27. 集約しなければ霧散する
こんばんは、しいまです。
今日も昨日に引き続き、
「学び」をどうまとめるか。
反復していくために、どう圧縮していけばいいか。
について考えていました。
「本を読むんだけど、気づいたら忘れてる」
「学習はしてるはずなのに、なんか変わってる気がしない」
と感じる方のヒントになれば、幸いです。
* * *
昨日
・実際にする行為
・その行為の意図、役割
をノートに書くと言いました。
「ノートは使うために書くもの」
と再定義しました。
それで、その続きなんですが、
では実際にどんな感じでノートに書くのか?
それは、
全部一言で言える量にすること
です。
なぜか?
一言で言えると、普段反復がしやすく、口ずさみやすいからです。
すると、
思い出しやすくて、使いやすいんです。
学ぶことが多くて、あれもこれも書いておきたくなる気持ちはわかります。
わたしがそうでした。
だけど、ノートは日常で使うために書くものと定義しました。
なら、日常で使いやすい形を最優先にして、
他は捨てます。
まぁ捨てるといっても、原本は残ったままなので、
日常で使うことが当たり前になったその後で、
もう一度読めばいいですね。
むしろ使うようになってから読むと、
前は気づかなかったことに気づけそうですね。
さて、話を戻して、
一言で言えるなら、文章でも良いですが、
おすすめは、名前にすることです。
特に技名。
料理でもサッカーでも、
技名ってあるじゃないですか。
あれって、技名をとっかかりに、
一連の動きが引き出せますよね。
それはつまり、
「一連の動きを、技名の一言に集約してる」
ってことですよね。
あの感じ、
あのプロセスが、
「日常で使えるようになる」
ってことなんだと思います。
まとめると、
学びに対して、一言で言える名前をつけること。
ゲームでの技名をつけるぐらいの感覚で、
自分が思い出しやすい名前、印象に残るキーワードにすれば十分です。
そして、その名前を唱えることをトリガーにして、
一連の動きが発生するようにしていくこと。
これもゲームでいうと、
呪文を唱えたら、魔法が発動する。
詠唱を唱えたら、強力な魔法が発動する。
みたいな感じですね。
そうして、使える技を増やしていくこと。
それが学びを身につけていくこと。
なので、ノートには
技名
L 行為
L 意図
と、技名に集約するように書こうと思います。
・・・ただ、とはいっても、
感覚とか言語化することが難しいものもあると思います。
技名が思いつかないこともあると思います。
でしたら、
そういう言語化できないものに対しては、
精油(エッセンシャルオイル)をつくると見立てて、
その香りに名前をつける
と思ってみてください。
清々しい冬の早朝の香り とか。
言語化できないものは、言語ではなく、
音か、香りで捉えた方が良いです。
音も香りも、同じように言語化しにくいものですからね。
だけど、音や香りは認識できるし、感じられている。
だから、
言語化できない学びに対しては、
「香りに包まれた」とか
「音に浸った」とか
音や香りを通じて解釈したり、見立てたりすると、
付き合い方が浮かんでくるんじゃないかなと思います。
だって、音も香りも、人間なら
これまでの人生で、絶対に付き合うことあったはずですからね。
音や香りに関しては、関わり方を知ってるはずです。
まとめると、
今回お伝えしたかったのは
「集約しなければ、霧散する」
だから、
「一言で言える名前をつける(技名や香り名)」
です。
わたしもこうやって、
ノートには集約した名前を書きまとめて、
日常で使い倒していこうと思います。
それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました。
小さな変化が、心地よさへとつながりますように。
その心地よさが他の人へも広がりますように。
しいま