件名:【三井住友カード当社サイトご利用制限のお知らせ】
約1ヶ月前、2024年12月15日(日)14時02分に届いたフィッシングメールです。
# なかなかフィッシングサイトが潰れなかったので、ネタにできずにいました。
うん、三井住友カード感、全然ないメールアドレスだね。
表示名に「SMBCカード株式会社」って書いたからなんだっていうのかな?
電話口で「オレだよ、オレ」って言っているのと同じですよ?
全角英数字やめよ?って情報の授業や情報リテラシの講義で習いませんでしたか?
1文、長すぎ。
国語の成績、悪いでしょ?
このURLが、まんまフィッシングサイトのURL且つリンクです。もう少しやりようがあるでしょう?
ホスト名(smbctest)に"SMBC"の文字列を含めているのですが、ドメインが"masskarafestivals.com"ともう絶望的にダメです。
そうそう、ホスト名にヒトのメールアドレス(test@example.com)のローカル部(test)を含めるの、やめてもらっていいですか?
# 後述もしますが、ホスト名は任意の文字列でサイトに繋がりました。
フィッシングメール如きにそんなこと言われる筋合いはないし権利もない。
以下、稼働していた時点(2024年12月15日(日)20時頃)のフィッシングサイトです。
上述しましたが、このフィッシングサイトのホスト名は任意の文字列でも(あるいはなくても)同じページを表示していたので、攻撃者を煽る(口撃する)べく、変なURLでのアクセスにしていますがご愛嬌。
このフィッシングサイト、手抜きのようで、IDに日本語(マルチバイト文字)を含めてもログイン(?)できました。
# きちんとした(?)フィシングサイトでは、文字種/文字数をチェックします。
メールで「ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので」とか言っておいて、結局それとは無関係に本人確認必要らしい。
アカウントにカード番号紐づいているはずなのに、再度求めてくるのはお約束。
確認するとしても、セキュリティコードや有効期限くらいでしょ。知らんけど。
カード番号はググれば出てくる例のテスト用の番号を入力し、有効期限は期限切れの月日を選択します。いつも通り(攻撃者をバカにしています)。
セキュリティコードは考えるのも面倒なので、画面の例に出ている"123"で。
生年月日は、1543年01月31日生まれとしました。
カード名義人は、俺たちの征夷大将軍の徳川家康です。
# ただの思いつきです。
電話番号は、存在しない1から始まる市内局番の番号です。
[次へ進む]ボタンをクリックすると、読み込んでいる感の演出を見せられます。バックグラウンドで正規サイトやカード払い等を試しているんでしょうか。
怒られます。
フィッシングサイトによっては、この手のチェックはせず送信してもらったら、ごちそうさまする場合もあります。