つ事が出来ました。
あそこほんと居心地良くて好き。
遊びに行くには結構遠いから、ここぞの時という感じでお気に入りの場所です。
ライブ会場へ向かう時に見た幕張メッセのライトアップ、きれいだったな。
雨だか雪だかでめちゃくちゃ寒かったけども。
…という感じで完全に千葉県=海浜幕張駅周辺というイメージになっててすみませんほんと。
千葉県も広いですよね。チーバ君の下半身や後頭部にあたるエリアにも行ってみたい。よさげな温泉とか調べてみよかな。
8:神奈川県
たぶん東京都を除いたらベスト3に入る勢いでお世話になっている場所かも。ライブでもそれ以外でも。
ちょっと思いつくままに書いてみよう。
・2011年9月に台風で新幹線が動かなくなり新横浜駅近くのホテルに宿泊
・2012年12月にポルノさんのライブで横浜アリーナ2days
・2014年3月にポルノさんのライブで横アリへ
・2014年9月にポルノさんのライブで横浜スタジアム2days
・2015年4月にマスキングテープ『mt』のイベントで横浜港の大さん橋~赤レンガ倉庫へ
・2015年5月に神奈川県に住む友人のおうちへ泊まりに行き江ノ島水族館へ
・2015年12月にポルノさんのライブで横アリ2days
・2016年の8月?にポルノさんのデジタルサイネージを観るために横浜駅へ(滞在時間10分)
・2016年8月に友人と八景島シーパラダイスへ
・2016年9月にポルノさんのライブで横浜スタジアム2days
・2018年4月にポルノさんのライブ&NMB48握手会のためにパシフィコ横浜へ
・2019年3月にポルノさんのライブで横アリ2days
・2019年7月に友人と船上アフタヌーンティーのために横浜港へ
……あと他にも友人のおうちに泊まりに行ったり、えのすい近くのデニーズでパフェ食べたりしてるから実際はこれだけじゃないです。
会いたい人がいるとフットワーク軽くなりますよねやっぱ。友人とか。ポルノさんとか。
↑慣れないジェットコースターでヘロヘロになりアンパンマンに助けを求める黒井。
しかしそれにしたって今回もまた千葉県=海浜幕張駅の時同様に、神奈川県=横浜アリーナ(時々横浜スタジアム)みたいな状態。
神奈川県も広いよ他にも見るべき行くべき場所まだまだあるよ。
……ちなみに2011年9月の台風に関しては、宮城県の項目で触れたとおりです。
昼間に東京駅から引き返して岡山行きの新幹線に乗ったんですが、川の増水でこれ以上進めないと判明され、新横浜駅のホームに3時間停車した後に水が引く見込みが立たず運休が決定するという。
今だったらもっと早く見切りをつけてホテル探して早々に寛いだだろうけど、当時はライブ遠征が初めてだったので、、、素直に車内で3時間待ってしまったのでした。
ほんと大変ですよね~~って嘆きあった、新幹線で隣の席だったおにーさん今も元気だろうか。名前すら聞かなかったけど。
最後に訪れてる船上アフタヌーンティーの時に、船酔いしてほとんど食べられなかったという悲しい思い出で終わってしまっているので、神奈川県にもまた行きたいものです。小田原城に登ってみたいんだよなぁ。
9:東京都
上京したのが2014年の5月なので、東京都に住み始めて6年半近くが経つ事になります。
一応「行ったことがある都道府県」という名目でこの記事を書いているので、住み始める前の思い出を掘り起こしてみますね。
2013年8月。
当時は香川県に住んでいたんですが、香川県と東京都を繋ぐ寝台特急『サンライズ瀬戸』なるものの存在を知り、一度乗ってみたいなぁと憧れを募らせていました。
シフト制で基本的に連休は取れない仕事をしていたものの、8月分のシフトを確認したら2連休があったので、ある計画を実行。
以下のような道程となりました。
1日目、早起きして高松空港へ向かい、JALの始発便で東京へ。
↓
お昼過ぎに当時の友人の最寄り駅に到着。
もしよかったら駅前まで出てこれないかと連絡する。
(自宅に居てもらえるように、あらかじめ「この日は休みだから13時からスカイプで話そう」と約束をしておきました)
↓
駅前のタリーズで合流、お誕生日プレゼントを手渡す。
↓
友人が連絡した事で別の友人も合流、久々の再会にわいわい。
↓
友人たちとばいばいして、日本橋でアートアクアリウム展を観てから東京駅へ。
↓
サンライズ瀬戸に乗車、翌朝に無事高松駅へ到着。
人生で初にして唯一の、サプライズを仕掛けた体験でした。
サプライズだからツイッターにも書けないし誰にも言えないしで、当日の朝も空港へと向かうリムジンバスの中で「早く目が覚めたから今日はお昼まで洗濯と掃除!」のような、自宅にいるアピール目的でカモフラージュツイートをしたものでした。
ちなみにこの翌月、2013年9月にも東京へ行ってます。
元々はこちらの方が先に決まっていて、8月に会いに行った友人のおうちへ泊まりに行く事になってたんです。
(その件の詳細を決めるためにスカイプやろうぜと持ち掛けていたのでした)
おいしいラーメンを食べたりポルノさんのライブ映像を観たり、あと上野の美術館や国立科学博物館にも行ったものでした。
↑このイベントすごく楽しかった。
9月の時は、行きは夜行バスで帰りは新幹線だったような。
夜行バスの洗面台が信じられないぐらい豪華で驚いたものでした。
ここまでさんざんポルノさんのライブ目的で出かけた話ばかりしてきているので、それ以外にもおでかけしてまっせ!!という事を書けて嬉しいです。
もちろんポルノさんのライブで出てきた時にもたくさんの思い出があります。
2014年1月、さいたまスーパーアリーナでのポルノさんのライブ翌日に東京へ出かけたのですが、東京タワーの後に行った代官山の蔦屋書店が、上京を本気で考えるきっかけになってくれました。
代官山の蔦屋書店。
四国では考えられない写真集の品ぞろえの豊富さがまず衝撃でしたし、大きな書架があちこちにある分蔵書の豊富さも幅広くて。
それに何より大きな窓のおかげで自然光の明るさが心地良くて、「居心地の良い本屋さん」の存在に新しい驚きをもらったものでした。
こういう本屋さんが身近にある東京っていいな、と憧れを募らせたのです。
その1か月半後となる2014年3月は、横浜アリーナでのポルノさんのライブ翌日に青山ブックセンターに行きました。
代官山の蔦屋書店に並んで憧れの本屋さんだったのです。
眺めていてわくわくする本の数々に、上京を本気で考え始めたのもこの頃。
しかしこの埼玉→代官山も新横浜→表参道も、ほんと地理に疎いからこそ組める道程って感じがすごくする。東京に住み始めた今となっては。
羽田空港大好き人間のセルフポートレート。
(撮影:2014年3月)
東海地方
10:山梨県
2018年2月、山梨県の甲府市で行われるポルノさんのライブ目的で行ってきました。1泊2日。
多分新宿駅あたりから乗れる特急を利用するのが一番速くて楽だと思うんですが、当時調べたら在来線でも所要時間が1時間ぐらいしか変わらなかったので、新宿駅から京王線に乗って高尾で乗り換えるというルートで向かいました。
(ライブたくさん行ってたから少しでも節約したかったんだと思う)
高尾駅での乗り換えに少し歩いたし待ったけど、それ以外の乗車時間は電車内ほぼガラガラで快適でしたよ。
甲府駅の南口から外に出て、周囲をぐるっと見回した時、ビルで遮られるところ以外は東西南北どこを向いても山が見えたんです。
海育ちゆえに海側を向けば必ず山が無いひらけた空が見えることを当たり前のものとして生きてきたので、何気に衝撃的な光景でした。
インスタのストーリーにあげた写真なので文字が入りまくってますね。
甲府駅の南口側にある東横インに泊まったんですが、道路挟んで斜め向かいあたりにあるほうとうのお店『小作』で食べたすいとん、具だくさんですごく美味しかったです。
次はほうとう食べに甲府行きたい。今度は特急で。
11:静岡県
東海道新幹線でのぞみに乗ってると、新横浜駅~名古屋駅の間をノンストップで通過するのが駆け抜ける感あって好きなんですよね。
駅を通過する時に表示される「ただいま〇〇駅を通過」の文字も。
静岡県って大きい。
場所によって観られるものも全然違うし。
この記事は「行ったことがある」という題名のもと書いているので、もちろんのぞみで通過だけではなく降り立った話もしますよ!
