【文字起こし】議会の合意形成とは?@安芸高田市
YouTubeチャンネル「たなべ介三後援会」において、2023年09月24日に公開された動画「議会の合意形成とは?」を勝手に文字起こししたものです。
不都合等あればコメント欄にてご連絡ください。
議会の合意形成とは?@たなべ介三後援会
文字起こし
00:00
こんにちは
今日は2023年9月24日です
毎日、沢山の方が動画を見てくださっています
なのでね、今日もちょっと頑張って動画撮影してみようかな、
という感じです
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今日はですね
先日の予算決算常任委員会で僕が討論の中で言った言葉、
「市長の申し入れを”議会が”断った」
というやつですね
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僕も実は議員になる前にこの「議会が」というのはね、
非常に違和感がありました
こう言ったらアレなんですけど、
「で、あなたはどう考えているんですか?」
って言うのは、すごい思っていたのを今でも覚えております
で、もちろん議員になってから、
その辺がようやく分かるようになったというか、
「そうなってからようやく分かったのか」
と突っ込まれそうなんですけど
そういったところをちょっとお話できればと思います
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皆さん、ご存じかと思いますが、議会というものは合議体です
安芸高田市で言えば16人の議員がいて、
そこで話し合ってでた結論というのが
「議会が決めた事」
という事です
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16人もいればね、議員それぞれの色々な考え方があります
今回の市長の申し入れに関して言えば、
「受けるべきだ」
という意見もあれば、
「受けなくていいよ」
っていう意見もあるわけで、
それで出た結論っていうのが
「市長の申し入れは受けない」
というのが、
議会として決まった事なので、
それを受け入れないといけないという事です
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で、議会の合意形成というか、
議会としての結論を出す方法というのが、
実は一つの方法ではないという事です
16人全員が集まって、
そこで議論をする中で答えを導き出すというものだけではなくて、
議長の判断で決まる事もありますし、
委員会の判断で決まる事もあります
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で、この市長の申し入れの件については、
シセイチャンネルの方でも何度か説明というか喋った事あるんですけれども、
我々議員が知らなかったっていう事も実は何度かあります
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これは今の議長に限らず前の議長の頃からなんですが、
全員協議会で集まった時に、
「実は市長からの意見聴取、全協議会で申し入れをしたい」
というのがいついつ届いて
「もう断りました」
っていう報告だけを聞かされるっていう
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「おおいおいちょっと待てよ」っていう、
そういう事が何度かありましたし、
もちろんそこで
「それはおかしいんじゃないか」
というのは言いますけども、
もうそれはもう決まってたというか、
「全員協議会で申し入れをしたい」
というのに
「断った」
っていうのを全員協議会で聞かされるわけですよ
もう手の打ちようがないっていうね
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そんな事もあったりですね
もちろん異は唱えますけれども、
もう本当にどうにもならないという事です
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で、その他にも色々あって、
議運で決まった議会運営委員会の方で申し入れについてどうするかっていうのを
もうあの断りましょうという結論が出たので断りましたっていうパターンもありましたし
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なので申し入れを受けるかどうかを、
16人全体で集まって決めた事って、
僕の記憶じゃないような気がします
それは実は大きな問題だなと思っていて、
南澤さんが前々回ぐらいだかな、
だいぶ噛み付いたんですけど、
結局覆る事はなかったですね
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まあそういった事が行われてるので
「結構安芸高田市市議会って闇が深いのかな」という
議員の僕が言うのもあれなんですけど
なんとかねそこを打開したいとは思ってはいますが、
なかなか正直前に進まないというのが現状です
