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食べることは 生きること

昨年コロナ禍での食事作りを

辛いものからワクワクするものに変えてくれたのは

料理家のSHIORIさんだった。

元々食べることは大好き。

でも料理をきちんと習ったことはなくて。

24年間実家にいて

結婚して急に人様に料理を作るようになったものだから

料理本と睨めっこしながら作ったものの

出来栄えはイマイチ。食べれなくはないけど。

基礎がないのに近道をするなんて出来るはずないのに

ワーママで時間がとにかくなくて

時短料理や当時流行っていた作り置きばかり。

でもそんな生活を続けていくうちに

疲弊していく自分がいた。

もちろん子育てしながらの仕事による疲れもあったと思うが、

それよりも

本来大好きだった『食事の時間』が

楽しくなくなってしまったのだ。

疲れて時間が無い中、パパッと作った料理は

やっぱり味気ない。

し、有り難みを感じながらしみじみ食べることもない。

作る過程と同じで、心ここに在らずで食べている自分に気付いた。

そんな時第二子を妊娠。

ここには詳しく書かないが、

働きながらの妊娠生活と一人目育児は想像以上に大変で。

さらに料理を楽しむ余裕は失われていった。

そうこうしているうちに、このコロナ禍だ。

唯一の楽しみだった外食は子供を産んでからなかなか行けなくなっていた。

それに加えて外に出られない。

2人の乳幼児を守りながら過ごす毎日に強いストレスを感じていた。

そんな時に出逢ったのがSHIORIさんのインスタライブだ。

次女の寝かしつけ中や2人が寝た後にこっそり観るのがすごくすごく楽しかった。

早く作ってみたい。どんな味なんだろう。久しぶりにワクワクを感じた。

※実は1回目から欠かさず全部の回を見て、全部のレシピをメモしていた(最初の頃はうまくアーカイブに残らないことがあったりだったので、冷や冷やしながらメモしていたことが懐かしい)。

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SHIORIさんのことをインスタでフォローしたきっかけは

昔アトリエの料理教室に行ったことがあったからだ。

もちろん作ってあげたい彼ご飯シリーズも持っていた。

でも当時はSHIORIさんの内面までは知ることは出来ず

ただただ

可愛くてお料理が上手で行動力のある方

という印象だった。

その印象は今でも変わってはいないが、

インスタライブで知ったSHIORIさんのお人柄に惚れない人はいないだろう(と思うくらいには崇拝している)。

いつも筋が一本通っていて

努力に裏付けされた自信があって。

こんなことを言うのは差し出がましいが

どんな雑用でも良いから、一度で良いから一緒に働いてみたいと思った。

でもきっと殆どの視聴者がそう感じているだろうと思い、

どうしたらSHIORIさんの目に止まってもらえる?と考えた時に閃いたのがめいさんの質問箱だった。

そしてそこで不躾にも聞いてみたら、

本当に本当に丁寧に回答いただき

なんだこの温かいコミュニティは!ますます働きたい!と思ったのを今でも覚えている。

なのでこのnoteを始めたきっかけは

今、この瞬間に感じていることを書き留めたい

という想いが一番だが、

SHIORIさんへのラブレターをしたためたいという下心もあってのことなので悪しからず。。

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話が脱線しまくってしまったが

とにかく食べられるものを作って食べる!

から

どうやって旬の食材を美味しくいただこう?などと考えて

家族のため自分のためにゆっくり時間をかけて料理が出来るようになったのは

完全にSHIORIさんのおかげだ。

食事が身体を作っているというのは子供たちをみていると特に実感するし

長い工程を経て完成した料理には愛着すら湧く。

食事を食べてる家族に食材や作り方などあれこれ説明したくなる。

その時の私は久しぶりに自分のために自分の好きなことをして、そして家族が笑顔になるという最高の幸せを味わい生き生きとしていた。

食べることは生きることなのだと

改めて感じた自粛期間であった。

娘のお昼寝中に書き上げたので、拙い文章で申し訳ありませんでした。








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