まず2015年7月に掛川駅から『ヤマハリゾートつま恋』へ、アミューズフェスという野外音楽フェスを観に行きました。
同年9月にツアー中のポルノさんのライブを観に『富士市文化会館ロゼシアター』に行き(駅から会場まで大きな道路沿いを結構歩いた…)、2018年12月にポルノさんのライブを観に『静岡エコパアリーナ(袋井市)』へも行きました。
富士市の方は長いツアーの初参戦日で、エコパの方はツアー初日だったので、どちらも初めて目にした時だけの鮮烈な印象を伴う思い出が出来ている事を嬉しく思います。
とはいえ先に述べた3回は日帰りだったり立地的に難しかったりもして、ほとんど観光らしい事をしてないんですよ。
なので唯一その土地を観光できたという点で特に思い出深い、2018年3月にポルノさんのライブを観に訪れた浜松の話をします。
浜松と言えばやっぱり餃子!もやし!!
ライブ終わりに何となく入った駅前のお店で食べた焼き餃子が、キャベツたっぷりであっさりしつつ食べ応えがあって美味しかった。
(グーグルマップで心当たりのある場所を確認したけど店名が出てこず…)
まだ栃木県を訪れた事がないので、個人的には餃子と言えば迷わず静岡県浜松市のイメージ。あの焼き餃子また食べたいなあ。
餃子って完全栄養食ですよね(昔読んだ美味しんぼで見たフレーズ)。
ライブ翌日は、浜松駅から歩いてすぐのところにある『浜松市楽器博物館』に行きました。
展示された様々な楽器を眺めたり。
(オレンジのボタンを押すと、その楽器を使用した演奏が流れるのです)
躍動感のある雛人形を二度見したり。
名作絵本『スーホの白い馬』も読みました。
めちゃくちゃ理不尽な話ですよねあれ(思い出し怒り)びっくりして思わず二回読んだよ。
そういや浜松駅の構内だったか改札内だったかにも、美しいピアノが置いてありました。
今でもあるのかな。
不特定多数の人が触れられるように置いておくのは難しいかなこのご時世。
いつかピアノを弾きこなせるようになってこういう「ご自由にお弾きください」な場所で、新日本プロレス所属のプロレスラー・内藤哲也さんの入場曲『STARDUST』を弾きたいというささやかな夢がある。
ところでこの時に行ったポルノさんのライブが行われたのは、浜松駅から歩いてすぐ(駅と楽器博物館の間あたり)にある『アクトシティ浜松』という会場だったんです。
この時確かチケットを取れたのが、三次だか四次だかのとにかく一般発売の直前ぐらいに行われた先行販売だったんですよ。
※通常ファンクラブ会員先行の抽選販売が一番最初に行われて、その後にチケットぴあ等のチケットサイトによる先行販売が何度か行われた後に、誰でも買える一般発売というのが普通の流れ。当然ながら一階席などのステージに近い席から先に埋まっていく。
で、実際に会場に行ってみたら、4階のバルコニー席(ステージを横から見る位置)の最前列という場所で。
目の前に手すりは一応あるけど、私の腰よりも低い位置という程度の高さしかなく、転落防止のため席から立った状態で観るのは禁止で、可能なのは着席か床に膝立ちのみ。
手すりの向こう側に目をやれば、遥か下に見える1階席のお客さんの頭。
高所恐怖症にとっては本気で足がすくむ光景で、実際に席に行く時とライブが終わって出る時は、どちらも椅子につかまって中腰で歩いたものでした。。。
でもライブ中は着席の方が怖いなと思って、膝立ちで手すりにしっかりつかまってステージを見下ろす事にしたんですが、私含めその位置の最前列のお客さん全員がそうしていたせいか、ライブ中の最初のMCで晴一さんから「その席はどういう事?」とツッコミが入ったんですよ。
それが嬉しかったので、なんだかんだで良き思い出になってしまっています。そうだよねそりゃ全員が手すりにしがみついてたら見上げる側も気になるよね。
…って書いてたらあのライブの空間がめちゃくちゃ懐かしくなってきた。ライブ行きたいなあ。ポルノさんに会いたいなあ。
ここからは余談。
いま思い出したんですが、これだけ何度か静岡県に訪れているというのに『さわやか』のハンバーグをまだ食べた事がないです。そういえば。
行こう行こうと毎回思いつつ、最寄りの店舗が車でないと行けない場所だったり、徒歩で行ける場所だと思って行ったら鬼のように並んでいて断念したりとかして。
のぞみで通過せず、こだまやひかりで訪れてさわやかのハンバーグ食べたら即帰京という日帰り旅どうかな。旅と呼べるのかそれは。
12:愛知県
何度も訪れているのに毎回名古屋駅周辺しか散策していない事にいま気が付いた。冒険心の少ない人間です。
というのもあれですよ、香川県に住んでいても東京都に住んでいても、名古屋だと日帰りできちゃうんですよ。
お昼過ぎに到着して、駅の隣(隣?)にある『エスカ地下街』を適当に歩いて目についたお店でお昼ごはんを食べて、職場へのお土産としてちょっとしたお菓子を買って、いざ会場へ行ってライブ観て、名古屋駅でラーメン食べるか車内で食べる天むす買って新幹線に乗って帰宅!という感じで。
なので愛知県の事を思い出そうとすると、ライブ以外だと食べ物の思い出ばかりになります。
ひつまぶし、手羽先、味噌煮込みうどん、あんかけスパゲティ、きしめん、スガキヤラーメン、矢場とん、しるこサンド、地雷也の天むす、、、などなど。
そして写真もほとんど無い。なんてこった。
↑名古屋で一番馴染み深い日本ガイシホールと、エスカの入り口で撮った一枚。
今度行く時はゆっくりじっくり観光もできればいいな。
行きたい場所いっぱいあるんですよ、名古屋城とか名古屋港水族館とか名古屋市科学館とか。
あとプロレスラーの鷹木信悟さんが訪れていた熱田神宮も行きたい。
日帰りじゃ絶対足りない。むむむ。
近畿地方
13:京都府
福島県同様、行った事があると言い切ってしまってよいものか悩ましいのですが。。。
2014年の1月から2月にかけて、ポルノさんが大阪城ホール3daysのライブを行ったんです。
その3daysが木曜・土曜・日曜という日程でして。
当時の仕事では土日の連休は取れなかったので、木曜・日曜・月曜で休みを取り、木曜は香川県から日帰りで大阪へ行ったんです。