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この件のわかりやすい事例っていうのが、
確か12月だったと思うんですけども、
熊高さんが一般質問で市長とのやり取りの中で、
市長の答弁で
「実は12月の全員協議会にも意見聴取を申し入れてます」
っていう答弁をして、
熊高さんが
「え、そんなの僕聞いてないですよ」
みたいな、そういったやり取りをされています
これは是非ご覧いただいたらねいいかなと思うんですけれども
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熊高さんってあの議会運営委員会の委員です
で、議会運営委員っていうのは、
議会の運営をどうするかっていう話し合いをする場なので、
結構色々な案件を決める役割を持ってます
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だから全員協議会で16人で話して決まらない時は、
「ちょっと議運で、議会運営委員会でちょっとみんなで話し合ってくれ」
っていうね、
少人数、6人ぐらいになるんですけども、
そこで話を決めてください、とかね、
そういった事が行われたりします
割と重要なポストなんですけども
そこの委員がその情報を知らないという状況があって
それを聞いた時には
「結構やべえな」
っていうのは感じましたね
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で、今こうやって笑いながら言ってますけど
それを聞かされる時とか、
全教でね、
報告をこういう風に断ったって聞かされる時はこんなテンションじゃないですよ
はっきり言って
笑ってられないですから
だけどここで怒りを全面に出して喋るのも
せっかく見ていただいた方に申し訳ないので
笑い話のようなテンションで喋ってますけども
それぐらいちょっと僕はこの今現状ですね
「安芸高田市の問題点って結構深いところにあるなぁ」
という風に思っております
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こんな感じで、
あくまで議会の中のルールの中で戦っていかなければならないというのが現実です
なので多分、多数派形成をしたがるというか、
結局数の力という事になってくるので、
多数を取りたがる、
という動きになりがちなんだと思います
それは別にうちの議会に限らずです
別にそれも国会なんてもろそうじゃないですか
なのでそういった動きにはなるんですが
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まぁ確かにね、
そう多数派を取った方がスピード感は出るというのはあるんですけども
本来はAという案があって、
Bという案があって、
これをみんなで議論する中で、
Cというより良い案ができるっていう方が、
あるべき姿じゃないかなとは思うんですけれども
どうしてもやっぱりAという案とBという案、
どっちが良いかっていうだけの議論をしちゃうので、
なんか、難しいんだろうな、
という風に思っております
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とはいえ、今のままでいいとは思っておりません
なので色々な事を駄目なものは駄目、
おかしな事はおかしいっていうのは言い続けていきます
07:15
ただじゃあそれを僕が言ったからといって、
必ずしもそれが通るというわけではない、
というのが議会としての結論、
だという事を皆さんもねご理解いただけたらと思いますし、
そういった中で、
皆さんのお住まいの自治体の議会でも、
物事の決定というのはそういう風に行われてるんだというのを
ぜひ知っていただけたらなと思います
07:45
はい、今日もまた薄暗くなってしまいました
まだね、ちょっとね、取りたいテーマってね、色々あるんですけれども、
またね、明日撮影できたらいいかなと思います
では今日はこの辺で終わります
ご視聴ありがとうございました
以上。
関連資料
安芸高田市の田邊介三議員のYouTubeチャンネル
「田邊 介三」の読み方は「たなべ かいそう」らしい。
また、「熊高 昌三」は「くまたか しょうそう」と読むらしい。
安芸高田市の方では人名の「三」を「そう」と読ませる事が多いのかな。
令和4年第4回定例会(12月)定例会 一般質問 熊高議員(12月13日)
文字起こし 03:59 で言及されていた動画です。
01:13:35 に「それに対しても 執行部は議会に対して意見聴取を申し入れています」とありました。
この熊高議員の一般質問は面白いので、01:07:03 から始まる「最後の質問、4番 政治改革」だけでも見てみて欲しいです。
会議録:令和4年第4回定例会(12月)定例会 一般質問 熊高議員(12月13日)
12月13日 一般質問(熊高・先川・山本(優)・田邊・南澤)
https://www.akitakata.jp/akitakata-media/filer_public/48/4e/484ed7f9-10dd-4772-85a5-827ac22d99a8/sokuhou-han-aki-takadashi-rei-wa-4nen-dai-4kai-teireikai-r041213.pdf