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鹿児島岐阜青少年ふれあい事業🎀

7月26日から29日に行われた鹿児島岐阜青少年ふれあい事業に参加しました!
本研修は2年連続の参加が原則となっている研修です。研修が終わって2ヶ月ほどが経過しましたがもう来年の研修が待ち遠しい😭

今回の研修は岐阜県で行われ、岐阜県庁への表敬訪問に治水神社や郡上八幡の城下町散策、白川郷も見に行きました👀鮎も掴み取りしました!チームごとに分かれて与えられたテーマに沿った発表をしたり班に分かれて散策をしたりあっという間の4日間でした。

ところで、鹿児島県と岐阜県は姉妹県としてこのような交流を行っていますが皆さんは両県が姉妹県になるきっかけとなった出来事をご存知ですか?

実は江戸幕府の命令で薩摩藩が行った治水工事がきっかけとなっているんです!

この治水工事は、宝暦治水という本のはしがきに「江戸幕府の三百年に及ぶ政治のなかで行われた治水・治山に関連する多くの土木事業の中の一つではあるが工事に参加した人数、投下された費用の額、工事期間の長さからいっても、特筆すべき大規模工事であった。」と記されるほどのものでした。
この工事によって多くの藩士たちが犠牲となっています。
また、この工事の指揮を執った平田靫負は多くの犠牲者を出したことや工事費を想定より多く費やした責任を取って自害されたのだそうです。
最期は薩摩藩に帰ることなく生涯を終えた平田靫負のこのお話は、鹿児島では小中学生の道徳の授業の題材になるほど有名です。

この一連の工事によって流域に住む人々は、洪水に苦しむことが少なくなったことを喜び、工事に従事した薩摩藩士を「薩摩義士」と敬い、その偉業をたたえられたそうです。(岐阜県ホームページより)今回の研修で訪ねた治水神社も工事で亡くなられた薩摩義士たちが祀られているため、岐阜の人々が薩摩義士を讃える思いが伝わりました😌
(実はこの記事のヘッダーは治水神社の写真なんです!)

その後岐阜県と鹿児島県は、昭和46年7月27日に姉妹県盟約を結んだのだそうです。とても素敵な結びつきですよね。。

今回の研修で、岐阜の人々の薩摩義士を思う気持ちや団員の温かい歓迎、鹿児島には無い岐阜の景色と感動など様々な思いを鹿児島に持って帰ってくることができました!
来年は岐阜の団員の皆さんが鹿児島に研修に来る番です。もっと本研修までに鹿児島の事を知らねば、、と若干焦っています笑

その一歩として今年中にカゴシマシティビューに乗りたいなーとぼんやり考えたり来年2月の鹿児島検定の受験を決めたりと本格的に鹿児島の勉強を始めました!

そして、8月から鹿児島市の事業に参加して鹿児島市のキャラクターグッズも考えています☺️12月までの4ヶ月間のプロジェクトなのでこれが終わった後にまたレポートを上げる予定です!お楽しみに🌟

投稿の前半にあるこの治水工事についても是非調べてみてください!


出典

・宝暦治水;歴史を動かした治水プロジェクト.牛嶋正.2007.全体282ページ
 (はしがき部分)

・岐阜県と鹿児島県の姉妹県盟約締結
 https://www.pref.gifu.lg.jp/page/9285.html

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