化学療法(抗がん剤治療)#3

 8月に入り、抗がん剤治療の方は順調で白血球の悪い物質が1%くらいになって(後に悪い白血球はなくなります。)、良い白血球がこれから作られていきます。入院してから、血小板や赤血球の輸血を結構やっており、改めて、献血の大切さ等を実感しました。血小板が不足すると、鼻や口から少し出血しだしたり、血便などがありました。輸血するとすぐに症状は治ります。

 息子は、相変わらず食事は取らずにガリガリでした。1歳3ヶ月にして、身長70センチ、体重7.5キロでした。

男の子/身長73.0~82.8cm 体重8.2~11.8kg(1歳3ヶ月の平均)

 点滴で栄養を賄ってる感じでした。親としては、食べて欲しい気持ちは大いにありましたが、患者さんの話を聞くと、薬の副作用でご飯が鉄の味がするなど声も聞きました。(揚げ物やカップラーメン等を食べてる子いました。)息子は、まだ1歳で会話は出来ませんが、嫌がってるのはとてもわかりました。なので、治療の期間は、辛抱しようと決めました。

 血液検査の方順調でしたが、熱や下痢がまだ止まらないので、急遽CTを撮ると、肺炎はまだ完治していませんでした。肺炎が良くなるまでは、クリーンな部屋で隔離となりました。

 普通の人は、空気中にバイ菌がいても白血球が戦う力があるので、なんともありませんが、息子の白血球は、戦う力がなく肺がカビだらけになってしまうみたいです。それが原因で肺炎になると言っていました。

 肺炎の完治までは、1ヶ月以上かかりました。




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