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ぼくと子どもと絵本…その6

 こんばんは…。この記事を書いているのが夜だったもので、こんばんはと挨拶してみました。
最近は子どもが少ない保育園に慣れて来てしまって、良いのやら悪いのやら…。でも、せっかく子どもが少ないんだから普段だったらなかなか出来ないような事を子どもたちとやってみたり、皆が揃ったらやってみたい事を計画したりなど、考え方を切り替えて予定外にできたこの貴重な時間を有効的に使うようにしています。
今日も2歳児クラスの子たちと園庭で数種類の葉っぱを取ってきて、絵具をヌリヌリ…。その上から画用紙を押し当てて擦ると、綺麗に葉っぱの形や葉脈が画用紙に表れて、子どもたちからも歓声が上がっていました。

と言う事で、この絵本シリーズも6回目。本日紹介する絵本はコチラ。

こわくないこわくない

作: 内田 麟太郎
絵: 大島 妙子
出版社: 童心社

おススメpoint
1.子育てあるある
2.オバケとのやりとり

1.子育てあるある
お母さん、お父さんなら誰でも大きく頷ける事だと思うけど、主人公の「まーくん」は、なんでも反対ばかり言うイヤイヤ期の男の子。
  お父さんが「ハトがいるね」と言っても「いない」
  お風呂で「あったかいねぇ」と言っても「あったかくない」
そんなやり取りが自分も体験したな~って思わずクスッとしてしまう。
また、そんなまーくんの姿を両親が楽しんでいるように描かれてる感じが好き。実際の子育てはそんな余裕もないかもしれないけど、後で振り返るとい思い出だから余計に共感できちゃう。

2.オバケとのやりとり
まーくんが眠ると夢を見ます。そして夢の中でオバケが…「こわいかこわいか」って聞いてきます。当然まーくんは反対の事をいうので「こわくないこわくない」と。オバケもまーくんに対抗して、ドンドン怖い姿に変身していって…。保育園で子どもたちと読んでると、ここのやり取りが一番盛り上がるポイント。1歳児クラスで読んでると、中には「こわい」と言って逃げたり泣いちゃったりする子もいる。それがわかってて、ついオバケが怖く変身していくのに合わせて声も怖くしていってしまう僕。
最後はハッピーエンドで終わるから、絵本を見てる子たちもホッとして終わるストーリーなんだけど、この緊張安心を味わえるところも人気の秘密なんだろうな…って思う。

かわいらしい絵や、ほのぼのとしたストーリ―もとってもいい。オバケ関連の絵本は数あれど、僕の中ではナンバー1。
まだ読んだことがない人はぜひ読んでみて欲しい一冊です!


最後まで読んでくれてありがとうございました(^^)


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