で、ライブ自体は19時開演だったのに早く着きすぎてしまって。
昼間にまとまった時間ができたので、電車で京都の『車折神社(くるまざきじんじゃ。言ってて気持ちいい)』へ行ったのでした。
↑ジャニーズファンの友人に送った一枚。
どこで車折神社の事を知ったのか全く思い出せないけど、なんか当時たまたま知っていて。
大阪駅で時間が余り過ぎて途方に暮れた時にふと思い立って、調べたら意外に時間かからず行ける事が判明したから弾丸で向かったようなテンションでした。雨だったなあ。
これはたぶん車折神社の最寄り駅。
わたしが旅行する時はいつもポルノさんのライブをきっかけに行くので、ライブが行われない地域は必然的に選択肢から外れてしまいがちです。
そんな訳で待っててもなかなか機会が訪れないので、京都府、いつか気合入れて観光しに出かけたいものです。新幹線に乗ってて必ず停車する京都駅ぐらいだと物足りないぞ。
14:大阪府
まずカメラを持って大阪駅を歩くとものすごく楽しいという話を全力でしたい。
晴れていても雨の日でも、朝でも夜でも。
光の表情も人の多さも行く度に変わるので、いつ行っても被写体として興味深い光景に出会えるんですよ。
大阪駅のすぐ隣、グランフロント大阪周辺の広場もフォトジェニックでたいへん楽しい。
さてさて。
香川県から行くとなると瀬戸大橋を渡って岡山県から新幹線に乗るルートが一般的ですが、実は高速バスでも片道3時間半あれば到着出来てしまうんです。乗り換えが無いから新幹線よりも楽なぐらい。
なので高松に住んでた頃はしょっちゅう通ってました。
ポルノさんのライブの時も、それ以外の機会でも。
何度訪れたことか大阪城ホール…。
数年前のツアーでオーラス(ツアー最終日)の会場としてちょいちょい選ばれていたので、長くて楽しかったツアーがついに今日で終わってしまうという万感の思いで訪れ、最高の思い出を抱えて後にするという事が続きました。
そりゃ特別な思い出の場所にもなりますよ。
なんなら大阪城公園駅に降り立った時からエモさ無限大ですよ。
ところで大阪城ホール、一度だけ写真撮影OKのライブに参戦した事があります。
2016年4月に開催された、FM802主催の音楽フェス『REQUESTAGE 14』。
演者がステージにいる間は撮影不可だけど、転換中はぜひ会場内の様子を撮影してSNSにアップしてください!というアナウンスがあり。
(今のところ唯一のセンターステージライブ参戦でもある)
大阪城ホールの天井って独特ですよね。
今年に入って新日本プロレスのネット配信動画を観るようになったんですが、大阪城ホール大会の動画を観ると、天井が映る度に懐かしい気持ちになります。またあそこに行きたい。
あとは大阪駅の駅ビル・ルクアにある梅田蔦屋書店。
初めて訪れたのはいつだったかな。
巨大な楕円形の書架がフロアの真ん中にドーンとあって(それこそ大阪城ホールの天井のような楕円)、その内側にスターバックスがあって。
あの楕円形の書架、端から順に眺めていくと、グラデーションのようにいろいろなジャンルの本を眺められるので思いもかけない出会いが出来たりするんですよ。すごく楽しい。
前に行った時は、ふかふかのソファ席は午後から有料になるスペースでした。
スタバでケーキとコーヒーを買って、席代を払ってのんびり過ごしたの。居心地良かったな。
午前中は無料だったのでそれこそ朝から行かないと席が取れないぐらい混み合うのに、有料時間帯になった途端に一気に人がいなくなったので、とても静かで穏やかなひとときを味わえたのです。
場所だけでなく静けさにも、お金を払う価値があるものだと思った次第。
梅田の蔦屋書店を知ってからは、大阪に行く時は必ず蔦屋書店に長居する事を前提に旅の予定を立てるようになりました。
と言いつつ最後に行ったのが多分2016年の4月とかなので、そろそろまた行って長居したい気持ちでいっぱいです。そんで本をたくさん買い込むのだ。紙袋に入れてもらうのだ。
そんな感じで、ポルノさんのライブで訪れている思い出ばかりが大きい大阪なんですが。
それ以外にも、南船場にある『ギャラリー・アビィ』さんの写真企画展に何度か応募して、グループ展で写真を展示していただいた事もあるのです。
その頃はポルノさんのライブが無くても、ちょこちょこ大阪を日帰りで訪れていました。
↑過去に展示していただいた写真たち。
この記事を書いた事きっかけで久々に思い出して検索したら、現在も活動されていてなによりでした。
南船場のビルの一室にあるギャラリー空間、また訪れてみたいな。
あとは友人とユニバーサルスタジオジャパンに遊びに行ったり、大阪市立科学館に行ったりも。
スヌーピー大好き人間なのでユニバは幸せの空間。
そんな感じかな。
そういや2014年と2015年に、2年連続で12月下旬に大阪を訪れる機会があったんですよ。で、阪急うめだ本店のイベントスペースで開催されていたクリスマス絡みのフィンランドのイベントで「光のヒンメリ」という巨大ミラーボールのような展示を観たものでした。
静寂を音で表現するかのような、、、不思議で穏やかな音楽が流れる中、ベンチスペースにぼーっと座ってヒンメリの燦めきを眺める。
美しいひとときでした。
おまけ。
2014年の中頃に、飛行機内で電波を発しない電子機器の使用が全面的に解禁された事を受けて、離陸時や着陸時にも写真を撮る事が出来るようになりました。
わたしの場合、解禁後に一番最初に飛行機で出かけたのは東京→大阪への移動でした。2014年の12月。
関西国際空港ってほんとに海に面した場所にあるんだなって実感します。
↑これ撮った直後にすぐ着陸。
15:兵庫県
香川県から高速バスで行く大阪が3時間半で到着出来る身近な場所であるように、兵庫県の三宮も高速バスを使えば3時間で行けるおかげで結構身近に感じられる街でした。
ライブとかの特別な予定のない時にふらっと遊びに行って、北野エリアの異人館を見学したり、三宮駅前の映画館で『SPEC 天』を観たりした事を何となく覚えてます。
