25. 「空白」への認識を変えたい

こんばんは、しいまです。


今日は「空白」について、考えることがあったので、
そのことについてお話をさせていただきます。


似たようなことを考えたことある方の
何かしらのヒントになれば幸いです。



* * *

昨日、掃除をして、

床や机の上にものがなくなってスッキリしました。


それで今までものがあったところが、

まっさらになって、空白になっていました。


空白になってると、使いやすいし、

パッと行動したくなった時に、

「まずどけてから」と1クッション入らなくて良くなるので、

やっぱり良いですよね。


ただ、

そんな空白をみていて、

改めて感じるものがありました。


それは、

「守ろうとしないと、空白って簡単に汚染されるよな」

ってことです。


たとえば、

机の上に何もものが置かれていない、
まっさらな状態だったとき、

「こんだけ綺麗だったら、少しの間書類置きっぱでもいいか」

とか。

特に何も用事が入っていない、余裕のある土曜日、

「これだけ時間があるんだったら、ちょっとぐらい遊んでてもいいか」

とか。



散らかってるときは、「綺麗にしなきゃな」と考えるのに、

綺麗になったら、「ちょっとぐらい散らかしてもいいか」と考える。


・・・なんでこんな矛盾してんだろ。わたし。


と考えることがありまして、

それで

「そもそも、空白って『間』でしょ?

 色々な本で『大切!』って言われてるのに、

 なんでこんなすぐに空白を埋めようとするんだろ?」

と思いました。



で、思い出したのが、

この地球では重力が働いているのと同じように、

「エントロピー増大の法則」があらゆることに働いている

ってことです。


エントロピーとは

「散らかり(無秩序)」の度合いを示す言葉です。

物理学ですね。


一言でいうと、

「放っておけば、あらゆることは散らかっていく」

という法則だそうです。


コーヒーを放っておいたら、熱が散っていくように、

部屋も放っておいたら、散らかっていく。


逆を考えると実感湧くと思いますが、

放っておいたら、熱が集まっていた
放っておいたら、部屋が整っていた

これはありえないですよね?

それだったら、
コーヒーを放置したら、火傷しそうで飲めませんよね。


こういうのが
エントロピー増大の法則だそうです。


空白がすぐに汚染されるのは、

この法則が働いてるんじゃないかなと思いました。


なら、どうするか?


意識して守るしかないわけです。


自然の法則が無秩序さを増していく方になってるなら、

放っておいてもととのっていくことにはならないので、

整えるのは人の手で守って保っていくことがいるわけです。

コーヒーが冷めていかないように、保温したり温め直したり、

部屋が散らかっていかないように、使ったらこまめに整えたりするように、

空白を汚染させないように、空白を保てるようにしていくってことですね。


まぁ、だからといって「空白を使わない!」ってなると、
本末転倒ですけどね。


だから、

空白は、白紙の小切手

と見立てても良いかもしれません。


空白は、あらゆる可能性が生まれる源であると。

全ては空白から始まると。


そう見立ててれば、

空白を無自覚に汚染させることが、

なくなるような気がしませんか。


そう見立ててれば、

空白を空白のままで保っていても、

何かで埋めないとと思うことも、

なくなるような気がしませんでしょうか。


空白との付き合い方が良くなれば、

紛らわすための行動がなくなっていくと思っています。


見たいほどではない動画を見て時間をつぶしてしまうこととか、

空腹を嫌がって食べたいほどではないものを食べてしまうこととかの。



とまぁ、こんなふうに考えが浮かんできました。

今後は、

空白は、白紙の小切手。

あらゆる可能性の出発点。

そして、空白は汚染されやすい。

だから、意識して守ること。


との見立てで過ごしてみようと思います。


そうして、

空白があることを嫌だと思って、埋めようとするのではなく、

空白をこまめに作ろうとして、

空白を大切にしていて、

空白があることを歓迎できる


そんな設定の自分で過ごしてみようと思います。

良い感じだったら、この見立てを本採用で。




それでは今日はこの辺で。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。




小さな変化が、心地よさへとつながりますように。
その心地よさが他の人へも広がりますように。

しいま

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?