低周波騒音・個人的対策
「地獄」の始まり
最初は、就寝時に「ブーン」というかすかな音が聞こえていた。
プロペラが回るような音だ。
低周波騒音は「知ったら地獄」と言われている。
環境音楽
「ブーン」が気にならなくなり、なおかつ入眠の妨げにならないような環境音楽を探した。
そしてそれが朝まで再生されるように音響機器をセットして就寝するようになった。
デジタル耳栓
その後、突如として「症状が劇的に悪化した数日間」があるが、それは別の機会に記述。
その間も、環境音楽は流しっぱなしで、さらにデジタル耳栓を購入した。
デジタル耳栓は、充電して使うタイプで、例えばエアコンの運転音や、飛行機の機内で聞こえる雑音・騒音が、ある程度軽減される。
一般的に耳障りな特定の音域がごっそり打ち消される感じで、結構優秀だった(ノイズキャンセリング)。
一時期、デジタル耳栓を装着して就寝していたが、寝返りを打つと外れてしまうこともあった。
しばらく前から未使用。
震度5強とブラックアウト
例の地震で、拙宅周辺は約2日半、ブラックアウトになった。
近所で庭に発電機を置いて使っている家もあったが、大抵の家は完全に停電。
街灯も点かないので、日没後は真っ暗。
屋外を歩いていて、万が一誰かに鼻を摘ままれてもわからないほどの暗さで、夜空に星が綺麗だった。
問題なのは、例の「ブーン音」。
ブラックアウトで付近一帯停電しているのに、その音はまだ存在していた。
日中は生活騒音がある程度存在したが、日没後は比較的静かで、屋外でもその音が聞こえていた。
(もちろん屋外より自宅内の方が大きく聞こえる)
「ブーン」の原因は、隣家の換気ガラリが主犯だろう
と推測していたが、ひょっとして、停電時の低周波騒音は、近所のDocomo携帯電話基地局や、他社のソレから出ているのか?
それまでは、(近所の家で使用している)エコ給湯器と換気ガラリを敵視していた。
けれども、万が一携帯電話基地局からも常時出ているなら、どうにもこうにも太刀打ちできない。
お手上げ。\(^o^)/
7.83Hz
そうこうしているうちに、
・5Gのサービス開始。
・夏は近隣でエアコンを使用。
・エコ給湯器やエアコン、24時間換気システムを設置した家が近所に建つ。
といったことが発生(一部現在進行中)。
何かの拍子にシューマン周波数を知り、7.83Hzの音源を見つけて再生。
すると、拙宅内で常時聞こえる「ブーン」音が聞こえない。
7.83Hzの音で打ち消される。
そして今も7.83Hz
これに気付いて以降、自宅にいる時は、常時7.83Hzの音をほとんど流しっぱなし。
違う種類の環境音楽を聴きたい時は、その音楽に7.83Hzの純音を重ねて編集したMP3を聴く。
パソコンで映画等を見る時も7.83。
もちろん就寝中も7.83。
外出から帰ると、すぐに音響機器の電源を入れて、7.83か、あるいは7.83を混ぜた音楽を流す。
自分に合う音を探す
拙宅の場合は、7.83Hzの音で「自宅外に発生源がある低周波騒音」の音を「ノイズキャンセル」出来る。
人の住環境や騒音の発生源は様々なので、ノイズキャンセルしたい場合は、色んな音を試して下さい。
・ブラウンノイズ、ホワイトノイズ、オレンジノイズ
・波音(録音した地域によって音の感じが異なる)
水音、滝の音、雨音、暴風雨、雷雨
・オルゴール
・扇風機の音 etc…
結局、低周波騒音の発生を止めなければ、騒音に音を重ねることになりますが、その「重ねる音」によっては、低周波騒音が気にならなくなったりします。
眠りに落ちる瞬間に聴く音楽に、人の合唱が含まれている方がいい場合もあるかもしれません。
また、住環境や現在聴いている低周波騒音の音質や音量は様々です。
状況次第で、「7.83Hzの音が全く効かない!」ということもあるでしょう。
並びに、7.83Hzの音を運転中に視聴するのは危険なので、安全な場所で視聴するようにしましょう。
(2024.1.14)