あと香川県に住んでいた頃の職場の同僚さんと、三井アウトレットパークに出かけた事もあった。これ書いてて思い出した。
助手席から眺める明石海峡大橋、見事でした。
もちろんポルノさんのライブでも行きました。
2012年11月に行った『神戸国際会館 こくさいホール』、駅からのアクセスも抜群だし入場時の長すぎるエスカレーターも楽しいしで今でも好きな会場。
その時の昼間に行った北野エリアにあるスターバックス、今調べたら『神戸北野異人館店』という名称だそうで。
同エリアの他の洋館にも溶け込む落ち着いた空間。
雨で肌寒かった事もあるのか、お客さんも少なくてとっても静かで。良き空間でした。心地よかった思い出だけが胸に残ってるっていいものですね。
あとは2014年9月、ポルノさんが『ほっともっとフィールド神戸』と神奈川県の『横浜スタジアム』で2週連続野外ライブを行う事が決定しまして。
その時はすでに東京に住んでいたので、新幹線で神戸へと向かいました。
晴れててものすごく気持ちよかった。
友人と一緒に行ったので、ライブ翌日は一緒に三宮へ向かい、ポートタワー周辺を観光したものでした。
↑3枚目は撮ってもらったわたし。
水辺が好きな人間なので、久々に間近で見た海にはしゃいだものです。
少し北に行けばもう山があるし、海もすぐ近くだし。
そんなエリアに大都市がギュッと凝縮するように存在し、古くからの建物も新しいビル群も共存している、少し歩くだけでも見ごたえ撮りごたえのあるエリアです。
市内ループバスもマンホールもかわいかった。
雨でも晴れでも目が楽しい街。また行きたいな。
中国・四国
16:岡山県
大阪府と兵庫県に続き、アクセス抜群なおかげで隣県と呼んでしまっても全然問題ないぐらい、香川県に住んでいた頃にお世話になりまくった岡山県。
というのも四国には新幹線が通ってないので、香川県在住者が新幹線に乗りたかったら、まず汽車(昔から四国のJRは汽車と呼んでます。私だけじゃないはず、、、)で瀬戸大橋を渡って岡山駅へ向かう必要があるんですよ。
瀬戸大橋から眺める瀬戸内海はいつも穏やか。
(厳密に言えば見える範囲はまだ香川県だけど、岡山へ向かう時ならではの光景という事でここへ)
そうして岡山駅に着いて、在来線ホームから新幹線改札を通って新幹線ホームへのエスカレーターを昇る、あの瞬間がすごく好きだった。
旅のはじまりへの期待がいちばん募る瞬間。
今はもう香川県を出てしまったので、あの頃だけの特別感を纏った思い出になっています。
もちろんポルノさんのライブでも行きました。
2012年に行った倉敷、風情ある街並みも素敵でしたし大原美術館も厳かで、また何度でも行ってみたい街です。(全然写真撮ってない…)
そのライブでサポートミュージシャンの方が「梅の木というお店のヒレカツが美味しかった」と言っていたので、翌日の開店直後のタイミングを狙って行きました。
(ポルノさんファンと思われる人たちで並んでおりました)
ほんとに美味しかった。さくさく。
あと倉敷と言えば、マスキングテープ『mt』発祥の地。
マステに関するイベントもしょっちゅう開催されていて、一時期マステにハマりたおしていた私も何度か足を運んだものでした。
mtのマステ柄にラッピングされたいろんな展示品が見れたり、多種多様なマステが販売されていて嬉しい悲鳴をあげたりなど。
今でもそういったイベント行われているのかな。興味のある方は必見です。
17:広島県
大好きで大好きなポルノグラフィティのお二人の故郷!
という事で並々ならぬ思い入れのある広島県。
これまでに三度訪れています。
一度目は2013年12月。
広島グリーンアリーナで開催されたポルノさんのツアー初日のライブに参戦するべく、当時住んでいた香川県から、会場最寄りの広島駅へと日帰りで向かいました。
それゆえほとんど観光らしい事も出来なかったのだけど、お昼ごはんとして食べた広島駅構内にあったお店のお好み焼きが凄まじく美味しくてですね。
お好み焼きで食べるキャベツってこんなに甘くて美味しいのか!?などなど、これまでお好み焼きに対して抱いていた印象をまるごと覆されるかのような衝撃を受けたものでした。
急ぎ過ぎてて店名も控えてないので、もう一度味わうためには広島駅に行って外観の記憶を頼りに探すしかないです。なるほどインスタってこういう時に便利なんだな。(位置情報を登録する事で店名を後から確認できる)
二度目は2018年6月。
FM広島主催のイベントで、ポルノさんの出身地でもある因島の市民会館でラジオの公開収録が行われる事が発表されました。
もちろんゲストはポルノさん。
観覧募集に応募したものの、さすがに東京都から応募してるし当たるわけないよなぁと呑気に構えていたら見事当選。
せっかく行くんだし尾道の観光もしたいぞ!という事で有休取って、一泊二日の尾道・因島旅行を決行しました。
尾道に行きたかった一番の理由はこちら。
ツイッターきっかけで知って、ずっとインスタをフォローしてお写真を眺めさせていただいている『喫茶 キツネ雨』さん。
お写真の数々から伺える素敵空間を一度体験したく、尾道に行く機会があればぜひ行きたいと前々から憧れを募らせていたのです。
この時ようやく実現できて、お店ロゴの焼き印付きのホットケーキを味わい、レトロな雰囲気に満ちた静かな空間で持って行った本を読んでのんびり過ごす事が出来ました。しあわせだったな。
キツネ雨さんでのんびりした後は、千光寺山ロープウェイに乗って展望台へ。雨だったので人もいないし霧?がすごくて視界が白いしで逆に面白かった。
↑3枚目は展望台からではなく泊まったホテルからの眺めですが。ほんとに造船の街なんだなって実感できますよね。
それにしても尾道、カメラ持って商店街を歩くだけでも撮りたくなる光景ばかりで、フォトジェニックな土地だなあという印象が強く残っています。
雨ですべてのものが色濃く見えたのもうつくしかった。
あと何気なくCD屋さんを覗いたら、晴一さんのサイン入りポスターが飾ってあるのが視界に入って思わず入店。
CDを購入するついでに撮らせていただきました。ありがたい。
翌日はバスで因島入り。(晴れた!)
