昼夜逆転は低周波騒音のせい?
存在する低周波音
大多数の人は、いわゆる低周波音が聞き取れない。
それを浴び続けるうちに、聞き取れるようになることがある。
(7.83Hzの純音などでも、音量を上げれば聞き取れたりする)
音として聞き取れなくても、振動として感知出来たりする。
音や振動として感知できなくても、具合が悪くなることで低周波音の存在に気付く。
低周波音って、そんな感じ。
昼夜逆転の原因?
低周波音の発生源は様々。
例えば、波音、ジョギングの足音、風の音にも含まれる。
自動車の走行音、飛行機のプロペラが回る音……。
地震の地鳴りにも含まれるので、地続きのどこかで地震が発生して地鳴りがこちらへ近付いてくると、不安に感じたり、逃げ出したくなるかも。
このように、低周波音は様々なものに含まれているので、大抵の人が、常時何らかの低周波音を浴びているとも言える。
周波数、強度、それが続く時間、響き方、浴び方は様々。
住宅密集地に住んでいて、近所の家でエコ給湯器を毎日深夜運転させていると、それから発生する低周波騒音のせいで、不眠になるかもしれない。
そしてそのエコ給湯器が日中は運転しないなら、被害者は夜中に眠れず、日中は眠れるという昼夜逆転の状態になるかも。
存在不明の低周波音を探す
例えば、リオン社の低周波レベル計など、特別な精密機械を使い、条件を守って計測すると、低周波音が見つかるかも。
この「条件」と言うのは、上述の通り、風にも低周波音が含まれるので屋外では計測しない、等。
低周波レベル計は、札幌市など大都市で市民に貸し出している。
2024.10.2