↑因島大橋を渡り切ってすぐのところにあるサービスエリアからの眺め。
↑ポルノさんファンとして見逃せない青影トンネルの表示。
↑ご当地ゆるキャラのはっさくん。かわいい。
↑土生という文字列でもう感極まりますとも。
「土生港から海沿いの道を~」なんて口ずさんだりとかして。
この時点で東京に住み始めて4年が経っていたので、瀬戸内海の凪いだ穏やかな眺めに懐かしさを煽られまくりました。
香川県高松市に住んだのは3年2か月だったけど、それでもじゅうぶん馴染み深い景色になってたんですよ。海は繋がっている。
ラジオの公開収録は、終始アットホームな雰囲気で本当に楽しかったです。と同時にこの日とんでもない奇跡が起きて、人生で一番緊張する15分間を過ごす事にもなったおかげでとても大切な思い出になっています…。出来る事なら生涯覚えておきたい。
三度目は2018年9月。
ポルノさんが初の広島での野外ライブを行うぞ!という事でまたも尾道へ。
ただ2days開催予定だったライブのうち、2日目が大雨洪水警報発令によって、開場直後に中止が発表されてしまいました。
天候のことだから誰も悪くないし、むしろ中止という決断を下さざるを得なかったポルノさんの気持ちを思うとただただ胸が痛かった。
中止発表後は、一緒に行く予定だった友人と尾道へ向かい、喫茶店でいろいろ話したり宿の温泉に浸かったりしてのんびり過ごしました。
そして翌日は尾道観光。
海と山の間に街がある、とは兵庫県のポートタワー周辺でも感じたものでしたが。また違う雰囲気で居心地の良さを感じます。
わたしの地元よりはずっと栄えているけど、なんかちょっと思い出すんですよね。海の近くだとか坂が多いとことか。だから懐かしいのかな。
笑ってんじゃねーよ。
あとCD屋さんの前を通ったので、再度CD購入ついでに店主さんに話しかけると、3か月前に訪れてポスターの写真を撮らせて頂いた事を覚えてくれていて「あの時あの30分ぐらい後に昭仁くんが来たんだよ」と言われてマジっすか!!??と驚いたものでした。そんなことあるんかいな。
確かに増えている昭仁さんのサイン。
そんな感じです。
広島と言えば!みたいな場所ほかにもあるのに全然訪れてないので、次に行く時はそちらにも足を運びたいと思いつつ、改めて尾道でのんびりする時間を持ちたいと思う私もいます。
とにかく旅が恋しい。
あとお好み焼き食べたい。何度でも。
18:香川県
今のところわたしにとっては47都道府県で唯一、住む前と住んだ後の両方で旅行に行った事がある場所です。
地元の高知県を出てから上京するまでの間、高松市に3年2か月住みました。それゆえ高松市に対しては、第二の地元と言っても過言ではない程の愛着があります。
いろいろな事があったし、各地で出来たいろいろな思い出を胸に何度も帰ってきた街。すでに懐かしい。
初めて高松市を訪れたのは、2005年の6月28日です。
19歳の誕生日にポルノさんが高松市でライブを行うと知り、絶対行きたい!!!と意気込んで、人生で初めて一人旅をする事を決めたのでした。
当日、初めて降り立った高松の地。
そのまま駅の外に出た時、向かいに佇むきれいで巨大な建物が真っ先に視界に入り。それがホテルだと後になって知った時には、いつかあそこに泊まってみたいと思ったものでした。
2017年12月、ポルノさんのライブ目的で東京から高松へと2泊3日の旅行をした際に、その願いをようやく叶えました。
『ホテルクレメント高松』、ロビーに入った時から豪勢さにわくわくしたものです。
セミダブルで海の見えない駅側の展望だったけど、高層階だから眺めは抜群だし室内そしてお風呂もめちゃくちゃきれいで。
ひたすら贅沢な気持ちで過ごせました。
身長168㎝が余裕で脚を伸ばせるバスタブたいへんうれしい。
駅の隣なので繁華街から離れているのがネックだけど、朝からフェリーを利用したいとか、他にもバスや電車を利用して市内を動きたい時には最高の立地とも言えます。
(この時は仕事終わりに羽田から飛行機乗って高松に着いたから到着が21時半とかだったので、空港からのシャトルバスがこのホテルを経由してくれるのもありがたかった)
また高松行ったら絶対泊まるんだ。
さてさて。
この時はライブが高松滞在2日目の夜に開演だったので、2日目は早起きしてフェリーに乗って直島へ行きました。
今でも「日本で一番好きな場所は?」などと問われる機会があれば、直島にある『地中美術館』と即答します。
2011年に高松に住み始めて半年ほど経った頃、当時の同僚さんから誘われた事がきっかけで直島を訪れて、地中美術館からの家プロジェクトといった島内のアートを一日かけてめぐる機会がありました。
それをきっかけに地中美術館を知って、以来何度となく足を運んだのです。
↑これは入場チケットと一緒に貰えるパンフレットの表紙なんですが、画像左上に四角形や三角形が見えますよね。
本当にあの形をして地中に埋まっている美術館なんです。
海側から島を見た時の景観を守るために、地上ではなく地中に造られた事がその名前の由来だとか。
照明を極力排して自然光を活かす設計は、晴れの日と雨の日、夏と冬、午前と午後などなど行く条件が変わる度に、全然違う表情を見せてくれます。
これはやっぱり言葉では説明し難い。
機会があればぜひ訪れて、あの空間を体感していただきたいです。
春や秋といった気候が穏やかな時期は混むので、いつも梅雨どきや真冬などの空いてそうなタイミングを狙って訪れたものでした。
晴れた冬の日に訪れた時の、仰ぎ見た青い空が忘れられない。
(なぜ館内で青空を仰ぎ見るかというのも行けばわかります)
直島内の他の場所を全部スルーして地中美術館狙いで行くのなら、朝10時台のフェリーで直島へ向かって、14時台のフェリーで高松に戻ってくるコースがおすすめです。
そしたら地中美術館を往復するシャトルバスの、バス停そばにある海岸の眺めと黄色い草間かぼちゃも一緒に堪能できるかと。
↑4枚目の写真はnoteでも何度もあげてます。お気に入り。
本当は1枚目の状態が普通なんですが、2017年に行った時は海が若干荒れてたのと満ち潮のタイミングが重なったのとで、草間かぼちゃがあるコンクリートが波を浴びて濡れて、凪いだ水面のように空を映していました。
ヒールの低いパンプスを履いていたのでかぼちゃには近づけなかったものの、遠くからでも美しい光景を見せてもらえたので大満足です。
(海風強すぎてとんでもなく寒かったけどな!)
海の駅で買ったマカロン、おそらくかぼちゃを模して上の方が尖っていると思われる独特のかたち。食べ応えあって美味しかった。
高松は他にも栗林公園(りつりんこうえん)という庭園が街中にあったり、高松港の近くに北浜アリーという倉庫街エリアがあったり、歩き回るだけでもいろいろな表情が見れてほんとに楽しいのです。
北浜アリーのカフェはどこ入ってもお洒落。
でも個人的に高松のカフェなら商店街の片原町側にある『まちのシューレ963』のランチが好きだった。メインから小鉢までなに食べても美味しかった記憶。
あと片原町駅近くのうどん屋さん『ゴッドハンド』の隣にあったカフェが野菜たくさん食べる事が出来てよかった記憶があるのだけど、店名も思い出せないし今グーグルマップで確認しても店舗情報出てこないしで悲しい。
電車に揺られて琴平の金刀比羅宮にも行きましたし(あの長すぎる階段いま行ったら頂上まで登れるんだろうかわたし…)、レオマワールドにも行きましたし。見どころたくさんの県です。
市街地から直島などの離島まで、いろいろ観たいし過ごしたいと思ったら3泊4日は欲しいかな。
また旅人目線で高松に行きたいすごく。朝から栗林公園行ったり!
最後に香川県と言えば忘れてはならないうどんの話題。
ガイドブックに載るような、美味しいと言われているところがことごとく高松の市街地から離れていて車が無いと行けないところにあるので、わたしが知ってるのは市街地近辺の範囲になってしまうんですが…。
個人的には瓦町駅から歩いて行けるところにある『手打十段 うどんバカ一代』最推しです。
ここの釜バターうどんは絶品。
卵を自分で割り入れて混ぜるタイプですが、わたしは上の写真のように黄身だけ入れる派です。
バターと黒胡椒のおかげでうどん版カルボナーラという感じのお味。
変化球ではあるけどそれを抜きにしても、ここのうどんを食べた時に「うどんの麺が美味しいというのはこういう事なのか」と実感した経験が忘れられなくてですね。
シンプルなお味でうどんそのものの良さを味わえるかけうどんをいつか試したいと思いつつ、ここでしか食べられない釜バターうどんの誘惑に抗えずいっつもそっちを頼んでしまう次第。
朝早い時間から営業しているのもありがたいです。市街地で朝うどんならここが良きかと。
あと先に挙げた片原町駅近くの『ゴッドハンド』の醤油うどんもこれはと思った記憶があるし、直島の海の駅で食べられるおうどんも素朴な味ながらもちゃんと麺が美味しくて、海風にあたりまくって冷えた身体にうれしかった事を覚えてます。
『うどん市場 兵庫街店』は、商店街の入り口にあって場所も分かりやすいし、高松駅からも気軽に歩ける距離なのでお昼ごはんや早めの夕ごはんに良いかなと。
郊外にあるショッピングモール『ゆめタウン高松』でうどんを食べるなら、2階フードコートの『麦まる』で釜玉うどんをどうぞ。ちゃんと茹で上げたばかりの熱々うどんで作ってくれます。天かすたくさん入れてね!
…書いてたら猛烈にうどん食べたくなってきた。
ギブミーおいしいおうどん。
19:愛媛県
地元である高知県からも、その後住んだ香川県高松市からもアクセス抜群な愛媛県なので、四国に住んでいた頃は何度となく足を運びました。
ポルノさんのライブで行く以外にも、職場の系列店舗が愛媛県にあったので、仕事で行く機会もちょいちょいあったんです。
高知に住んでた頃はマキシマム ザ ホルモンのアルバムを大音量で聴きつつ宇和島の店舗までドライブするのが楽しかったし、高松に住んでた頃は普段滅多に行けないモスバーガーをお昼ごはんに食べられる貴重な機会だったのが嬉しかった思い出。
上京して車に乗らなくなりモスバーガーもいつでも行けるようになった今では懐かしく振り返るばかりです。
仕事以外だとやっぱりポルノさんのライブで行った思い出が大きいです。
多分これまで7公演分訪れている筈なんですが、すべて松山市での公演なのに行った会場が愛媛県武道館・松山市総合コミュニティセンター・愛媛県県民文化会館・松山市民会館と何気に多岐に渡っています。
路面電車や汽車で行ける範囲にアリーナクラス・ホールクラス(2か所!)・ライブハウス的スタンディングクラスの会場がそれぞれある愛媛県松山市、何気に利便性の高い街です(謎の主催側目線)。
2015年に訪れた時は東京から向かったので、初めて松山空港を利用しました。インパクト大のオブジェとゆるキャラ『みきゃん』が迎えてくれましたよ。
観光客目線で言うと、欠かせないのはやっぱり道後温泉周辺。
2015年に訪れた時はちょうど蜷川実花さんとコラボ的な事をしていて、ニナミカさん独特の華やかなお写真が温泉街の風情と意外にマッチしていたのが新鮮に映ったものです。
何度も行っている割に道後温泉には入った事が無いので、ここも脳内のいつか行きたい場所リストに加えています。
2012年に行った時は、その近くの『大和屋本店』で日帰り温泉からのお昼ごはんを食べたものでした。大浴場が独特な造り(地下?)で陽が差すようになっててすんごい気持ち良かった思い出。
温泉浸かった後に個室で食べたごはん。
道後だと他にも2009年に行った時に立ち寄った『道後ぎやまんガラス美術館』もすごく綺麗で目が嬉しかった思い出があるのだけど、さすがに今のスマホには写真は残ってませんでした。。。
赤いシャンデリアの繊細なつくりを眺めつつ、前日にライブで聴いた『サウダージ』を思い出したりしたものです。
ところで松山・道後温泉と言えば夏目漱石『坊っちゃん』ですよね。
わたしは『坊っちゃん』を初めて読んだのが数年前だったんですが、新潮文庫版を手に取って表紙のイラストを見た瞬間「道後温泉駅だ!!!」と真っ先に驚きました。
路面電車の終点・道後温泉駅、『坊っちゃん』を読んだ事がある人なら実際に見た時に建物の外観におおっと思えるかも。
坊っちゃん列車にも一度だけ乗りました。
あれなかなか遭遇出来ないので、乗りたかったら時間を気にせずにその車両を狙わないと難しいですよね。
窓が無い車両だから冬場は寒そうだなと感じたものでしたが、今このご時世だと換気バッチリだろうし逆に歓迎されてそう。
あとはやっぱり松山城。
街のど真ん中に入り口があって、ロープウェイとリフトのいずれかで登れるんですけど断然リフトが好きです。
市内で一番高いところなので眺めも素晴らしいし。
大街道の交差点からリフト乗り場に行く途中にあるお店で買える『霧の森大福』が最高に美味しいので、抹茶が苦手でなければお試しくださいな。
他にも大観覧車『くるりん』とか、ラフォーレ原宿松山の跡地に出来た本屋さんの居心地が良い事とか、道後公園は春に行けば桜がきれいで秋に行けば紅葉がきれいだとか、『アサヒ』と『ことり』の対照的な鍋焼きうどんだとか、、、
書いてるうちに思い出して溢れてきた沢山の思い出にしんみりしつつ。また行きたいものです。
どうでもいいことですが、四国4県は高速道路で繋がってるおかげで高速バスの利便性がすごく良くてですね。
香川県高松市⇔愛媛県松山市なんて、JRで行くのと高速バスで行くのでは所要時間ほとんど同じぐらいなのに値段が倍近く変わってくるというバグのような現象が発生していたものです。おかげでいっつも高速バスで行ってた。
四国を巡る旅をご検討中の方には高速バスを有効活用される事をお勧めします。それともJRで乗り放題的なお得情報もあるのかな。乗り心地は圧倒的にJRの汽車が抜群なので調べる価値はありそう。
20:徳島県
ポルノさんのライブでは、これまでに三度訪れています。
そのうち一度目と二度目は高松市に住んでいた頃だったので、高速バスや汽車での日帰りゆえに観光らしい事を全然していないのです。
(ただ一度目は会場が鳴門市で、終電が21時過ぎという鬼のような時間だったのでライブ終了と同時に大急ぎで駅へ向かっただとか、二度目は朝から雪だわ四国内の高速道路全線通行止めになるわで辛うじて動いていた汽車で何とか徳島駅にたどり着いただとか、、、どちらもいろいろあったのでなかなか忘れがたい思い出になってます)
思わず撮ってしまった当時の天気予報。
ライブ会場がある徳島市に大雪注意報が出てたら開催も危ぶまれてたかも。
そんな感じで唯一のんびり過ごせたのは、三度目になる2019年2月、東京から訪れた時でした。
ポルノさん、昔はアリーナツアーの四国公演開催地には『愛媛県武道館』が選ばれる事が多かったように思うんですが、最近は『アスティとくしま』が続いてるんですよ。
なので必然的に徳島県に訪れる機会が増えているわたしです。
↑山梨県に続いてインスタのストーリーズにあげた写真なので文字が入っていますね。
とはいえアスティとくしま、他の会場と比べるとものすごく横長な造りで、どの席が当たってもステージとの距離が近く感じられるという幸せな空間であるのは確かです。
(アリーナで最後列が38列目って驚異的ですよね??)
なのでとても好きな会場。
…こんなこと書いてたらまたライブに行きたい欲が募りますね。うう。熱狂が恋しい。
気を取り直して。
徳島にもいろいろ名物があると思うけど、個人的に思い浮かぶのはやっぱり徳島ラーメンです。
細麺と濃い味のスープと生卵のイメージ。
しかし生卵があまり得意ではないわたしは、徳島駅前のラーメン屋さん『麺王』で鳴門わかめ入りを選びがちです。
いやだって美味しいのよ鳴門わかめ。食べ応えあるし。濃いスープの味わいに染まった口の中に優しい。
麺が見えないほど大量の鳴門わかめ。美味。
1泊2日の徳島旅で、2日ともお昼ご飯に同じラーメンを食べる人間です。
徳島ラーメン以外で思い出深いもの。
この時は立地最優先でホテルを選んだので、徳島駅の隣にあるダイワロイネットホテルに宿泊したんですよ。
で翌朝、朝ごはん食べられるお店ないかなって近辺をうろうろしてたら、すぐ近くに朝から営業しているうどん屋さんがありまして。
そこで食べた釜玉うどんと鳴門わかめの天ぷらがほんっっっっとに美味しかった。徳島でこんなに美味しい釜玉うどんが食べられるなんて…!!って感激したものです。茹でたて出来たてでした。
駅の近くにあんなお店があるなんて素晴らしいこと。
こないだ読み返していた本の間からこの時のレシートが出てきて、あのうどん美味しかったなあって久々に思い出したのでした。
駅前のダイワロイネットで思い出した。
ホテルの部屋から駅前のタクシープールを見下ろせたので気付いたんですが、徳島のタクシーって明るい色合いですね。
高松市では黒っぽい車体のタクシーばかりを目にしていた記憶があるので、県が変わったら全然違うんだなと思った次第。
あと徳島空港の立地も推したいです。
本当に海のすぐそばにあるので、晴れた日だと海と広い青空を気が済むまで眺められます。
徳島ラーメンのお店もあるので、早めに着いておいてのんびりするのも悪くないかと。
この時に見かけた展示物いったい何だったんだろう。
徳島に行かれるとしたら、徳島駅の中にあるスタバはいつ行っても大混雑なので、休憩するなら駅を出て大きな横断歩道を渡ったところにあるタリーズに行くのがおすすめです。
道路挟むだけでこんなに混雑度合いが違うのか!って驚けるかも。
徳島→高松のルートは高速バスであっという間に着けるので、四国旅行ご計画の際には徳島を入り口にするのもアリなんじゃないかなと思います!
21:高知県
ようやくたどり着きました我が地元高知県。
しかし旅行者として訪れた経験もそれほど多くなく、地元が山の中だったので市街地周辺のいわゆる観光地に行った経験もほとんど無く。
実際に今でも南国市より東には行った事ないのです。
それゆえ語れるほど詳しくなくて、桂浜とか高知城とかひろめ市場とか、いまだに言葉だけでしか知らない場所だったりします。
(ひろめ市場は2015年に行ったけど満席で何も食べられなかったの)
なのでだいぶ限定的ではありますが、旅行者として行った中では五台山の展望台と竹林寺が印象深いです。
ものすごく晴れてた。
高知の市街地を一望出来る最高の立地。
竹林寺はいつ行っても厳かで、清々しい空気感が落ち着くので好きです。
庭園のように苔むしたエリアもあって、どの季節に行っても目が嬉しい。
↑の写真の左下に少し映り込んでいますが、美しい五重塔もありまして。
その近くにある一言地蔵は、願い事をひとつだけ叶えてくれると言われています。
2015年に行った時にひとつ願い事をさせて頂いたんですが、そのあと叶ったのにいまだにお礼を言いに行けていない事を今になって思い出しました。なんて奴。
コロナが落ち着いたら高知県と香川県を巡る旅をしたいぞ。
あと高知県と言えば『日曜市』でしょうか。
新鮮なお野菜とかいろいろ眺めて買えたり、食事も出来たりする大規模な街路市です。ほくほくのいも天はソウルフードやで。
何年か前に行った時は、ひととおり眺め終わった後に帯屋町商店街にも行ったんですが、一緒に行った母からおいしいお味噌汁とおにぎりが食べられるお店があると聞いて、商店街の中にある出汁屋さんに連れて行ってもらいました。
出汁の専門店で味わえるお味噌汁なので美味しくないわけがない。
お店の場所も店名も覚えてないのが悔やまれます…。
高知空港では新顔のゆるキャラさんに会いました。
(どんなお帽子やねん)
まち・ゆうき→待ちゆうき、「待ってるね」という意味です。
これで終わるのも物足りないから何年か前に行ったわんぱーくこうちの写真を貼っておこう。
長閑、、、
もひとつおまけに。
足摺岬のお写真ないかなってカメラロール探したんですが、金剛福寺で見かけたわんこと展望台から崖下を覗いた時に見えた荒れた海の様子しか無かったです。天気悪かったんだね。
四国の最南端・足摺岬、そこにある金剛福寺は子供の頃からの初詣の定番でした。
車に乗るようになってからは、足摺スカイラインをドライブするのも好きだったな。ただただ懐かしいです。
九州・沖縄
22:福岡県
二度行きました。
一度目は2012年8月に、高松から新幹線で。
二度目は2015年9月に、成田空港から飛行機で。
これは福岡空港で帰りの飛行機を待ってる時ですね。ぶどう大福。
福岡空港から博多駅まで地下鉄で5分っていうアクセスの良さめちゃくちゃ羨ましいです。この時はジェットスターゆえ、成田からの出発だったので余計にそう思いました。
いまグーグルマップ見て確認したんですが、ほんとに街のど真ん中に空港があるんですね。
博多駅の外観いつ見ても好き。綺麗。
博多に行くと、いつも駅ビル内にあるラーメン店が集まってるところでお昼を食べます。いま調べたら博多駅2階の『博多めん街道』というエリアになるみたい。
お店たくさんあっていつも悩むんですが、2015年に訪れた時は一日目と二日目で違うお店に入ったようです。
徳島で『麺王』を贔屓にする保守性とは対照的。
相変わらず店名がわからないものの。
詳しい人ならこのお写真から特定できたりしますかね。
基本的に細麺派でこってりしたスープが好きなのでどこで食べても満足できると思うんですが、この時は上のお写真のお店がほんとに美味しくて幸せだったなあ。
あと二度目に訪れた2015年の時はチケットが偶然手に入ったので結構ギリギリのタイミングで参戦を決めたんですが、ポルノさんの会場が福岡サンパレスホールで、それ以外にマリンメッセ福岡でジャニーズのどなたかが同じ日にライブやる予定が重なっており、さらにまた近くの会場でも別のアーティストさんがライブやる予定があったそうで、博多駅周辺だとホテルが全く見つからなかったんです。
なので電車に乗って結構行ったところにあるどっかの駅前のホテルを予約して、ライブ終演後に結構な時間電車に乗った覚えがあります。
旅の計画はお早めに。
次に行く機会があれば、やっぱり門司港に行ってみたいな。
なんだかんだで海が好きなのです。
23:沖縄県
2014年に、ポルノさんが事務所の先輩BEGINさん主催の野外音楽フェスに出演する事が発表されました。
開催日は2014年6月28日、偶然にもわたしの誕生日。
ぜっっったい誕生日にポルノさん観に行くんだ!!!!って気合入れて決めて、上京して間もない頃で仕事も決まってなかったにもかかわらず羽田から那覇へと飛んだものでした。
(いまだに国外に行った事が無いので、今のところはこの時が人生で一番長いフライト)
この頃はもう車を運転しなくなって既に3年以上が経っていたので、レンタカーを借りたりなどの冒険はせず、沖縄のモノレール『ゆいレール』で行ける範囲の那覇空港やら那覇市内やらをうろうろして過ごしました。
モノレール滅多に乗る機会無いから、高いところを走るのが新鮮な眺めだった。
朝から夜までずっと晴れてて暑かったけど、じめじめしてないというか、不快感の無い暑さだった事をとても覚えてます。
あと青すぎる空と、街中のビルが変わった形をしていた事も。
晩ごはんに食堂のようなところで食べたゴーヤーチャンプルーがお皿いっぱいあって食べ応え抜群で、味もすごく美味しかったのです。
確か県庁前駅からこっち方面に歩いて行ったところにあったような、、、と記憶を頼りにグーグルマップを眺めて確認したところ『みかど』という食堂だった可能性が高そう。
あんなに美味しいごはんがリーズナブルに食べられるなんて素晴らしいことです。東京の沖縄料理のお店だったらきっとお値段倍以上するよ。
野外音楽フェスは『うたの日コンサート2014 in 嘉手納』という名前で、毎年BEGINさん主催で行われているそうで。
毎年恒例という事もあるのか、お客さんも沖縄県内の方が多かったのかな。スタンディングなのに最前列付近を争うように確保しあうといった事が全く無く、ゆっくり向かったにもかかわらずだいたい3列目付近ぐらいのすごく近いところで観れました。
ポルノさんはちょうど夕日が沈む時間帯で、夕暮れの空の下で『アゲハ蝶』や『ハネウマライダー』といった好きな歌を聴けて。
ライブ初参戦だった19歳の誕生日以来ぐらいの、幸せな一日を過ごせました。
ところで那覇空港ってフォトジェニックですよね。
水族館みたい。
そしてうっかり水族館を連想してしまった事で、美ら海水族館に行ってみたい気持ちが再燃しました。
だいたい那覇市内をうろうろした程度で海にも近づいてないし!暑すぎて挫けたから首里城にも行かなかったし!(行っておくべきでしたね本当に)
次に行った時こそなんかこうもっとザ・沖縄!!みたいな旅をしたい気持ちでいっぱいですよほんと。離島にも興味ありますとも。
まとめ&おまけ
実際に数えたらどれぐらいになるんだろうな~なんて書く前は呑気に思っていたわけですが、ほとんど覚えてない学生時代の修学旅行で行った場所を除いてカウントして、北から南へと順々に挙げていった結果23都道府県という着地でした。実質半分。
ライブ参戦がメインな以上、どうしても横浜アリーナとか大阪城ホールとかの贔屓にしがちな会場があるおかげで特定の場所に訪問頻度が偏ったり、金銭的な都合から居住地の近隣というアクセスしやすい場所を選びがちだったりする傾向が一目瞭然。
振り返る事で懐かしくなって再訪したい欲が高まったのと同時に、まだ訪れていない場所が24県ある事実にも未知の楽しみをもらった気分です。
とりあえず日本海を未だに見た事が無いので、実際に見てみたいんですよね。太平洋とも瀬戸内海とも違う印象なのかな、という予想を自分の目で確かめたい。
あと福島県とか京都府とか、行った事があると言い切ってしまっていいのかそれは…みたいな場所があったのも悩ましいところなので、今度はもっとその土地の魅力に飛び込みに行くつもりで思いっきり堪能しに行きたいです。積極的に叶えたいぞ。
でも本当はライブ参戦のための遠征がしたいです。
あの掛け替えのない時間がまた戻ってくる事を願わずにはいられないし叶うならどこでだって構わない。
いつかまた最愛の彼らにライブで逢えますように。
おまけ。
これまでに行った事がある都道府県を振り返る内容のnoteを書きたいな、と思い立ったのは9月26日、土曜日の朝のことでした。
出先のタリーズで思いついて、おうち帰ったら書き始めようと思ってわくわくしつつ好きな本屋さんに行ったらこの本が積まれてまして。
三浦春馬さんの『日本製』。
4年間かけて47都道府県を訪れ、文化・伝統・歴史・産業などの様々な「日本製」に出会った記録だそうです。
このタイミングでこの本の存在を知るってどういう事よ、、、と思いつつ、noteを書き終わったら読もうと心に決めていました。
時間かかりましたがようやく今日から読み始められます。
じっくり向かい合ってお話聞く気持ちで読みますね。